令和8年度・会場別日程対応法令・制度情報は2026年8月12日確認情報の正確さへの取り組み

60の重要論点

衛生管理者の論点を、
正誤を分ける条件から探す。

「どの分野か」だけでなく、主体・期限・例外・時系列のどこで判断が変わるかを明示します。各ページで要点・覚え方・ひっかけを確認し、対応する五肢択一問題の専用演習へ進めます。

60
大論点
120
暗記項目
220
五肢択一問題

60論点

01労働衛生(有害業務に係るもの)

12論点
労働衛生(有害業務に係るもの)

化学物質の侵入経路とばく露低減

化学物質が発散源から空気、皮膚、手指・容器を経て体内へ入る経路を分け、密閉・局所排気・衛生動線・材質適合保護具を上流から選ぶ論点である。臭気や外観へ頼らず、取扱量、発散性、接触時間、保守時の例外を作業単位で評価し、代替後にも新しい危険を確認する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

有機溶剤の健康影響と管理

有機溶剤の揮発・吸入経路と、乾燥性・落屑性・亀裂性皮膚炎、四肢の知覚・運動障害、中枢神経障害を分けて捉える。局所排気の捕捉位置、容器の密閉と残液管理を確認し、症状者は通風のよい場所へ移して担当者へ連絡し、意識と呼吸の状態から消防通報・心肺蘇生へつなぐ。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

量反応関係と標的臓器

有害性と実際の体内負荷を分け、濃度、時間、侵入経路、分布、代謝、標的臓器から量反応関係を考える。急性・慢性の時間軸、刺激性と発がん性の違い、混合物の共通標的を整理し、無症状や個別基準内という一条件だけで安全と結論しない。発がん性分類と個別のリスク値も区別する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

粉じんとじん肺の予防

粉じん測定では労働者の呼吸位置で空気を採取し、粒径ごとに異なる肺胞沈着割合を踏まえて分粒装置を用い、肺胞沈着量にほぼ対応する粉じん量を定量する。特定粉じん発生源に応じた湿潤設備等と呼吸用保護具を用い、じん肺の不可逆性、粉じん作業歴、定期健康診断と管理区分を長期に追う。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

鉛・金属による健康障害

鉛取扱いでは粉じんの吸入を防ぎ、作業場所での飲食・喫煙を避け、取扱い後に手を洗う。無機鉛によるヘム合成酵素とヘモグロビン合成の阻害を貧血へ結び付ける。発散局所へ近接した吸引排気、作業環境と生物学的モニタリングの区別、事業者の設備による作業衣等の汚染除去も整理する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

酸素欠乏・硫化水素中毒

酸素欠乏・硫化水素危険場所では、外観や臭気で安全を判断せず、立入り前測定、継続監視、換気、監視人、救出設備を一組で準備する。ろ過式マスクは酸素を供給しないこと、救助者の無防備な進入が二次災害を生むことを押さえ、警報時は退避を優先する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

電離放射線の影響と防護

外部被ばくは時間短縮・距離確保・遮蔽を組み合わせて低減し、内部被ばくは経口摂取、吸入摂取、経皮吸収、創傷侵入という体内取込みから区別する。組織反応と確率的影響の線量関係を分け、個人線量を労働者ごとに測定・記録する。管理区域は測定に基づく境界として明示し、立入りを制限する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

騒音・振動による健康障害

騒音性聴力障害と振動障害を、本人の慣れや一時的な症状だけで判断しない。発生源・伝搬経路の対策、作業時間、保護具、工具保守を組み合わせ、騒音測定・聴力推移や振動作業歴を継続比較する。保護具配布を設備改善の代替にせず、適合と装着も確認する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

高気圧障害と減圧管理

高圧から常圧へ戻る際は、過剰に溶けた窒素の排出遅れ、過飽和、気泡形成という減圧症の機序を押さえる。関節痛等は主任者へ速やかに報告し、自己再圧・再作業を避ける。呼吸用ガスは組成と作業圧力から成分分圧を確認する。作業計画事項、作業者氏名、減圧日時を記録して五年間保存し、所定の健康診断で就業条件を判断する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

高温・低温環境と熱負担

暑熱では湿度、放射熱、気流、作業強度、衣服、順化を合わせ、WBGT等から休憩・中止条件を決める。熱中症は把握、離脱、冷却、見守り、搬送を連続手順にする。寒冷では、有害のおそれがある屋内の温湿度を調節し、著しく寒冷な作業場には場外休憩設備を設ける。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

作業環境測定と改善の考え方

作業環境測定を個人の診断ではなく場の濃度・分布を捉える手段として、発散源、気流、作業位置、稼働条件と対応させる。個人ばく露評価との役割差、測定条件の記録、異常値の測定・現場両面調査を押さえ、上流対策後は同等条件で再測定して効果を確認する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るもの)

保護具・緊急時対応・教育

保護具を有害物の形態、濃度、酸素条件から逆算して選び、使用限界、破過、交換履歴、顔面密着を管理する。酸欠・有害物発散・取扱場所は関係者以外を立入禁止とし、見やすく表示する。教育は対象者、日、場所、講師、教材を計画し、災害事例と参加型方法を用いて実施結果を保存する。

要点整理・判断順・五肢択一問題

02労働衛生(有害業務に係るものを除く)

12論点
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

作業環境管理・作業管理・健康管理

作業環境管理は場、作業管理は人と工程の接点、健康管理は個人の状態と就業配慮を扱う。三管理を代替関係にせず、測定・作業観察・健診結果を往復させて原因対策へ戻す。衛生教育は、その仕組みを作業者が停止・退避・報告として実行するための共通基盤となる。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

一般健康診断の目的と活用

雇入時、定期、特定業務従事者の各健康診断について、目的、対象、周期、配置替え時の扱いを区別する。結果は本人へ通知し、社内共有を必要範囲へ限定する。有所見を記録保存で終えず、医師意見と業務負担から個別の就業措置を検討し、工程に共通する所見なら作業条件も調査する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

保健指導と就業適性

保健指導は本人の勤務・生活・治療背景へ合う目標を共同で決め、障壁を振り返る。就業適性、両立支援、復職では病名だけに頼らず、現在の機能と具体的な職務負荷を照合する。配慮情報は必要最小限にし、措置へ期間と再評価日を付けて安全と就業機会を調整する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

メンタルヘルスの4つのケア

セルフケア、ラインによるケア、事業場内産業保健スタッフ等、事業場外資源という四つの役割を区別し、自己責任化、上司による診断、一職種への集中、外部への丸投げを避ける。方針、教育、相談、職場改善、復職、評価を心の健康づくり計画で接続し、守秘と連携を両立する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

ストレスチェックと個人情報

ストレスチェックを精神疾患の確定診断や人事評価にせず、本人の気づきと一次予防、集団的な職場改善へ用いる。個人結果の本人通知・同意、医師面接の本人申出、集団分析の識別防止を区別する。小規模事業場への将来の義務化は、確認日時点の現行制度と施行予定を分けて示す。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

疲労・休養・睡眠

疲労を自覚だけでなく、連続時間、睡眠、反応、エラーから捉え、限界へ達する前に休止と作業交替を配置する。睡眠欲求の蓄積と体内時計による時刻変動、レム・ノンレムの周期、中途覚醒を区別し、夜勤・交替勤務では実際に眠れる時刻と勤務間隔から回復機会を設計する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

事務室の換気・温湿度・照明

事務室の環境基準は、気積、自然換気、空調時の温湿度・気流、供給空気の二酸化炭素、照明を分けて確認する。気積は一人十立方メートル、自然換気開口は床面積の二十分の一を基本とする。空調時は十八~二十八度、相対湿度四十~七十パーセント、気流毎秒〇・五メートル以下、二酸化炭素百万分の千以下を確認する。照明は一般事務三百ルクス、付随事務百五十ルクスに加え、まぶしさ防止と六月以内ごとの点検まで整理する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

情報機器作業と人間工学

情報機器作業は、画面、入力機器、姿勢、作業区分、健康管理をガイドラインの具体要件で判断する。画面は四十センチ以上、上端は眼高と同じか下、文字高はおおむね三ミリ以上とする。キーボードの位置、手に合うマウス、椅子・机・画面の総合調整も確認する。作業は時間または内容の拘束性で二分し、眼の乾き等では低湿度、通風、レンズ、上方視、瞬目減少と継続時の検査・指導を追う。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

清潔・給水・感染症対策

職場衛生は、飲料の十分な供給と独自給水の水質・残留塩素・汚染防止、便所の清潔・汚物処理・手洗い、日常清掃と六月以内ごとの大掃除・鼠虫調査を条文別に整理する。呼吸器感染症では咳エチケット、手洗い・手指消毒、換気を組み合わせる。休養室等は病弱者等が随時使える状態、プライバシー、搬送・帰宅、緊急時対応まで確認する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

救急処置とAED

救急処置は、救助者と現場の安全を確保した上で、反応と普段どおりの呼吸を確認し、通報、AED、胸骨圧迫へつなぐ。AED解析・ショック時の接触防止、直接圧迫止血、意識障害を伴う熱中症の冷却と救急要請など、傷病の状態に応じて処置を分け、二次災害と誤嚥を避ける。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

健康統計と疫学の基礎

健康統計では、有病割合と新規発生を区別し、集団規模や観察時間が異なる場合は適切な分母を用いた率で比較する。極端値のある分布では平均と中央値を併記し、二つの指標に関連があっても直ちに因果とみなさず、双方に関係する年齢等の交絡要因を検討する。疫学的な分布は人・場所・時間で記述し、分子の症例定義と分母の対象集団を対応させる。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働衛生(有害業務に係るものを除く)

リスクアセスメントと衛生教育

化学物質のリスクアセスメントは、粉体を溶かす作業と水溶液を使用する作業を別単位で捉え、重篤度、発生可能性、頻度、時間を根拠に見積もる。低有害性物質への代替、工学的対策、管理的対策、個人用保護具の順で検討し、実施後は変更条件で再見積りすることが望ましい。安全衛生教育は計画、教材、講師、実施結果の記録を一連で管理する。

要点整理・判断順・五肢択一問題

03関係法令(有害業務に係るもの)

12論点
関係法令(有害業務に係るもの)

有機溶剤業務の法令管理

有機溶剤則の適用は製品名でなく対象物質、実際の業務、屋内作業場等を照合して判断する。対象業務では密閉設備・局所排気装置等を設け、資格者の作業主任者に方法・設備・保護具を管理させる。疾病の種類・症状、注意、応急処置を掲示する。常時従事者は雇入れ・配置替え時と原則六月ごとに健診し、作業環境・連続健診・方法不変等を満たす場合だけ一年周期とする。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

特定化学物質業務の法令管理

特定化学物質は正式名称と含有条件から第一類・第二類・第三類等を区分し、特別管理物質への該当も別に確認する。対象設備には密閉・局所排気等を適用する。第三類物質等の漏えい時は直ちに中止・退避し、確認まで立入りを禁止・表示し、救護体制を事前に整える。特別管理物質の作業記録は三十年間保存し、資格者の主任者に指揮・設備点検・保護具監視を行わせる。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

鉛業務の法令管理

鉛則の適用は鉛等の含有と別表の実工程を照合し、完成品・廃材・部署名で判断しない。対象鉛業務には隔離・局所排気等を設ける。屋内作業場・休憩室等を毎日清掃し、所定の手洗い用品、作業衣汚染除去、喫煙・飲食禁止を分けて行う。資格者から鉛作業主任者を選び、常時従事者には配置時と法定周期で所定健診を行い個人票へ記録する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

粉じん作業の法令管理

粉じん作業は別表第一、特定粉じん作業は別表第二へ実工程と場所を照合し、視認性で判断しない。特定発生源には密閉・局所排気・適合する湿潤化等を行う。屋内作業場所は毎日清掃し、床・設備等は一月以内ごとに飛散しない方法で清掃する。別表第三と測定結果に応じた保護具を使用させ、常時特定粉じん作業では所定五科目を教育する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

電離放射線業務の法令管理

管理区域は外部線量と汚染の基準から設定し、標識と立入制限を行う。区域へ入る労働者は作業態様に応じて個人線量を測り、外部・内部被ばくを分ける。実効線量、水晶体・皮膚の等価線量、妊娠中の条件を各条項へ照合する。有資格者からエックス線作業主任者を選び、事故時は退避、立入禁止、行政報告、被ばく者等の診察を行う。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

酸素欠乏危険作業の法令管理

酸素欠乏は空気中酸素濃度十八パーセント未満であり、作業開始前に測定し、第二種では硫化水素濃度も確認する。原則として従事中も換気で十八パーセント以上を保ち、第二種では硫化水素百万分の十以下も保ち、純酸素は用いない。資格者の作業主任者、監視人、連絡を確保する。救出時は労働者に空気呼吸器等を使用させ、請負人へ必要性を周知する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

高気圧作業の法令管理

高気圧作業安全衛生規則について、高圧室内作業計画の対象と列挙事項、加減圧速度・停止条件・減圧後の就業制限、再圧室の利用確保と点検・監視、業務別資格、健康診断の時期と項目を整理する。高圧室内業務と潜水業務を一括せず、条文ごとの対象、数値、担当資格、実施時点を一対一で判定できるようにする。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

作業環境測定と評価の法令

作業環境測定は、政令指定作業場と対象因子を確認し、測定基準と資格要件に従って実施・記録する。A測定は単位作業場所の平均的分布、B測定は発散源近傍等の最高濃度を捉え、管理濃度と照合して三つの管理区分へ結び付ける。個人サンプリング法は労働者へ機器を装着しても、統計処理後に作業場を評価する方法であり、個人ばく露測定とは区別する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

じん肺法の健康管理

じん肺法について、粉じん作業者を所見前から健康管理する目的、就業時・定期・離職時健診の条件、管理区分の行政決定手続、区分別のばく露低減・作業転換、本人通知と三年保存を整理する。現従事か過去従事か、管理区分、勧奨・努力・指示の違いを一律化せず、条文ごとの主体、条件、周期、記録を対応させる。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

有害業務の特殊健康診断

有害業務の特殊健康診断について、法定八業務、業務離脱後にも続く対象、業務別の五・三十・四十年の記録保存、健診結果に基づく就業場所・作業・労働時間の変更、作業環境測定と設備改善、費用と受診時間の扱いを整理する。現在配置だけで対象を決めず、業務歴・有害因子・業務別期間を照合し、個人への措置と職場への措置を区別する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

化学物質の自律的管理

化学物質の自律的管理について、危険有害情報の提供からリスクアセスメント、その結果に基づくばく露低減へ進む流れを学ぶ。二〇二六年四月の約二千九百物質への拡大、事業場ごとの化学物質管理者、低減措置の優先順位、二〇二六年十月の個人ばく露測定資格要件を区別し、制度内容を施行日と実施主体へ正確に対応させる。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るもの)

有害業務の作業主任者

有害業務の作業主任者について、安衛則別表第一の作業区分・資格・名称、衛生管理者との役割差、氏名と行わせる事項の周知、労働者の指揮と個別規則上の職務を整理する。労働者の第二十六条義務は事業者の法定措置との対応で読み、異なる主任者の職務や一般的な社内指示を根拠なく共通化しない。

要点整理・判断順・五肢択一問題

04関係法令(有害業務に係るものを除く)

12論点
関係法令(有害業務に係るものを除く)

衛生管理者の選任

衛生管理者の選任は、法人全体ではなく事業場ごとの常時使用労働者数と業種を基礎に判定する。選任事由から14日以内という期限、所轄署長への報告、事業場規模に応じた人数と専任要件、第一種・第二種の業種範囲を区別し、複数衛生管理者を置く場合も責任と連絡経路を具体化する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

衛生管理者の職務と巡視

衛生管理者は、衛生に関する技術的事項を管理し、原則毎週の巡視で設備・作業・保護具・健康管理の実態を捉える。必要な措置を講じる権限、記録と是正追跡、産業医や作業主任者等との連携を組み合わせる一方、医師の診断行為とは役割を分け、現場改善へ確実につなげる。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

衛生委員会の設置と運営

衛生委員会は、常時50人以上を使用する全業種の事業場で設置要件を確認する。総括安全衛生管理者等の議長、衛生管理者、産業医、労働者代表等の構成、議長以外の半数についての推薦手続、毎月の開催、議事概要の周知と記録保存を整え、調査審議した内容を具体的な職場措置へ結び付ける。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

産業医の選任と職務

産業医について、事業場人数に応じた選任と専属要件、医学的専門業務、勧告権、定期巡視の頻度と例外条件を整理する。2026年8月1日以後の辞任・解任・退任に係る所轄労基署長報告と、従前からの辞任・解任の事実・理由に係る衛生委員会等への報告は、対象事由と報告先を混同せず別々に管理する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

一般健康診断の法定枠組み

一般健康診断は、雇入れ時、定期、特定業務、海外派遣、給食業務という種類ごとに、対象者、時期、頻度、項目を確認する。結果を得ることだけで終えず、必要な再検査、医師等の意見、就業措置へつなげる。特定業務の6か月頻度や配置替え時、海外派遣前後、給食従事者の検便を別の健診要件と取り違えない。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

健診結果・医師意見・就業措置

健康診断後は本人への結果通知、異常所見に関する医師等の意見聴取、個別の就業措置、保健指導を連続して行う。健康情報は利用目的、取扱者、共有範囲、保存を規程化し、上司には診断名でなく必要な作業制限へ絞る。本人の生活支援と、時間・夜勤・設備など事業者側の負担軽減を両輪にする。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

労働時間・休憩・休日

労働時間は原則1日8時間・週40時間の双方で確認し、36協定を事前届出済みの対象・期間・限度内で運用する。6時間超・8時間超の休憩境界と自由利用、週1日または起算日から4週4日の休日を正しく数える。長時間労働者は客観的な時間把握から面接指導、医師意見、就業措置へ接続する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

女性・年少者の健康保護

母性保護では、単胎6週・多胎14週の産前請求、産後8週と6週後の条件付き例外、妊産婦の時間外・休日・深夜業請求、有害業務の対象区分を分ける。満18歳未満の年少者は年齢証明書を備え、深夜業や危険有害業務等の制限を実際の勤務と作業へ反映し、卒業や本人同意で年齢基準を置き換えない。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

事務所衛生基準の適用

事務所衛生は部屋名でなく主用途と作業実態から適用規則を判定する。換気は設備の存在でなく給排気、運転、実風量を確認し、燃焼器具を使う室等には換気設備を設け、器具の異常を毎日点検する。日常清掃、大掃除、害虫調査と発生源対策を計画し、救急用品は中身、アクセス、期限、補充、連絡手順まで使用可能な状態に保つ。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

ストレスチェック制度の法令

2026年8月時点の50人以上の実施義務と、50人未満へ広がる2028年4月1日の施行予定を分ける。資格を満たす実施者、本人への結果直送、事業者提供の同意、人事権者のアクセス制限を整える。高ストレス者の安全な申出から医師面接と就業措置へ進み、集団分析は再識別を防いで職場要因の改善と効果確認へ用いる。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

健康保持増進と衛生教育

健康保持増進は、健診だけでなく教育、相談、職場要因の改善を事業場の実態に合わせて計画・評価する。労働者の主体的な努力を事業者責任の代わりにせず、雇入れ時・作業変更時には具体的な危険を理解可能な方法で教育する。教育記録は推進要綱が示す計画・教材・講師・実施結果へ限定して保存・活用し、根拠のない一律試験義務を加えない。

要点整理・判断順・五肢択一問題
関係法令(有害業務に係るものを除く)

労働災害報告と熱中症手順

労働者死傷病報告は死亡・休業日数に応じた様式・期限で事実を提出し、2025年からの電子申請では受付結果まで追跡する。熱中症は2025年6月から発見・報告体制と重篤化防止手順を整え、単独作業や連絡不能も想定する。発症時は離脱・冷却・観察・医療接続を行い、事案後は背景原因、横展開、対策効果まで確認する。

要点整理・判断順・五肢択一問題

05労働生理

12論点
労働生理

細胞と恒常性

細胞膜の選択的輸送、ミトコンドリアのATP産生、濃度差に沿う拡散、負のフィードバック、酵素の触媒作用をつなぎ、細胞が内部環境と代謝を安定させる仕組みを学ぶ。物質移動の方向、必要な輸送経路、調節応答の向き、反応条件を個別に判定できる状態を目指す。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

血液の成分と働き

血液を血漿と血球成分に分け、赤血球の酸素運搬、白血球の感染防御、血小板と凝固系による止血、ABO式血液型の抗原抗体関係を整理する。検査値の割合と総量、細胞数と機能、輸血製剤と受血者の適合性を混同せず、各成分の役割から判断する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

心臓と循環

右心室から肺、左心室から全身へ続く循環経路を基盤に、圧力差で働く心臓弁、流れの向きによる動静脈分類、収縮期・拡張期血圧、心筋を養う冠循環を学ぶ。酸素量だけで血管名を決めたり、心腔内血液が心筋を直接養うと考えたりせず、流れと圧の因果を追う。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

呼吸とガス交換

換気、肺胞でのガス交換、呼吸筋による胸腔内圧変化、二酸化炭素とpHを用いる呼吸調節、ヘモグロビンによる酸素運搬を段階別に理解する。空気が入ることと血液が酸素化されることを分け、分圧差、肺胞膜、肺血流、ヘモグロビン量の条件を組み合わせて判断する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

消化・吸収と肝臓

口腔で始まる機械的・化学的消化、胃の消化と粘膜防御、肝臓・胆のう・胆汁の分担、膵液の酵素と中和作用、小腸と大腸の吸収機能を順に学ぶ。各分泌物を作る臓器、作用する栄養素、分泌先を対応させ、乳化と酵素分解、外分泌と内分泌を区別する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

腎臓と尿生成

糸球体の選択的ろ過、尿細管の再吸収と分泌、抗利尿ホルモンによる水調節、腎臓の電解質・酸塩基調節、腎臓から尿道までの尿路を学ぶ。原尿と最終尿を区別し、水・ナトリウム・カリウム・水素イオンの移動方向から、体液恒常性と閉塞時の影響を判断する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

神経系と反射

脳・脊髄と末梢神経の区分、軸索とシナプスの情報伝達、自律神経による内臓調節、反射弓の経路、大脳・小脳・脳幹の機能分担を学ぶ。受容器から中枢、効果器へ向かう信号方向を軸に、体性運動と自律調節、反射と意識的認識を混同せず整理する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

感覚器

杆体と錐体、近方調節、外耳から聴神経までの聴覚経路、耳石器・半規管と姿勢制御、感覚順応を学ぶ。刺激の種類を受容器へ対応させ、暗所や騒音、不安定面、持続臭気など条件変化による応答を判定し、主観的な慣れを環境安全の証拠にしない。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

内分泌と代謝

ホルモンが血流で標的細胞へ届く原則を基盤に、インスリンの血糖低下作用、甲状腺ホルモンの代謝調節、副腎皮質と髄質の分担、内分泌軸の負のフィードバックを学ぶ。分泌元、標的、作用方向、上流・下流ホルモンの組合せを順にたどって判断する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

筋・骨格と作業負担

骨格筋・平滑筋・心筋の違い、拮抗筋による関節運動、ATPを用いる筋収縮、骨の支持・代謝・造血機能、静的筋作業の負担を学ぶ。筋が収縮して引く性質、運動強度とエネルギー供給、骨のリモデリング、持続収縮による血流低下を具体的な作業条件へ結び付ける。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

体温調節

視床下部を中心とする体温調節、汗の蒸発、皮膚血流、ふるえ産熱、発熱と環境性高体温の違いを学ぶ。暑熱・寒冷に対する応答方向と、皮膚温と周囲温度の勾配を確認し、暑熱下の意識障害では設定点の議論より先に緊急冷却と救急対応を判断する。

要点整理・判断順・五肢択一問題
労働生理

疲労・睡眠・ストレス反応

疲労による作業能力低下、覚醒時間で高まる睡眠圧、光で同調する概日リズム、ノンレム・レム睡眠の周期、職業性ストレスの多面的反応を学ぶ。主観的な慣れに依存せず、休止、夜勤、帰宅安全、睡眠の連続性、要求度・裁量・支援を条件別に評価する。

要点整理・判断順・五肢択一問題