合格後・資格手続2026年版
キャリアコンサルタント更新講習|38時間・費用・探し方・期限【2026年版】
2026年版の解説です。手続・費用・統計の対象時点は、本文と各出典に記載しています。
キャリアコンサルタントの登録は5年ごとの更新が必要で、更新には厚生労働大臣が指定した知識講習8時間以上と技能講習30時間以上を受けます。講習の中身、期限の数え方、講習検索サイトでの探し方、受講料の幅、失効したときの扱いを、厚生労働省と登録センターの案内から整理します。
- 公開日
- 2026年8月9日
- 更新日
- 2026年11月2日
- 読了目安
- 約22分
- 情報確認日
- 2026年11月2日

先に結論
更新には知識講習8時間以上と技能講習30時間以上(合計38時間以上)が必要で、技能講習のうち10時間までは実務で代えられます。講習は厚生労働省の講習検索サイトで探し、受講料は知識講習が6,000〜26,000円、技能講習は1時間あたり3,000円前後です。更新申請は有効期間満了日の90日前から30日前までに行い、手数料は8,000円です。
迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 知識講習8時間以上と技能講習30時間以上、合計38時間以上が原則
- 有効な講習は有効期間満了日から遡って5年以内に修了したもの
- 更新申請は満了日の90日前から30日前まで。期間外の申請は無効
- 指定講習は厚生労働省の講習検索サイトで探す(2026年10月20日時点で知識21件・技能539件)
- 受講料は知識講習6,000〜26,000円、技能講習は1時間3,000円前後。基本料金0円の講習は掲載なし
- 失効後に名乗るには、登録免許税9,000円と登録手数料8,000円がかかる新規登録が必要
01更新講習は知識講習8時間以上と技能講習30時間以上
キャリアコンサルタントの登録は、5年ごとに更新を受けなければ効力を失います(職業能力開発促進法第30条の19第3項)。更新に必要なのは、厚生労働大臣の指定を受けた知識講習8時間以上と技能講習30時間以上の修了です。合計は原則38時間ですが、実務の時間や技能検定の合格で一部または全部が免除される場合があります。

知識講習は、職業能力開発(リカレント教育を含む)、企業におけるキャリア形成支援、労働市場、労働政策・労働関係法令・社会保障制度、学校教育制度とキャリア教育、メンタルヘルス、中高年齢期のライフステージと発達課題、個人の多様な特性などを扱います。指定された知識講習は1つで8時間以上の要件を満たす構成です。厚生労働省は、更新直前のおおむね1年の間に受けることが望ましいとしています。
技能講習は、カウンセリング、グループアプローチ、キャリアシートの作成指導と活用、相談過程全体の進行管理といった基本の技能と、相談場面の設定、自己理解・仕事理解の支援、意思決定と方策の実行の支援、新たな仕事への適応の支援、相談過程の総括といった相談過程の技能を扱います。経験と活動分野に応じて科目を選びます。厚生労働省は、毎年6時間ずつ順により高いレベルの講習を受ける例を示しています。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 区分 | 必要時間 | 主な内容 | 受ける時期の目安 |
|---|---|---|---|
| 知識講習 | 8時間以上(指定講習1つで満たせる構成) | 労働市場、労働関係法令・社会保障、学校教育とキャリア教育、メンタルヘルスなど | 更新直前のおおむね1年の間 |
| 技能講習 | 30時間以上(うち10時間までは実務・指導で代替可) | カウンセリング、グループアプローチ、相談過程の各段階の支援 | 毎年6時間ずつなど計画的に |
| 合計 | 原則38時間以上 | 免除・代替の条件は別に確認 | 有効期間満了日から遡って5年以内に修了したものが有効 |
この節・表の確認資料: e-Gov 職業能力開発促進法(第30条の19・第30条の28)(確認日 2026年11月2日)/厚生労働省 更新講習の受講について(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 更新要件(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)(確認日 2026年11月2日)
02期限は登録証の有効期間満了日から逆算する
更新の起点は、登録証とマイページに表示される有効期間満了日です。新規登録または前回の更新から5年以内に更新を受ける必要があり、更新申請は満了日の90日前から30日前までの間だけ受け付けられます。期間外の申請は無効です。郵送は消印がこの期間内にあることが条件で、オンライン申請ではマイページの申請ボタンが申請期間中にだけ表示されます。
数えられる講習にも期限があります。登録センターは、更新に有効な講習を「有効期間満了日から遡って5年以内に修了したもの」と案内しています。更新申請中に次の更新のつもりで受けた講習は持ち越せず、次回の要件に入らない可能性が高いとされています。対象期間の始まりの日は、マイページのメッセージにある「更新要件対象年月日」で確認できます。
オンラインで申請してから新しい登録証が届くまで、1〜2か月かかります。審査は6週間程度で、書類に不備があれば連絡が来ます。申請期間の終わり近くに出すと、不備を直す日数が残りません。更新手数料は8,000円(非課税)で、オンライン申請ではクレジットカードかコンビニで支払います。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 項目 | 目安の時期 | 確認先 |
|---|---|---|
| 講習の対象期間 | 2022年春以降に修了した講習(始まりの日は更新要件対象年月日) | 登録センターのマイページ |
| 知識講習を受ける時期 | 2026年春から申請前まで(更新直前のおおむね1年の間) | 厚生労働省の更新講習の案内 |
| 更新申請の期間 | 2026年12月31日前後から2027年3月1日前後まで(満了日の90日前から30日前) | マイページの更新申請期間 |
| 審査 | 申請後6週間程度 | 登録センターからのメール |
| 新しい登録証 | 申請から1〜2か月で簡易書留により届く | 登録センターの案内 |
この節・表の確認資料: 厚生労働省 更新講習の受講について(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 更新要件(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター オンラインでの更新申請(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)(確認日 2026年11月2日)
03指定講習は厚生労働省の講習検索サイトで探す
更新に使えるのは、厚生労働大臣の指定を受けた講習だけです。指定講習は、厚生労働省の「キャリアコンサルタント講習検索サイト」で一覧にして検索できます。2026年10月20日時点の掲載情報では、知識講習が21件、技能講習が539件あります。厚生労働省の更新講習のページにも、知識講習と技能講習の一覧が載っています。
検索サイトでは、講習区分、技能講習の分野、学習形態、開催地、開催日、受講料の上限と下限で絞り込めます。結果は受講料の低い順・高い順、受講時間の短い順・長い順に並べ替えられ、お気に入りに入れた講習を最大3件まで画面上で比べられます。
学習形態の「通信」は動画などを配信で視聴する形、「オンライン」はWeb会議システムで受講者がリアルタイムに集まる形です。同じ在宅受講でも、演習や相談の練習の有無が変わります。掲載されている受講料は基本料金で、会員価格などではありません。日程、申込方法、料金の詳細は、一覧に載っているURLから実施機関のページで確認します。
- 1.検索サイトのトップで「更新講習を探す」を選ぶ
- 2.講習区分で「知識(更新)」または「技能(更新)」を選ぶ
- 3.技能講習は、企業等領域・需給調整領域・教育領域・事例検討など10の分野から受けたい分野を選ぶ
- 4.学習形態(通学あり・オンラインのみ)、開催地、開催日、受講料の範囲を指定して検索する
- 5.受講料や受講時間で並べ替え、候補を最大3件まで比べる
- 6.実施機関のページで日程・料金・修了証の発行方法を確かめて申し込む
04受講料の幅と、無料・低額の講習の実態
講習検索サイトに掲載された基本料金(2026年10月20日時点の情報)を集計すると、知識講習21件の受講料は6,000円から26,000円で、中央値は14,960円でした。21件のうち15件は動画などで受ける通信のみの講習です。
技能講習539件の受講料は6,900円から130,000円です。講習の長さが2時間から35時間まで違うため、1時間あたりに直すと中央値は3,000円で、中央の半分は2,500円から約3,330円に入ります。件数が最も多い6時間の講習(205件)の中央値は19,800円です。1つで30時間を満たす講習は539件中1件だけで、多くの場合は複数の講習を組み合わせます。
中央値で並べた目安は、知識講習約15,000円、技能講習30時間で約90,000円、更新手数料8,000円の合計約11万円です。実務従事や1級技能士の指導による10時間の代替を使えば、技能講習は20時間で約60,000円になります。テキスト代や入学料を備考欄に別に書いている講習もあるため、支払う総額は実施機関のページで確かめます。
基本料金が0円の講習は、知識講習にも技能講習にもありませんでした。備考欄に会員は0円と書かれた講習が知識講習1件、技能講習5件ありますが、いずれも実施団体の会員であることが条件で、会費は受講料と別にかかります。低額の講習を選ぶこと自体に問題はありません。ただし、同一更新期間内に同じ名称の講習を繰り返しても有効な時間は1回分なので、違う名称・分野の講習で時間をそろえます。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 区分 | 掲載件数 | 最低 | 中央値 | 最高 |
|---|---|---|---|---|
| 知識講習 | 21件 | 6,000円 | 14,960円 | 26,000円 |
| 技能講習(1講習あたり) | 539件 | 6,900円 | 18,800円 | 130,000円 |
| 技能講習(1時間あたり) | 539件 | 約1,170円 | 3,000円 | 約8,330円 |
| 技能講習(6時間の講習) | 205件 | 7,000円 | 19,800円 | 33,750円 |
この節・表の確認資料: 厚生労働省 更新講習の受講について(確認日 2026年11月2日)/厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト(2026年10月20日時点の掲載情報)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 更新要件(確認日 2026年11月2日)
05実務による10時間の代替と、技能検定合格による免除
技能講習30時間のうち10時間までは、キャリアコンサルティングの実務に従事した時間、または技能検定キャリアコンサルティング職種1級に合格したキャリアコンサルタントから実務の指導を受けた時間で代えられます。2つを合わせても上限は10時間で、実務8時間と指導8時間でも16時間ではなく10時間です。どちらも証明書が必要です。
実務従事として数えられるのは、支援の対象が労働者(求職者を含む)で、相談の内容が職業の選択・職業生活設計・職業能力の開発と向上に関するもので、一対一かそれに準じる少人数のグループで行ったものです。情報提供にとどまるものや、授業・訓練の運営そのものは含みません。
登録後に技能検定キャリアコンサルティング職種の1級または2級に合格した人は、合格後5年以内に行う更新に限り、知識講習と技能講習の両方が免除されます。登録前に2級だけに合格していた場合は、更新講習を受ける必要があります。1級の合格者は技能講習が常に免除されますが、知識講習の免除は合格後5年以内の更新だけです。どの場合も更新申請の手続は必要です。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 条件 | 免除・代替されるもの | 注意点 |
|---|---|---|
| 実務従事・1級技能士の実務指導 | 技能講習のうち最大10時間 | 2つ合わせても10時間まで。証明書が必要 |
| 登録後に技能検定1級・2級に合格 | 合格後5年以内の更新で知識講習と技能講習 | 登録前に2級だけ合格の場合は対象外 |
| 技能検定1級を持っている | 技能講習(30時間以上) | 更新申請の手続は必要 |
この節・表の確認資料: キャリアコンサルタント登録センター 更新要件(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)(確認日 2026年11月2日)
06更新しないと失効し、名乗るには失効後の新規登録が必要
有効期間満了日までに更新を受けないと、満了日以降に登録は失効し、登録証も無効になります。更新しないことを届け出る手続はありません。職業能力開発促進法第30条の28は、キャリアコンサルタントでない者がその名称や紛らわしい名称を使うことを禁じているため、失効後は名刺やプロフィールの表記を外します。
もう一度名乗るには、失効後の新規登録を申請します。登録できる条件は、持っている資格、過去の登録の有無、合格時期で分かれます。試験または技能検定の合格から5年以内であれば追加の受講なしで登録でき、そうでなければ知識講習8時間以上と技能講習30時間以上を受けてから登録します。経過措置の対象の人は、国家試験に合格し直さなければ登録できません。自分の区分は登録センターの申請要件チェッカーで確認できます。
費用も更新より増えます。期限内の更新は手数料8,000円ですが、失効後の新規登録では登録免許税9,000円と登録手数料8,000円がかかります。申請は郵送だけで、審査に6週間程度、登録証が届くまで1〜2か月かかります。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 項目 | 期限内の更新 | 失効後の新規登録 |
|---|---|---|
| 申請の時期 | 有効期間満了日の90日前から30日前まで | 失効した後 |
| 必要な講習 | 知識8時間以上・技能30時間以上(免除・代替あり) | 合格から5年を過ぎていれば知識8時間以上・技能30時間以上 |
| 費用 | 更新手数料8,000円 | 登録免許税9,000円と登録手数料8,000円 |
| 申請方法 | オンラインまたは郵送 | 郵送のみ |
| 名称の使用 | 途切れない | 失効から再登録まで使えない |
この節・表の確認資料: e-Gov 職業能力開発促進法(第30条の19・第30条の28)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(郵送申請)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(新規登録申請について)(確認日 2026年11月2日)
07修了証は受講のたびに保存し、時間を記録で数える
更新申請では、知識講習と技能講習の修了証、免除や代替を使う場合はその証明書を提出します。オンライン申請では画像かPDFをアップロードします。修了証がPDFやメールで届く講習もあるため、受講した日のうちに保存先を決めます。
受講するたびに、講習名、区分、時間、修了日、受講料、修了証の保存先を1行ずつ記録します。同じ名称の講習の重複や、対象期間の外で修了した講習に、申請の直前ではなく申し込みの時点で気づけます。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 項目 | 記録すること | 防げる失敗 |
|---|---|---|
| 講習名 | 検索サイトに載っている講習名 | 同じ名称の講習の重複受講 |
| 区分と時間 | 知識・技能の別と有効な時間数 | 知識と技能の時間の取り違え |
| 修了日 | 修了した年月日 | 対象期間の外の講習を数えること |
| 修了証 | 原本やPDFの保存先 | 申請時の書類不足 |
| 免除・代替の根拠 | 実務従事の証明書、合格証の写し | 代替時間の数えすぎ |
この節・表の確認資料: キャリアコンサルタント登録センター 更新要件(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター オンラインでの更新申請(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)(確認日 2026年11月2日)
085年間の受講計画:技能講習は毎年、知識講習は最後の1年に
厚生労働省の例に沿うと、技能講習は毎年6時間前後ずつ受け、知識講習は更新直前のおおむね1年の間に1つ受ける形になります。毎年6時間なら5年で30時間に届き、満了の直前に空いている講習を探す必要がなくなります。
受講料も分散できます。講習検索サイトに載っている技能講習の1時間あたりの中央値3,000円で計算すると、毎年6時間で約18,000円です。実務従事や1級技能士の指導で10時間を代えられる人は、その分だけ受講時間を減らせます。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 段階 | 実行すること | 残す証拠 | 次へ進む条件 |
|---|---|---|---|
| 登録した年 | 登録証で有効期間満了日を確かめ、マイページの更新要件対象年月日を控える。 | 満了日と対象期間の開始日 | 満了日と対象期間の開始日が分かっている。 |
| 1〜4年目 | 技能講習を毎年6時間前後、違う名称・違う分野で受ける。 | 修了証と受講記録 | 技能講習の累計が毎年増えている。 |
| 実務の代替 | 実務従事や1級技能士の指導の時間を証明書にしてもらう。 | 実務従事に関する証明書など | 代替は合計10時間以内に収まっている。 |
| 5年目 | 知識講習8時間以上を1つ受け、技能講習の不足分を埋める。 | 知識講習の修了証 | 知識8時間以上と技能30時間以上(代替を含む)がそろった。 |
| 申請期間 | 満了日の90日前を過ぎたら早めに更新を申請し、手数料8,000円を払う。 | 申請の受付と支払いの記録 | 新しい登録証が届いた。 |
この節・表の確認資料: e-Gov 職業能力開発促進法(第30条の19・第30条の28)(確認日 2026年11月2日)/厚生労働省 更新講習の受講について(確認日 2026年11月2日)/厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト(2026年10月20日時点の掲載情報)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 更新要件(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター オンラインでの更新申請(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(郵送申請)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(新規登録申請について)(確認日 2026年11月2日)
09時間が足りていても更新できない四つの失敗
講習の時間が足りていても、申請期間、講習の名称、対象期間、免除の条件で更新できないことがあります。登録センターの案内にある条件から、起きやすい失敗を挙げます。
9.1申請期間を過ぎた
講習は修了しているのに、満了日の30日前を過ぎてから申請しようとします。
満了日を締切だと思い、申請期間の終わりが満了日の30日前であることを確かめていません。
期間外の申請は無効です。満了日の90日前を申請の開始日、その2週間後を自分の締切として予定に入れます。
9.2同じ名称の講習を2回受けた
同じ講習を2回受けて、時間を2回分数えています。
同一更新期間内に同じ名称の講習を繰り返しても、有効なのは1回分です。
申し込む前に受講記録の講習名と照らし、違う名称・分野の講習を選びます。
9.3対象期間の外の講習を数えた
前回の更新申請中に受けた講習を、今回の時間に入れています。
有効な講習は有効期間満了日から遡って5年以内に修了したものだけで、持ち越しはありません。
マイページの更新要件対象年月日より前に修了した講習を外して数え直します。
9.4免除を広く考えた
登録前に技能検定2級に合格しているので、講習は要らないと考えています。
知識講習と技能講習の免除は、登録後に1級または2級に合格した人の、合格後5年以内の更新に限られます。
合格日と登録日を並べ、登録センターの更新要件と照らしてから講習の要否を決めます。
10学び直しを兼ねて、活動領域から技能講習の分野を選ぶ
講習検索サイトの技能講習は、企業等領域、需給調整領域、教育領域、特定層への支援、領域共通の技能、特定のカウンセリング技法、ジョブ・カード作成支援、ツールの理解・活用、グループアプローチ、事例検討の10分野に分かれています。時間を埋めるためでなく、今の相談で困っている場面から分野を選びます。
10.1企業で社員の面談をしている
社内の面談で、上司や人事部門との連携や、面談を続ける仕組みづくりに迷っています。
企業等領域の中から、セルフ・キャリアドックや組織開発・組織管理を扱う講習を探します。
面談の技法だけでは、組織の中で面談を続ける仕組みまでは扱えないためです。
10.2ハローワークや人材会社で就職を支援している
応募の相談が多く、相談者の年齢や事情もさまざまです。
需給調整領域の講習に、特定層への支援(シニア、若者・就職氷河期、外国人、メンタルヘルス・障害など)の講習を組み合わせます。
相談者の属性によって、必要な情報と関わり方が変わるためです。
10.3学校や大学で学生を支援している
進路の相談と就職活動の支援を、授業や行事と並行して行っています。
教育領域の講習から、自分の担当する学年や場面に近いものを選びます。
学生の相談は、学校の制度や年間の行事と結びついているためです。
10.4資格を取った後、相談の機会が少ない
面談の経験が少なく、自分の関わり方が合っているか分かりません。
事例検討の分野から、受講者の事例検討や逐語記録の書き方を扱う講習を選びます。
他の人の事例と自分の記録を使って振り返る機会は、一人では作りにくいためです。
11講習を申し込む前と更新申請の前に公式情報で確かめる
講習の指定、日程、受講料は変わります。この記事の受講料は2026年10月20日時点の掲載情報を集計したもので、申し込む時点の金額は実施機関のページで確かめます。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 確認対象 | 公式情報で見る箇所 | 保存する記録 | 再確認の契機 |
|---|---|---|---|
| 有効期間 | 登録証とマイページの有効期間満了日 | 満了日と申請期間 | 登録したときと毎年1回 |
| 対象期間 | マイページの更新要件対象年月日 | 対象期間の開始日 | 講習を申し込む前 |
| 指定講習 | 講習検索サイトの講習区分と時間 | 講習名と時間 | 講習を申し込む前 |
| 受講料 | 実施機関の講習ページ | 支払った金額と備考 | 講習を申し込む前 |
| 免除・代替 | 登録センターの更新要件と証明書の様式 | 合格日・登録日・証明書 | 技能検定に合格したときと更新申請の前 |
この節・表の確認資料: e-Gov 職業能力開発促進法(第30条の19・第30条の28)(確認日 2026年11月2日)/厚生労働省 更新講習の受講について(確認日 2026年11月2日)/厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト(2026年10月20日時点の掲載情報)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 更新要件(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター オンラインでの更新申請(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(郵送申請)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(新規登録申請について)(確認日 2026年11月2日)
12学び直しになる講習かを講習ページで見分ける
同じ時間と受講料でも、講習によって学べることは変わります。講習ページで、扱う相談の場面、演習の有無、受講の形、講師、修了の条件を確かめてから申し込みます。
通信の講習は動画を視聴する形で、日程を合わせやすい一方、相談の練習や他の受講者との意見交換が含まれないことがあります。オンラインや通学の講習は日時が決まっていますが、演習や事例検討で自分の関わり方への指摘を受けられる講習があります。知識を補いたいのか、面談の技能を磨きたいのかで形を選びます。
直近の面談で答えに詰まった場面を1つ書き出し、その場面を扱う講習を探すと、学んだことを次の面談で試せます。受講した後は、次の面談で試すことを1つ受講記録に書き足し、翌年の講習選びに使います。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 確認時点 | 実行 | 記録 | 避ける判断 |
|---|---|---|---|
| 申し込む前 | 直近の面談で困った場面を1つ書き出す | 場面と困った理由 | 時間が埋まるかだけで選ぶ |
| 講習ページ | 扱う場面・演習の有無・受講の形を読む | 講習名・URL・受講の形 | 講習名の印象だけで決める |
| 料金 | 基本料金、会員価格、テキスト代などを確かめる | 支払う総額 | 検索サイトの金額だけで判断する |
| 受講した後 | 次の面談で試すことを1つ決める | 試すことと結果 | 修了証の保存だけで終える |
| 次の年 | 前の年の結果から次の分野を選ぶ | 選んだ分野と理由 | 毎年同じ分野だけを受ける |
この節・表の確認資料: e-Gov 職業能力開発促進法(第30条の19・第30条の28)(確認日 2026年11月2日)/厚生労働省 更新講習の受講について(確認日 2026年11月2日)/厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト(2026年10月20日時点の掲載情報)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 更新要件(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター オンラインでの更新申請(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(郵送申請)(確認日 2026年11月2日)/キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(新規登録申請について)(確認日 2026年11月2日)
よくある質問
更新講習は合計何時間必要ですか?
厚生労働大臣の指定を受けた知識講習8時間以上と技能講習30時間以上、合計38時間以上が原則です。技能講習のうち10時間までは実務従事や1級技能士からの指導の時間で代えられ、登録後の技能検定合格による免除もあります。
更新申請はいつできますか?
登録の有効期間満了日の90日前から30日前までです。期間外の申請は無効で、郵送は消印がこの期間内であることが必要です。自分の申請期間は登録センターのマイページで確認できます。
同じ更新講習を2回受ければ時間は2回分になりますか?
なりません。同一更新期間内に同じ名称の講習を繰り返し受けた場合、更新申請で有効な時間は1回分だけです。
無料で受けられる更新講習はありますか?
2026年10月20日時点の講習検索サイトの掲載では、基本料金が0円の講習はありませんでした。実施団体の会員なら0円と備考に書かれた講習が知識講習1件・技能講習5件ありますが、会費は別にかかります。
更新講習の一覧はどこで見られますか?
厚生労働省の「キャリアコンサルタント講習検索サイト」で、講習区分を「知識(更新)」または「技能(更新)」にして検索すると一覧が出ます。厚生労働省の更新講習のページにも一覧が載っています。
更新を忘れて失効したらどうなりますか?
有効期間満了日以降は登録が失効し、キャリアコンサルタントと名乗れなくなります。再び名乗るには失効後の新規登録が必要で、合格から5年を過ぎていれば知識8時間・技能30時間の講習を受け、登録免許税9,000円と登録手数料8,000円を納めます。
安い講習だけで38時間をそろえてもよいですか?
指定講習であれば、受講料の高い安いは更新の要件に関係しません。ただし同一更新期間内に同じ名称の講習を繰り返しても有効なのは1回分なので、違う名称・分野の講習を組み合わせて知識8時間以上と技能30時間以上にします。
技能検定に合格すれば更新講習はすべて免除ですか?
登録後に技能検定キャリアコンサルティング職種の1級または2級に合格した場合、合格後5年以内に行う更新に限り知識講習と技能講習が免除されます。登録前に2級だけ合格していた場合は受講が必要です。1級の合格者は技能講習が常に免除されます。
この記事の参照元
法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。
- e-Gov 職業能力開発促進法(第30条の19・第30条の28)確認日 2026年11月2日別画面で開く
- 厚生労働省 更新講習の受講について確認日 2026年11月2日別画面で開く
- 厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト(2026年10月20日時点の掲載情報)確認日 2026年11月2日別画面で開く
- キャリアコンサルタント登録センター 更新要件確認日 2026年11月2日別画面で開く
- キャリアコンサルタント登録センター オンラインでの更新申請確認日 2026年11月2日別画面で開く
- キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(更新について)確認日 2026年11月2日別画面で開く
- キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録確認日 2026年11月2日別画面で開く
- キャリアコンサルタント登録センター 失効後の新規登録(郵送申請)確認日 2026年11月2日別画面で開く
- キャリアコンサルタント登録センター よくある質問(新規登録申請について)確認日 2026年11月2日別画面で開く