試験情報2026年度試験対応
キャリアコンサルタント試験を完全解説|内容・問題数・時間・合格基準【2026年度試験対応】
2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。
試験は学科と実技に分かれ、実技は論述と面接の両方で評価されます。総得点だけでなく、論述と面接の評価区分ごとの最低基準がある点が重要です。
- 公開日
- 2026年8月9日
- 更新日
- 2026年8月10日
- 読了目安
- 約27分
- 情報確認日
- 2026年8月10日

先に結論
学科は四肢択一50問・100分で70点以上。実技は論述50分と、50分場面の冒頭15分を行うロープレ+口頭試問5分で、150点中90点以上に加え区分別基準を満たす必要があります。
迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 学科と実技は別々に合否が出る
- 実技は総得点だけでなく区分別40%以上も必要
- 学科8,900円、実技29,900円、同時受験は合計38,800円
01試験構成は学科、論述、面接の3パート
学科は知識を四肢択一で確認します。実技の論述と面接は別々に受験する試験ではなく、合わせて実技試験として採点されます。

表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 区分 | 形式・時間 | 合格基準 | 受験料 |
|---|---|---|---|
| 学科 | 四肢択一50問・100分 | 100点中70点以上 | 8,900円 |
| 実技・論述 | 記述式・50分 | 論述40%以上 | 実技合計29,900円 |
| 実技・面接 | 50分場面の冒頭15分+口頭試問5分 | 各評価区分40%以上 | 実技合計29,900円 |
この節・表の確認資料: CC協議会 試験概要(確認日 2026年8月9日)
02実技は合計90点だけでは足りない
実技は150点中90点以上が必要です。さらに、論述は満点の40%以上、面接は実施団体が定める各評価区分で40%以上が必要です。総得点が届いても、一つの区分が最低基準を下回れば合格にはなりません。
この構造から、得意なロープレだけで補う学習は危険です。論述、面接、振り返りを別々に採点し、最低点を作らない練習が必要です。
03合否は学科と実技を分け、実技は区分別の下限まで見る
試験を『学科・論述・面接の三つ』と呼ぶことがありますが、申請と合否の大区分は学科試験と実技試験です。実技試験の中に論述と面接があり、実技総合点だけでなく、論述と面接の評価区分に下限があります。総合点だけを目標にすると、特定区分の不足を見落とします。
学習記録も同じ構造にします。学科は正答数と分野別誤答、論述は設問別に拾えなかった根拠、面接は評価区分別の観察事実を記録します。三つを一つの『勉強時間』へ合算せず、毎週それぞれの弱点が一つ減ったかを確認します。
申請時も学科と実技は別区分です。片方だけ受験する場合や一部免除を利用する場合は、過去の合格区分と申請内容を照合し、論述だけ・面接だけを独立した受験区分だと誤認しないようにします。
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| 試験 | 記録する数値 | 振り返る内容 |
|---|---|---|
| 学科 | 50問中の正答数 | 知識不足・読み落とし・迷い |
| 論述 | 設問別の完成時間 | 根拠箇所・要約・具体性 |
| 面接 | 評価区分別の自己評価 | 発言事実・意図・次の改善 |
この節・表の確認資料: CC協議会 試験概要(確認日 2026年8月9日)
04受験日までに固定する時間配分と持ち替え
学科と論述を同日に受ける場合、午前の出来を午後まで引きずらない準備が必要です。学科終了後に答え合わせを始めず、食事、移動、論述で確認する観点を一枚に絞ります。面接は別日になるため、筆記後に練習を止めず、指定された実施日まで短いロープレと口頭試問の振り返りを継続します。
当日の集合時刻、本人確認、持参物、会場ルールは回次と団体の受験案内で確定します。この記事の時間・料金は試験構造を理解するための要約で、受験票や最新受験案内の代替ではありません。
- 1.学科100分の解答順と見直し開始時刻を決める
- 2.論述50分の設問別上限時間を決める
- 3.筆記終了後から面接日までの練習日を先に確保する
- 4.受験票の集合時刻・会場・持参物で最終上書きする
05試験を三科目ではなく、二つの合否区分と三つの準備へ分ける
学習上は学科・論述・面接の三領域に分けると便利ですが、申請と合否では学科試験と実技試験という大区分を理解する必要があります。実技の中に論述と面接があり、片方だけの得点や印象で合否を判断できません。最初に構造を正しく持つと、申請区分、一部免除、学習記録を混同しにくくなります。
学科は50問を100分で判断する知識試験で、実技は相談記録を読んで書く論述と、ロールプレイ・口頭試問を含む面接で構成されます。準備は同じ週に三領域を少しずつ進め、養成講習修了後まで面接を後回しにしません。知識を説明できても相談場面で使えなければ、実技の改善時間が不足します。
合格基準は総得点だけでなく、実技の区分別条件も公式受験案内で確認します。記事中の要約や過去回の数字を永久固定値と考えず、申請する団体・回次の案内へ戻ります。得点目標は合格点ぎりぎりではなく、弱点の揺れを吸収できる練習上の余裕を設けます。
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| 段階 | 実行すること | 残す証拠 | 次へ進む条件 |
|---|---|---|---|
| 試験構造 | 学科と実技の申請・合否区分、実技内の論述・面接、団体の違いを一枚へ図示する。 | 受験する区分、免除有無、公式合格基準の確認日を残す。 | 論述だけ・面接だけを自由に申請できると誤認しない。 |
| 現在地診断 | 学科は公式問題の扱いに注意して分野別正答、論述は50分の完成度、面接は15分の振り返りを測る。 | 正答数、未完成設問、発言事実を別々の記録へ残す。 | 総勉強時間だけで進捗を評価せず、三領域の弱点を一つずつ特定する。 |
| 週次配分 | 毎週、学科の知識確認、論述一題の根拠抽出、短いロープレまたは観察練習を組み合わせる。 | 実施日、所要時間、次回直す一点を領域別に保存する。 | 得意な学科だけで予定を埋めず、実技の空白週を作らない。 |
| 本番手順 | 学科の解答順、論述の設問別上限、面接前の確認事項を固定し、時間内で複数回再現する。 | 終了時刻、見直し変更、時間超過の原因を記録する。 | 点数が良い一回で完成とせず、異なる問題・ケースでも再現できるかを見る。 |
| 申請・当日 | 受験案内と受験票で区分、会場、集合、持参物を確認し、筆記後から面接日までの練習も予定化する。 | 受付、決済、受験票、交通経路、面接練習日を保存する。 | 筆記終了を試験対策終了とせず、指定面接日まで改善を続ける。 |
この節・表の確認資料: CC協議会 試験概要(確認日 2026年8月9日)/CC協議会 試験日程(確認日 2026年8月9日)/CC協議会 過去問題・利用条件(確認日 2026年8月9日)/JCDA 過去問題・利用条件(確認日 2026年8月9日)
06試験全体を見失う四つの学習パターン
キャリアコンサルタント試験は、知識量だけ、文章力だけ、会話経験だけで完結しません。三領域の進捗を一つの点数や時間にまとめると、最も遅れている技能が見えなくなります。
失敗を直すときは教材を増やす前に、どの評価場面で、何が再現できなかったかを記録します。原因が知識不足か、設問理解か、時間配分か、相談者理解かで戻る練習が変わります。
6.1学科合格率を見て準備を軽くする
近年の合格率が高く見えるため、養成講習の復習だけで学科は十分だと考え、50問100分の練習をしていません。
合格率の分母や自分の現在地を確認せず、集団結果を個人の準備量へ置き換えています。
分野別に根拠を説明できる正答を測り、時間内テストで読み落としと知識不足を分けて補います。
6.2論述を文章の上手さで解く
読みやすい文章は書けますが、逐語記録の事実、相談者の問題、支援方針が設問に対応していません。
設問ごとの要求と根拠箇所を先に分解せず、一般的なキャリア支援論を書いています。
解答前に設問語、根拠線、字数・時間を割り当て、記録にない評価や診断を足さない練習へ戻ります。
6.3ロープレ回数だけを増やす
練習回数は多いのに、毎回『傾聴を意識する』という同じ目標で、発言事実や改善点が残っていません。
フィードバックを評価区分と具体的発言へ結び付けず、成功・失敗の印象だけで振り返っています。
一回につき改善点を一つに絞り、どの発言をどう変えるか、次回の観察者に何を見てもらうかを決めます。
6.4筆記後に面接対策を再開する
学科と論述が終わるまでロープレを止め、面接日までの短期間に緊張、時間、口頭試問を一度に直そうとしています。
実技を論述日で終わるものと捉え、会話技能の反復間隔を計画に入れていません。
準備初期から短時間の観察・応答練習を続け、筆記後は新しい型を入れず、記録済み弱点の再現性を高めます。
07初受験・一部合格・再受験で試験計画を変える
同じ試験でも、初受験者と一部合格者では申請区分と学習配分が違います。過去の得点だけでなく、合格済み区分の扱い、前回から変わった公式案内、維持すべき技能を確認します。
再受験で残り区分へ集中するときも、完全に切り離せない知識があります。論述と面接には制度・理論・倫理の理解が必要で、学科合格後も基礎知識を失わない短い復習を残します。
7.1養成講習修了直後の初受験
理論や面談演習に一度触れていますが、学科50問を連続で解く経験と、時間内論述、異なる相談者役とのロープレが少ない状態です。
三領域の初回測定を行い、最も弱い一領域へ週の半分、残り二領域へ四分の一ずつ配分します。
講習の修了判定と国家試験の時間・合格基準は別であり、得意感ではなく実測で配分する必要があるからです。
7.2学科だけ合格している再受験
実技へ集中できますが、論述の根拠抽出と面接の関係構築のどちらが主な失点原因か整理できていません。
前回記録と新しい練習を区分別に評価し、論述・面接を一体の実技として週次で回しながら基礎知識を短く維持します。
実技総合だけでなく区分別条件があり、一方の得意だけで他方の不足を無制限に補えないためです。
7.3実技だけ合格している再受験
学科へ集中したい一方、試験まで数か月あり、相談技能を完全に使わないと合格後の実務準備が途切れます。
学科の分野別誤答を中心にしつつ、月に数回は倫理・事例の観点から短い相談振り返りを残します。
申請上は学科へ集中しても、登録後に求められる専門性は試験合格区分だけで分離されないからです。
08試験の数字を同じ回次・同じ区分で確認する
問題数、時間、料金、合格基準、合格率を別々のサイトから集めると、回次や団体が混ざります。試験概要は申請団体の最新受験案内、結果は厚生労働省または実施団体の同じ回次で確認します。
数字には名称を付けます。『合格率』ではなく、学科、実技、同時受験のどれか、受験者と合格者のどちらを分母・分子にしたかを残します。学習上の目標は公式合格基準とは別欄に置き、編集部の目安を公式値のように表示しません。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 確認対象 | 公式情報で見る箇所 | 保存する記録 | 再確認の契機 |
|---|---|---|---|
| 試験区分 | 学科・実技、論述・面接の関係と申請単位を最新受験案内で確認する。 | 自分が申請する区分と免除を図に残す。 | 申請前、合格通知受領、再受験時。 |
| 問題数・時間 | 学科、論述、面接、口頭試問の実施時間を団体別案内で確認する。 | 練習タイマーと本番手順へ転記する。 | 実施概要更新、受験票受領時。 |
| 合格基準 | 総得点と区分別下限を同じ公式資料で確認する。 | 公式基準と練習目標を別欄で保存する。 | 新回次受験案内、団体変更時。 |
| 受験料 | 申請区分ごとの料金と決済条件を申請画面・案内で確認する。 | 受験料、教材・交通を分けた予算を残す。 | 料金改定、申請区分変更時。 |
| 試験結果 | 同じ回次の受験者数、合格者数、区分別合格率を確認する。 | 回次、団体、区分、分母・分子を残す。 | 新結果公表、難易度記事更新時。 |
この節・表の確認資料: CC協議会 試験概要(確認日 2026年8月9日)/CC協議会 試験日程(確認日 2026年8月9日)/CC協議会 過去問題・利用条件(確認日 2026年8月9日)/JCDA 過去問題・利用条件(確認日 2026年8月9日)
09試験概要を得点計画へ変える:三科目を別々に管理する
試験科目を読んだだけでは、次に何を勉強するかは決まりません。学科、論述、面接について、現在地、合格基準までの差、次回測定日を一枚に分けます。学科の知識量が増えても、論述を時間内に書く練習や、面接後に自分の応答を言語化する練習を始めなければ、実技の準備は進みません。反対に、ロールプレイだけを繰り返し、理論・制度の根拠を説明できない状態も避けます。
最初の測定では合否を占う必要はありません。学科は未学習を含む50問を解き、正解、根拠を説明できた正解、偶然の正解を分けます。論述は公式の出題形式と時間を確認して最後まで書き、未記入、設問ずれ、根拠不足を記録します。面接は逐語の再現ではなく、相談者の主訴、関係形成、見立て、問いの目的を振り返ります。三つを同じ『できた・できない』でまとめないことが重要です。
週次計画は、点数が低い科目へ時間を全部移すのではなく、期限と改善可能性で決めます。学科の知識不足は短問の反復、論述の未完は制限時間付き記述、面接の問いの連続は録音後の振り返りというように、原因と練習を一対一で対応させます。次回測定で同じ指標を取り、教材を増やす前に練習方法の効果を判定します。
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| 科目 | 最初に測るもの | 原因の分類 | 次の一手 |
|---|---|---|---|
| 学科 | 正答と根拠説明の差 | 未知・混同・読落し | 誤答理由別に解き直す |
| 論述 | 時間内の完答と設問対応 | 未完・引用不足・飛躍 | 設問別に型を作り再記述 |
| 面接 | 応答の目的を説明できるか | 質問連続・見立て先行・展開不足 | 一場面一課題で振り返る |
この節・表の確認資料: CC協議会 試験概要(確認日 2026年8月9日)/CC協議会 試験日程(確認日 2026年8月9日)/CC協議会 過去問題・利用条件(確認日 2026年8月9日)/JCDA 過去問題・利用条件(確認日 2026年8月9日)
10本番形式の演習で残すのは点数ではなく判断ログ
本番形式を一度解いて点数だけを記録すると、次回も同じ迷い方を繰り返します。学科では各問に『確信』『二択』『推測』『未回答』を付け、採点後に正誤と組み合わせます。確信した誤答は理解の修正を最優先し、推測で当たった問題は正解扱いで終了させません。二択で外した問題は、二つの選択肢を分ける語を一つ書きます。
論述は答案全体の印象ではなく、設問ごとに事例記録のどの記述を使ったかを線で対応させます。相談者の発言と自分の評価を混ぜていないか、問題の見立てから方策へ飛躍していないか、限られた時間で読み手が追える文章かを確認します。模範解答の文章をそのまま覚えるより、根拠箇所から自分の答案へ至る判断過程を再現できる状態を目指します。
面接の練習記録には、相談者役の評価だけでなく、自分がその応答を選んだ目的と、別の応答候補を残します。助言を急いだ場面では、直前の発言を要約する、感情を確認する、相談者が既に試したことを尋ねるなどの代替を一つ選び、次回は同じ場面だけを再演します。Webで形式を理解した後の反復は、履歴を蓄積できる問題演習やアプリへ分けると弱点の再発を追いやすくなります。
- 1.実施前に本番と同じ時間・中断条件を決める
- 2.学科は確信度、論述は根拠箇所、面接は応答目的を記録する
- 3.一回の演習で直す行動を一つに絞る
- 4.一週間以内に同じ原因を含む別問題で再測定する
- 5.得点推移と原因別件数を分けて見る
よくある質問
学科試験は何問、何分ですか?
四肢択一50問を100分で解き、100点中70点以上が合格基準です。
実技試験は合計何点で合格ですか?
150点中90点以上に加えて、論述と面接の各評価区分で40%以上が必要です。
実技は総合点が合格点なら合格ですか?
総合点に加え、論述と面接の評価区分ごとの下限があります。最新受験案内で団体別の合格基準を確認してください。
キャリアコンサルタント試験は何問ですか?
学科は50問です。論述と面接は選択問題数だけでは表せない実技区分なので、最新受験案内で時間、設問、評価条件を確認してください。
論述だけ合格、面接だけ合格という扱いはありますか?
申請・合否では実技試験として扱われ、論述と面接には区分別条件があります。一部合格・免除の扱いは最新の公式案内と合格通知で確認してください。
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