暗記表
労働衛生(有害業務に係るもの)の暗記表24項目
有害因子、作業環境管理、作業管理、健康管理を第一種・特例第一種向けに整理する。キーワードと章で絞り込み、表の行をクリックすると 要点の全文が開きます。各項目から五肢択一問題へ直行できます。
24項目
| 項目(クリックで詳細) | 覚え方 | ひっかけ注意 | 問題 |
|---|---|---|---|
| 作業環境測定と改善の考え方 | 環境改善=場を測り源・風・位置へ戻す;測定目的=場の平均と顔の近くを分ける;測定七項目=いつ・どう・どこ・場・値・誰・その後 | 作業環境測定は、個人の健康診断を行うものだと考える。場の測定は空間・時間の状態を示し、発散源や設備の改善効果を評価するために用いる。 | 五肢択一問題へ |
| 作業環境測定と改善の考え方 | 異常値確認=測定と現場を同時に疑う;対策順位=除去・密閉・局排の後に保護具 | マスクを配れば、作業環境の設備改善を省けると考える。保護具は残留リスクへの対策なので、発散源と伝搬経路を先に改善し、再測定する。 | 五肢択一問題へ |
| 保護具・緊急時対応・教育 | 保護具逆算=危険形態・濃度・酸素から選ぶ;破過管理=臭い・外観より交換時刻を管理する;面体密着=高性能フィルタも隙間で迂回される | 防毒マスク一種類で、粉じんも酸素欠乏も防げると考える。正しくは、フィルタや吸収缶には対象と限界があり、酸素欠乏では給気式など別方式が必要になる。 | 五肢択一問題へ |
| 保護具・緊急時対応・教育 | 立入禁止=危険場所を区切り見やすく表示する;教育記録=五項目・事例・参加・結果保存 | 教材を準備すれば、対象者や講師を含む計画と実施結果の保存は省けると考える。正しくは、対象・日・場所・講師・教材を計画し、災害事例と参加型方法を用い、実施結果を保存する。 | 五肢択一問題へ |
| 化学物質の侵入経路とばく露低減 | 吸入源対策=吸う前に源を囲って吸い取る;手袋選定=物質・材質・時間で選ぶ;経口経路=手・衣服・容器で断つ | においがしない空気は、吸入しても安全だと考える。臭気の感じ方と有害濃度は一致しないため、発散源対策と測定で判断する。 | 五肢択一問題へ |
| 化学物質の侵入経路とばく露低減 | 上流対策=人に着ける前に源を替え閉じる;リスク式=危険の強さに量・時間・換気を掛ける | SDSの有害性区分が同じなら、作業リスクも同じだと考える。正しくは、実際のリスクは有害性だけでなく、量、頻度、発散性、時間、換気で変わる。 | 五肢択一問題へ |
| 有機溶剤の健康影響と管理 | 蒸気吸入=液体を見ても危険は蒸気で吸う;溶剤所見=皮膚と末梢・中枢神経を分ける;フード配置=源・顔・フードを一直線にしない | 液を皮膚へ付けなければ、有機溶剤にはばく露しないと考える。揮発した蒸気は呼吸器から取り込まれるため、発散源対策と換気が必要になる。 | 五肢択一問題へ |
| 有機溶剤の健康影響と管理 | 残液蒸気=空でも蓋をし残液蒸気を防ぐ;溶剤救急=通風・連絡・119・呼吸確認 | 通風のよい場所へ移せば、その後の連絡と呼吸確認は要らないと考える。正しくは、症状者を通風のよい場所へ移し衛生管理担当者へ連絡し、意識消失時は消防通報、呼吸異常時は心肺蘇生を行う。 | 五肢択一問題へ |
| 粉じんとじん肺の予防 | 粉じん測定=呼吸位置で採り粒径で分ける;湿潤設備=発生源ごとに選び作業中ずっと保つ;線維化予防=戻すより体内へ入れない | 呼吸位置で空気を採れば、分粒装置を使わなくても肺胞沈着量が分かると考える。正しくは、呼吸位置で空気を採取し、粒径で異なる肺胞沈着割合を分粒装置へ反映して、対応する粉じん量を定量する。 | 五肢択一問題へ |
| 粉じんとじん肺の予防 | 面体漏れ=フィルタより先に顔との隙間を見る;じん肺追跡=症状・画像・作業歴を線で追う | 本人に症状がなければ、画像や作業歴の変化は管理対象にならないと考える。自覚症状と所見は同時に現れない場合があるため、健診・作業歴・管理区分を継続して用いる。 | 五肢択一問題へ |
| 酸素欠乏・硫化水素中毒 | 酸素境界=十八を感覚でなく測定する;硫化水素臭=臭い消失時ほど測定器を信じる;濃度再測定=入場券でなく変化を監視する | 15パーセント以上あれば法令上は酸素欠乏でないと考える。正しくは、酸素欠乏の境界は18パーセント未満であり、臭気や見た目では判定できない。 | 五肢択一問題へ |
| 酸素欠乏・硫化水素中毒 | 救出原則=一人を助けて二人目を倒さない;窒素遮断=設備内作業前に送給弁を閉じる | 窒素に化学毒性がなければ、設備内へ送給しても酸素欠乏は起きないと考える。正しくは、設備内作業中は窒素等の送給を遮断し、配管のバルブまたはコックを閉止して酸素欠乏を防ぐ。 | 五肢択一問題へ |
| 量反応関係と標的臓器 | 用量指標=濃度と時間を組み合わせて見る;急慢性=急性は今、慢性は積み重ねを追う;侵入標的=入口と標的を分け血流の先まで見る | 有害物質は触れた時点で、量にかかわらず同じ影響になると考える。正しくは、健康影響は物質の有害性に加えて、濃度と時間で決まるばく露量に左右される。 | 五肢択一問題へ |
| 量反応関係と標的臓器 | 発がん評価=分類は証拠、リスクはばく露で推定;複合影響=同じ臓器を狙う成分は合わせて見る | 各成分が個別基準内なら、混合ばく露も安全だと考える。作用が重なる成分では相加的影響があり得るため、成分・標的臓器・作業条件を合わせて評価する。 | 五肢択一問題へ |
| 鉛・金属による健康障害 | 鉛の入口=吸わず食べず作業後に手を洗う;鉛の造血影響=ヘムから血色素への道を妨げる;鉛局排=発散局所へ適合フードを近づける | 鉛粉じんを吸入しなければ、取扱場所での飲食と作業後の手洗いは不要だと考える。正しくは、粉じんの吸入を防ぐ管理に加え、取扱場所での飲食・喫煙を避け、取扱い後に手をよく洗う。 | 五肢択一問題へ |
| 鉛・金属による健康障害 | 鉛指標=環境は場、血液・尿は体内を見る;作業衣除染=事業者が設備を用意する | 鉛作業衣の洗濯設備は労働者が自分で用意すると考える。正しくは、鉛則第五十条に基づき、事業者が作業衣等の汚染除去に必要な洗濯設備等を設ける。 | 五肢択一問題へ |
| 電離放射線の影響と防護 | 外部防護=短く・遠く・遮る;内外区分=取込みの有無と線源位置を分ける;放射線影響=重症度と発生確率を分ける | 線源との距離は線量に影響しないと考える。正しくは、時間短縮、距離確保、適切な遮蔽は相互に補完して外部被ばくを低減する。 | 五肢択一問題へ |
| 電離放射線の影響と防護 | 個人線量=本人が着け本人単位で記録する;区域汚染=境界・立入り・持出しを管理する | 装置を止めた時間は管理区域も消えると考える。正しくは、管理区域は測定に基づく空間区分であり、境界表示、立入管理、持出し確認を継続する。 | 五肢択一問題へ |
| 騒音・振動による健康障害 | 聴力管理=自覚より騒音と聴力を測る;騒音対数=音圧二乗比を対数で示す;耳栓適合=配布より適合・装着・会話を確かめる | 耳鳴りがなければ騒音性難聴もないと考える。初期変化を自覚しない場合があるため、騒音測定と聴力検査を組み合わせる。 | 五肢択一問題へ |
| 騒音・振動による健康障害 | 手腕振動=振動値と時間を見て整備する;全身振動=座席・路面・速度・時間で腰を守る | 全身振動は耳にだけ影響し、座席や姿勢は関係ないと考える。全身振動は腰部負担等に関係するため、伝達経路と運転条件をまとめて改善する。 | 五肢択一問題へ |
| 高気圧障害と減圧管理 | 減圧気泡=窒素排出遅延から気泡が生じる;関節痛対応=主任者へ報告し自己再圧しない;ガス分圧=割合でなく分圧で制限を見る | 常圧へ急いで戻るほど、窒素を安全に排出できると考える。正しくは、過剰溶解窒素の排出が圧力低下に追い付かないと過飽和となり、気泡が循環を妨げ組織を圧迫する。 | 五肢択一問題へ |
| 高気圧障害と減圧管理 | 高圧記録=計画・氏名・減圧日時を五年保存;潜水適性=耳・肺・心臓と当日体調を見る | 泳げる人なら、高気圧作業への健康適性もあると考える。正しくは、泳力や資格で代替せず、所定健診と医師の就業条件を作業圧力・時間へ反映する。 | 五肢択一問題へ |
| 高温・低温環境と熱負担 | 暑熱要因=温度・湿度・熱・風・作業;暑熱順化=七日・四日・三週で形成と喪失を見る;水塩補給=喉より先に作業計画へ組み込む | 気温だけが同じなら、熱中症リスクも同じだと考える。熱収支は湿度、放射熱、気流、作業強度、衣服でも変わるため、WBGT等で総合評価する。 | 五肢択一問題へ |
| 高温・低温環境と熱負担 | 熱中症初動=見つける・離す・冷やす・つなぐ;寒冷措置=屋内調節と作業場外休憩を分ける | 防寒着を配れば、寒冷な屋内作業場の温湿度調節と作業場外休憩設備は省けると考える。正しくは、有害な寒冷屋内は暖房等で調節し、著しく寒冷な作業場には場外の休憩設備を設ける。 | 五肢択一問題へ |