試験情報2026年度試験対応
衛生管理者の合格点|科目別40%と合計60%を正しく計算
衛生管理者試験の合格基準は、各科目または各範囲で40%以上を取り、さらに対象範囲の合計で60%以上を取ることです。第一種は有害業務二範囲が1問8点、ほかが1問10点なので、44問中の正答数だけでは正しく判定できません。第二種は全問10点でも、三科目の一つが40%未満なら合計180点以上でも不合格です。免除範囲は分母から外して計算します。
- 公開日
- 2026年8月12日
- 更新日
- 2026年8月12日
- 読了目安
- 約20分
- 法令基準日
- 2026年8月12日
- 情報確認日
- 2026年8月12日

先に結論
通常第一種は各五範囲40%以上かつ240/400点以上、通常第二種は三科目各40/100点以上かつ180/300点以上、特例第一種は二範囲各32/80点以上かつ96/160点以上が必要です。最初に受験プロフィールを固定し、範囲ごとの得点を計算してから合計を判定してください。
迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 足切り判定を先に行い、全対象範囲が40%以上かを一つずつ確認する
- 第一種の有害業務に係る労働衛生・関係法令は各問8点、その他は各問10点
- 第二種は18問正解でも一科目3問なら足切りとなるため、三科目の内訳を残す
- 労働生理免除者は免除範囲を満点・合計・足切りの全てから除外する
- 短い練習セットの正答率を本試験の合格判定として表示しない
01結論:範囲別40%を全て満たした後、合計60%を確認する
判定順は二段階です。第一段階で、自分の試験プロフィールに含まれる全科目・全範囲がそれぞれ満点の40%以上かを確認します。一つでも下回れば、合計が60%以上でも合格基準を満たしません。第二段階で、対象となる全範囲の得点を合計し、満点の60%以上かを確認します。「科目のどれか一つが40%あればよい」「合計が高ければ低い科目を相殺できる」という読み方ではありません。

第一種で特に注意するのは、44問を同じ点として数えないことです。有害業務に係る労働衛生と関係法令は各10問・80点で、一問8点です。有害業務以外の労働衛生と関係法令は各7問・70点、労働生理は10問・100点で、一問10点です。正答26問という同じ数でも、どの範囲で正解したかにより得点と足切りが変わります。公式の基準は正答数の一律線ではなく、配点された得点割合です。
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| プロフィール | 範囲別条件 | 合計条件 |
|---|---|---|
| 通常第一種 | 五範囲が各40%以上 | 240/400点以上 |
| 第一種・労働生理免除 | 四範囲が各40%以上 | 180/300点以上 |
| 通常第二種 | 三科目が各40%以上 | 180/300点以上 |
| 第二種・労働生理免除 | 二科目が各40%以上 | 120/200点以上 |
| 特例第一種 | 有害二範囲が各40%以上 | 96/160点以上 |
この節・表の確認資料: 安全衛生技術試験協会 試験科目・配点・合格基準(確認日 2026年8月12日)/安全衛生技術試験協会 合格基準FAQ(確認日 2026年8月12日)
02第一種は8点問題20問と10点問題24問を加重する
通常第一種の有害労働衛生10問と有害関係法令10問は、それぞれ正答数に8点を掛けます。各80点満点の40%は32点なので、各範囲4問正解が最初の境界です。有害業務以外の労働衛生7問と関係法令7問は正答数に10点を掛けます。各70点満点の40%は28点ですが、得点は10点刻みのため実際に基準へ到達する最小正答は各3問、30点です。労働生理は10問100点で、4問40点が境界になります。
五範囲の最低正答だけを合計すると、有害4問ずつ、非有害3問ずつ、労働生理4問の計18問で164点です。各足切りは満たしても、合計240点には76点足りません。つまり、各範囲40%だけを達成して終わるのでも、全体60%だけを先に集めるのでも不十分です。足切りへ近い範囲を守りながら、残る得点を8点・10点の実得点で積み上げます。学習計画では「あと何問」だけでなく「どの範囲であと何点」と書きます。
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| 範囲 | 問題数×配点 | 満点 | 40% | 到達する最小正答 |
|---|---|---|---|---|
| 労働衛生・有害 | 10×8点 | 80 | 32 | 4問 |
| 労働衛生・有害以外 | 7×10点 | 70 | 28 | 3問=30点 |
| 関係法令・有害 | 10×8点 | 80 | 32 | 4問 |
| 関係法令・有害以外 | 7×10点 | 70 | 28 | 3問=30点 |
| 労働生理 | 10×10点 | 100 | 40 | 4問 |
この節・表の確認資料: 安全衛生技術試験協会 試験科目・配点・合格基準(確認日 2026年8月12日)/厚生労働省法令等データベース 衛生管理者規程(確認日 2026年8月12日)
03第一種の境界例:242点でも一範囲24点なら基準未達
例Aでは、有害労働衛生5問40点、非有害労働衛生5問50点、有害関係法令5問40点、非有害関係法令5問50点、労働生理6問60点とします。合計は240点で60%、五範囲はすべて40%以上なので合格基準を満たします。正答数は26問ですが、重要なのは26という数ではなく、各範囲の得点と240点の両方が成立していることです。
例Bでは、有害労働衛生3問24点、非有害労働衛生6問60点、有害関係法令6問48点、非有害関係法令6問60点、労働生理5問50点とします。合計は242点で60%を超え、正答数も26問です。しかし有害労働衛生が24/80点、30%なので基準未達です。例Aと例Bは同じ26問正解でも結論が違います。この差が、第一種を正答数だけで判定してはいけない理由です。
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| 例 | 有害衛生 | 非有害衛生 | 有害法令 | 非有害法令 | 生理 | 合計 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A | 40 | 50 | 40 | 50 | 60 | 240 | 全条件到達 |
| B | 24 | 60 | 48 | 60 | 50 | 242 | 有害衛生が未達 |
この節・表の確認資料: 安全衛生技術試験協会 試験科目・配点・合格基準(確認日 2026年8月12日)/安全衛生技術試験協会 合格基準FAQ(確認日 2026年8月12日)
04第二種は全問10点でも、三科目4問以上を先に見る
通常第二種は、労働衛生、関係法令、労働生理が各10問・100点です。各科目4問正解で40点に到達し、全体では18問正解の180点が60%です。ただし「30問中18問」という覚え方だけでは足切りを防げません。例えば労働衛生7問、関係法令7問、労働生理4問なら各科目40%以上で合計180点です。一方、労働衛生8問、関係法令7問、労働生理3問は同じ18問でも労働生理30点のため基準を満たしません。
第二種は配点が均一なので計算は単純ですが、教材が第一種問題を混ぜると分母が崩れます。第二種の三科目だけを対象にし、各10問の本試験構成で測った場合だけ本試験基準との比較ができます。科目別5問の短い練習で4問正解しても、公式の10問中4問という足切り判定を再現したわけではありません。短いセットは弱点発見に使い、本試験構成の診断とはラベルを分けます。
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| 例 | 労働衛生 | 関係法令 | 労働生理 | 合計 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 各科目到達 | 7問 | 7問 | 4問 | 18問・180点 | 全基準到達 |
| 生理が未達 | 8問 | 7問 | 3問 | 18問・180点 | 科目条件未達 |
この節・表の確認資料: 安全衛生技術試験協会 試験科目・配点・合格基準(確認日 2026年8月12日)/安全衛生技術試験協会 合格基準FAQ(確認日 2026年8月12日)
05免除と特例では、対象外範囲を分母から完全に外す
労働生理免除が正式に認められた第一種は、労働生理を除く34問・300点で、残る四範囲が各40%以上、合計180点以上です。第二種の労働生理免除は20問・200点となり、労働衛生と関係法令が各40%以上、合計120点以上です。免除された労働生理を0点として合計へ含めるのでも、満点だけに含めるのでもありません。問題抽出、満点、得点、科目足切り、進捗率の全てから同じ範囲を除きます。
特例第一種は有害業務に係る労働衛生10問・80点と関係法令10問・80点の計20問・160点です。各範囲32点以上、合計96点以上が必要で、全問8点のため各範囲4問以上、全体12問以上が境界です。ただし一方が3問なら、他方で9問正解して合計12問でも足切りになります。特例第一種は第二種免許を受けた人の別試験プロフィールであり、通常第一種44問の点数表から共通範囲を0点扱いして作るものではありません。
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| プロフィール | 対象範囲数 | 満点 | 合計60% | 範囲40% |
|---|---|---|---|---|
| 第一種・生理免除 | 4 | 300 | 180 | 80点範囲32・70点範囲28 |
| 第二種・生理免除 | 2 | 200 | 120 | 各40 |
| 特例第一種 | 2 | 160 | 96 | 各32 |
この節・表の確認資料: 安全衛生技術試験協会 試験科目・配点・合格基準(確認日 2026年8月12日)/安全衛生技術試験協会 合格基準FAQ(確認日 2026年8月12日)/厚生労働省法令等データベース 衛生管理者規程(確認日 2026年8月12日)
06実行手順:プロフィール、範囲、得点、二段階判定の順で計算
最初に通常第一種、第一種労働生理免除、通常第二種、第二種労働生理免除、特例第一種から申込みと一致するプロフィールを選びます。次に一問ごとに公式範囲IDと配点を付け、正解した問題の点だけを範囲別に合計します。各範囲について得点÷満点を計算し、40%以上かを判定します。全範囲が通った場合に限り、対象得点合計÷対象満点を計算して60%以上かを確認します。小数表示の丸め前の値で比較し、画面上の四捨五入に判定を依存させません。
結果画面には、総得点だけでなく範囲名、正答数、得点、満点、得点率、40%到達、免除状態を表示します。第一種では得点列に8点と10点の積を使い、問題数列と混同しません。誤答復習へ進むときは、最も低い得点率だけでなく、40%までに必要な実得点、説明できなかった正解、問題数の少ない70点範囲を確認します。学習履歴を別プロフィールへ切り替えた場合は、過去の回答を新しい分母へ自動合算しません。
- 1.受験申込みと同じプロフィールを選ぶ
- 2.各問題へ公式範囲と8点・10点の配点を付ける
- 3.範囲ごとの得点率40%を一つずつ判定する
- 4.対象範囲だけの合計得点率60%を判定する
- 5.未達範囲から論点別の復習へ戻る
07よくある失敗と修正:平均、丸め、免除、短問セット
第一の失敗は、第一種44問を全て同じ一問として正答率を出すことです。修正は公式範囲ごとの配点を付けます。第二は、五範囲の平均が40%以上なら足切りを通ると思うことです。実際は各範囲を個別に見るため、一つの30%を他の80%で相殺できません。第三は、総合60%を先に見て学習を終えることです。総合到達後にも範囲別未達があれば、そこを優先します。第四は、表示上40%に丸められた値を合格扱いすることです。分子と分母の実得点で判定します。
第五は、労働生理免除を0点として満点に残す、または免除でない人の生理を学習画面だけ外すことです。公式に認められたプロフィールに限って分母から除外します。第六は、10問の練習で60%を取り「合格圏」と表示することです。本試験の範囲数、問題数、配点、時間を再現していない短問セットは弱点診断であり、合否判定ではありません。第七は、第一種と第二種の回答履歴を合算することです。共通論点があっても本試験プロフィール別に結果を保存します。
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| ミス | 誤った判定 | 正しい処理 |
|---|---|---|
| 第一種を正答数だけで計算 | 8点・10点を同一視 | 範囲別に加重 |
| 範囲平均を使う | 低い範囲を相殺 | 全範囲を個別判定 |
| 免除を0点で残す | 分母が過大 | 範囲ごと除外 |
| 短問で合否表示 | 本試験構成と誤認 | 弱点診断と表示 |
| 区分を合算 | 対象外問題が混入 | プロフィール別保存 |
この節・表の確認資料: 安全衛生技術試験協会 試験科目・配点・合格基準(確認日 2026年8月12日)/安全衛生技術試験協会 合格基準FAQ(確認日 2026年8月12日)
08条件別の具体例:一点突破型、均等型、免除者、特例受験者
第一種で労働生理が得意な人が10問全て正解して100点を取っても、有害関係法令が3問24点ならその範囲は30%です。得意科目の追加復習より、有害関係法令を4問32点以上へ上げることが先です。一方、五範囲がすべて40%を少し超えているものの合計が220点の人は、足切りではなく合計20点不足が課題です。根拠説明率と出題数を見て、10点問題二問または複数範囲の改善を計画します。どの範囲でも闇雲に二問とはせず、実配点で不足を出します。
第二種で三科目が6問ずつなら各60点、合計180点で両条件へ到達します。労働生理免除の第二種で労働衛生8問、関係法令4問なら合計120点、両科目40%以上なので境界です。特例第一種で労働衛生8問64点、関係法令4問32点なら合計96点かつ両範囲40%以上ですが、関係法令3問24点、労働衛生9問72点では同じ12問でも関係法令が未達です。免除・特例では通常試験の満点を流用せず専用表を選びます。
09最新の合格基準と配点を公式サイトで再確認する
安全衛生技術試験協会の衛生管理者紹介ページで、受ける区分の試験科目、範囲、問題数、配点、試験時間を確認します。合格基準は同ページとFAQの合格基準項目を読み、各科目・各範囲40%以上と合計60%以上の両方が現行案内にあることを確かめます。免除者は対象要件と免除後の時間・問題数を同時に確認します。検索結果の「何問で合格」という短い抜粋だけを計算根拠にしません。
確認したら、ページ名、URL、確認日、受験プロフィール、各範囲の満点と一問配点を保存します。試験協会の表が更新された場合は、過去の演習結果を新配点で無条件に再計算せず、どの基準日で解いた結果かを残します。疑問があるときは公式FAQを確認し、個別の免除認定や申込み状況は受験する試験場へ問い合わせます。合格基準の算術例は公式配点からの計算であり、試験協会が別に公表した「正答数保証表」ではないことも明記します。
手計算を検算するときは、解答数、範囲ごとの正答数、一問配点、得点、満点、割合を同じ行に置きます。未回答を正解扱いせず、通常第一種では8点の二範囲と10点の三範囲を分けます。各行で40%を満たすかを先に判定し、その後に得点を合計して60%を見ると、総得点だけが高い足切り状態を見逃しません。小数の正答数は存在しないため、割合だけを丸めて境界を作らず、実際に必要な整数の正答数へ戻して確認します。
短い五肢演習は本試験の配点構成を再現しないため、5問中3問正解をそのまま60%到達と表示しません。短問では分野の誤答と説明不足を見つけ、本番構成と同じ問題数・範囲配分・回答完了を満たす診断だけを公式配点で計算します。時間制限まで再現していない機能は模試と呼ばず、算出した得点にも合格保証を付けません。
- 1.試験協会で受験区分の問題数と配点を見る
- 2.FAQを含め40%と60%の二条件を確認する
- 3.免除・特例は専用の対象範囲と分母を選ぶ
- 4.URL、確認日、基準プロフィールを記録する
- 5.更新差があれば旧結果と新基準を分離する
よくある質問
衛生管理者の合格点は何点ですか?
各科目・各範囲40%以上かつ合計60%以上です。通常第一種は240/400点、通常第二種は180/300点が合計条件ですが、範囲別条件も全て満たす必要があります。
第一種衛生管理者は44問中何問正解で合格ですか?
一律の正答数だけでは判定できません。有害二範囲は一問8点、非有害二範囲と労働生理は一問10点で、五範囲の40%と合計240点を配点付きで計算します。
第二種衛生管理者は18問正解なら合格ですか?
18問で合計180点ですが、三科目がそれぞれ4問・40点以上である必要があります。一科目3問、残りで15問なら合計18問でも科目別条件を満たしません。
総得点が60%以上でも不合格になることはありますか?
あります。対象範囲のどれか一つでも40%未満なら、合計が60%以上でも基準未達です。第一種では範囲別配点、第二種では三科目の内訳を必ず確認します。
第一種の7問・70点の範囲は何問必要ですか?
40%は28点です。一問10点なので到達する最小正答は3問・30点です。ただし他の各範囲40%以上と合計240点以上も別に必要です。
労働生理免除では0点として計算しますか?
いいえ。正式な免除プロフィールでは労働生理を問題数、満点、得点、足切りの対象から除きます。第一種は300点、第二種は200点を分母に合計60%を計算します。
特例第一種は何問正解が必要ですか?
全20問が一問8点で、二範囲各4問・32点以上、合計12問・96点以上が境界です。一方が3問なら合計12問でもその範囲が40%未満です。
無料の10問演習で6問正解なら合格圏ですか?
短い演習は本試験の範囲数、問題数、配点、時間を再現していないため合否判定には使いません。弱点発見として利用し、本試験構成を満たす結果だけを公式基準と比較します。
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