試験情報2026年度試験対応
宅建の解答速報2026|公式正解が出る日と自己採点のやり方
宅建試験を解き終えた直後は、とにかく点数を知りたくなります。ただ、宅建試験の公式の正解番号が出るのは試験当日ではありません。このページは、2026年8月4日時点で確定している事実だけを使い、いつ何が公表されるのか、速報をどう扱えば判断を誤らないのか、採点結果から次に何を決めればよいのかを整理したものです。試験前に読んでも、試験直後に読んでも使えるようにしています。
- 公開日
- 2026年8月4日
- 更新日
- 2026年8月4日
- 読了目安
- 約15分
- 法令基準日
- 2026年4月1日

宅建試験の公式正解番号が公表されるのは、試験当日ではなく合格発表日です。令和8年度であれば2026年11月25日(水)に、不動産適正取引推進機構のホームページへ合格者受験番号・合否判定基準・試験問題の正解番号がまとめて掲示されます。試験翌日までに出回るのは民間事業者などによる解答速報で、実施機関が確定した正解ではありません。速報での自己採点は点数を1つに決めず、番号が割れている問題を除いた幅で出してください。
迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 公式正解番号が出るのは合格発表日である事実
- 民間速報を使うときに点数を幅で出す理由
- 50問受験と45問受験を混ぜない採点手順
- 採点結果を発表までの5週間の行動へ変える方法
01結論:公式の正解番号が出るのは合格発表日
宅建試験には、試験当日や翌日に実施機関が正解を公表する仕組みがありません。不動産適正取引推進機構がホームページに試験問題の正解番号を掲示するのは、合格発表と同じ日です。令和8年度の合格発表日は2026年11月25日(水)ですから、10月18日(日)の試験から約5週間あとになります。
つまり、試験翌日に見つかる「解答速報」は、すべて実施機関以外が作ったものです。予備校や出版社が自社の解答として公開しているもので、精度は高いことが多いものの、確定した正解ではありません。実際、解釈が分かれる問題では速報ごとに番号が違うことがあります。
この構造を知らないまま速報の点数を信じ込むと、2つの失敗が起きます。1つは、ぎりぎりの点数なのに合格を前提にして手続の準備を始めてしまうこと。もう1つは、合格していたのに不合格と思い込み、5週間を無駄にすることです。
したがって、試験直後にやるべきことは「点数を1つに確定させる」ことではありません。確実に正解している問題と、まだ分からない問題を分け、点数を幅として持っておくことです。
02令和8年度の日程と、公表されるもの
令和8年度宅建試験は2026年10月18日(日)13時から15時までです。登録講習修了者は13時10分開始で1時間50分となります。受験票は10月2日(金)に発送されます。
合格発表日は2026年11月25日(水)です。機構は、この日にホームページへ合格者受験番号、合否判定基準、試験問題の正解番号を掲示すると案内しています。正解番号だけが先に出ることはありません。
したがって、試験日から合格発表日までの間は、公式には自分の得点を確定できない期間ということになります。この期間の長さをあらかじめ知っておくと、速報の扱い方も落ち着きます。
| 時点 | 分かること | 分からないこと |
|---|---|---|
| 10月18日 試験終了直後 | 自分が選んだ番号(記録した場合) | 正解・得点 |
| 10月18日夜〜19日 | 民間速報による暫定的な正解候補 | 確定した正解・合格点 |
| 11月25日 合格発表 | 公式正解番号・合否判定基準・合否 | — |
03解答速報・公式正解番号・合否判定基準は別物
検索で「宅建 速報」と入力する人の意図は、実は2つに分かれます。正解番号を知りたい人と、合格ラインの目安を知りたい人です。この2つは情報の出所も確定時期も違うため、混ぜないでください。

解答速報は、試験直後に民間事業者などが独自に示す暫定的な正解候補です。早く採点できる代わりに、後から番号が変わる可能性が残ります。
公式正解番号は、実施機関が確定させた各問の正解です。自己採点の正本はこれで、速報と食い違った場合はこちらが優先します。公表は合格発表日です。
合否判定基準は、その年度で何問正解すれば合格かを示す線です。宅建試験には事前に決められた合格点がなく、この基準が公表されて初めて確定します。正解番号が分かっても、合格点が分からなければ合否は決まりません。
| 情報 | 誰が出すか | いつ出るか | 確定しているか |
|---|---|---|---|
| 解答速報 | 予備校・出版社など | 試験当日〜翌日 | 暫定 |
| 公式正解番号 | 不動産適正取引推進機構 | 合格発表日 | 確定 |
| 合否判定基準 | 不動産適正取引推進機構 | 合格発表日 | 確定 |
04当日に公式正解が出ないことを前提に動く
資格試験のなかには、試験当日や数日以内に正答を公表するものもあります。宅建試験はそうではないため、他の試験の感覚で「そのうち公式が出るだろう」と待っていると、11月25日まで何も出ません。
この違いは、試験直後の過ごし方に影響します。公式正解が数日で出る試験なら、それを待ってから動けばよいのですが、宅建では5週間待つことになります。その間ずっと結果を保留にしておくのは現実的ではありません。
そこで、速報を「確定した点数を知るための道具」ではなく「自分の位置がどのあたりかを幅で知るための道具」として使います。幅で捉えておけば、上振れしても下振れしても対応できます。
05自己採点の前提は、自分の解答の記録
自己採点は、自分が選んだ番号と正解番号を照合する作業です。当たり前のようですが、自分の解答を記録していなければ、速報が出ても公式正解が出ても採点できません。ここでつまずく人が毎年います。
宅建試験では問題冊子を持ち帰ることができます。マークシートは回収されるため、記録として残るのは問題冊子に自分で書き写した番号だけです。解き終わって時間が余ったら、見直しと並行して選んだ番号を問題冊子へ書き写してください。
書き写すタイミングは、全問マークし終えたあとが確実です。先に問題冊子へ書いてからマークすると、転記ミスがあったときに気づけません。マークシートを正本として、そこから写します。
記録の精度は、あとの判断の精度に直結します。特に境目の点数になりそうな人ほど、1問の記録漏れが結果の解釈を変えます。模試の段階からこの手順を練習しておくと、本番で慌てません。
06速報を使った自己採点の手順
手順は次のとおりです。まず自分の受験区分(50問か45問か)を確定させます。次に、複数の速報を並べて、番号が一致している問題と割れている問題に分けます。そのうえで、一致している問題だけで得点を数えます。
一致している問題だけの得点が「最低点」です。割れている問題を全部正解と仮定したものが「最高点」になります。この2つの間が、現時点で言える自分の位置です。
多くの年で、番号が割れる問題は数問にとどまります。したがって幅も数点で収まることが多く、実用上は十分な精度になります。逆に幅が大きく出る年は、それだけ解釈の難しい問題が多かったということで、合格点も動きやすいと考えられます。
採点の記録は残しておいてください。合格発表日に公式正解番号で採点し直すとき、どの問題の判断が変わったかを追えます。
07点数を1つに決めない
速報の点数を「36点」のように1つの数字で持つと、その数字を基準に合否を考えてしまいます。しかし、その数字には未確定の要素が含まれています。
たとえば速報同士で2問割れていれば、実際の点数は34点から36点の間です。さらに、その年の合格点自体も発表まで分かりません。数字を1つに固めるほど、判断を誤る余地が増えます。
幅で持つことの利点は、行動を分けやすくなることです。幅の下限でも余裕を持って高い人は合格を前提に準備を進めてよく、幅の上限でも大きく届いていない人は翌年の計画に切り替えられます。幅が合格ラインをまたぐ人だけが、発表を待つ必要があります。
この「待つ必要がある人」は、実は少数です。多くの人は速報の段階で行動方針を決められます。
0845問受験は採点範囲が違う
登録講習を修了した人は問46から問50までが免除され、45問で受験します。自己採点で使うのは問1から問45までです。免除された5問を自分で解いて加算すると、実際の判定とは違う点数が出ます。
合否判定基準も、50問受験と45問受験で別々に示されます。合格発表日に公表される基準を見るときも、自分の区分の欄を見てください。ここを取り違えると、合格しているのに不合格と思い込む、あるいはその逆が起きます。
速報を掲載しているサイトの多くは50問分の正解番号を出します。45問受験者は、そこから問46以降を除いて採点します。単純ですが、試験直後の高揚した状態では見落としやすい点です。
09点数が分かっても合否は決まらない
宅建試験には、事前に決められた合格点がありません。その年の問題の難易度と受験者全体の得点分布を踏まえて、合否判定基準が定められます。したがって、自己採点の点数が出ても、それが合格圏かどうかは発表まで確定しません。
試験直後に出回る「今年のボーダー予想」は、あくまで予想です。予想であることを明示していない情報は、根拠が確認できないものとして扱ってください。
過去の合格点を参考にすること自体は問題ありませんが、そのまま今年に当てはめるのは危険です。過去の推移には幅があり、その幅の中でどこに落ち着くかは事前には分かりません。
合格率と合格点が実際にどう動いてきたかは、別の記事で年度ごとに整理しています。目安として幅を知りたい場合はそちらを参照してください。
10自己採点の幅から、発表までの動き方を決める
合格点が未確定でも、行動は決められます。判断材料は「自己採点の幅がどこにあるか」の一点です。幅の下限と上限を出したら、次の3つのどれに当てはまるかを見てください。
幅の下限が、過去に合格点となったことのある範囲を明確に上回っている場合。この人は、合格を前提に準備を進めて構いません。資格登録には原則2年以上の実務経験が必要で、経験がなければ登録実務講習を受けることになります。講習は実施機関ごとに日程が決まっているため、発表を待ってから探すより早く動けます。
幅が合格ラインをまたいでいる場合。ここが最も落ち着かない位置ですが、やることは単純で、両方を軽く準備しておくだけです。手続の流れを一通り読み、同時に、自己採点で落とした問題の論点をメモに残します。どちらに転んでも捨てる作業になりません。
幅の上限でも明らかに届いていない場合。この人にとって、発表までの5週間は翌年に向けて最も効率のよい期間になります。試験の記憶が鮮明なうちにしかできない作業があるためです。時間が経つと、どの問題でどう迷ったかは思い出せなくなります。
どの位置にいても共通するのは、合否そのものを11月25日より前に確定させないことです。行動の準備を先に進めるのは合理的ですが、結論を先に出すと、外れたときの立て直しが遅れます。
| 幅の位置 | この時点で言えること | 発表までにやること |
|---|---|---|
| 下限が余裕をもって上 | 合格の可能性が高い | 登録実務講習の日程と資格登録の必要書類を調べる |
| ラインをまたぐ | 確定できない | 手続の流れを読む/落とした論点をメモに残す |
| 上限でも届かない | 翌年受験の可能性が高い | 迷った問題を記録し、分野別の弱点を洗い出す |
11合計点より、分野別の内訳を見る
自己採点で本当に価値があるのは、合計点そのものよりも分野ごとの内訳です。合計が同じでも、どこで落としたかによって、翌年の学習も、合格していた場合の実務での自信も変わります。
宅建業法は50問中20問を占め、条文と手続の反復で安定させやすい分野です。ここで6問以上落としている場合、理解の問題というより演習量の不足であることが多くなります。
権利関係は14問で、事例を読んで法律関係を整理する力が問われます。ここだけが極端に低い場合は、問題数をこなすより、登場人物と時系列を図にする読み方から立て直したほうが早くなります。
法令上の制限と税・その他は、数字と手続の暗記が得点に直結します。落とした問題が特定のテーマに固まっているなら、暗記表で該当箇所だけを詰め直せます。
| 分野 | 出題数 | 落としが多いときに疑うこと |
|---|---|---|
| 宅建業法 | 20問 | 演習量の不足・手続の細部の詰め漏れ |
| 権利関係 | 14問 | 事例の読み方・条文の適用範囲の理解 |
| 法令上の制限 | 8問 | 数値と例外の暗記の抜け |
| 税・その他 | 8問 | 統計・税の直前確認の不足 |
12合格発表日に必ず採点し直す
速報での採点は暫定です。合格発表日に公式正解番号が出たら、同じ記録を使って必ず採点し直してください。番号が割れていた問題の答えが確定し、点数が動く可能性があります。
採点し直す価値は、合否が変わるかもしれないという点だけではありません。速報と公式で判断が分かれた問題は、その年の受験生全体が迷った問題です。翌年受験する場合でも、実務で条文を確認する場合でも、その論点は覚えておく価値があります。
公式の正解番号と合否判定基準は、合格発表日から翌年7月末までホームページで確認できます。期間が過ぎると見られなくなるため、必要な情報は発表直後に保存しておくのが確実です。
採点し直した結果は、速報での採点結果と並べて残しておいてください。どの問題で判断が変わったのかが一覧になっていれば、翌年に同じ論点が出たときの備えになります。合格していた場合でも、その論点は実務で条文を引き直す価値のある箇所です。
13発表までの5週間をどう使うか
自己採点の幅が合格ラインを明らかに超えている場合は、合格後の手続の下調べを始めてよい時期です。実務経験が2年未満なら登録実務講習が必要になり、実施機関と日程を確認しておくと発表後に動けます。
幅がラインをまたいでいる場合は、両方を軽く準備しておくのが合理的です。手続の情報を一通り見ておきつつ、翌年に向けた弱点分野の洗い出しもしておきます。どちらに転んでも無駄になりません。
幅が明らかに届いていない場合は、この5週間が翌年に向けた最も効率のよい期間になります。試験の記憶が鮮明なうちに、どの問題でどう迷ったかを書き出しておくと、翌年の学習計画が具体的になります。時間が経つとこの情報は失われます。
いずれの場合も、11月25日を予定として押さえておいてください。発表日は結果を見るだけの日ではなく、次の行動が始まる日です。
14速報を見るときの注意点
1つ目は、年度の取り違えです。「宅建 解答速報」で検索すると、前年度の速報ページが上位に残っていることがあります。掲載されている年度と日付を本文で確認してください。
2つ目は、出所の確認です。速報を出しているのが誰かによって、精度も訂正の有無も変わります。訂正が出たときに更新される見込みのある発信元を選び、複数を突き合わせます。
3つ目は、確定的な書き方です。試験直後に「合格点は何点で確定」と書いてあるページは、根拠を確認できません。合否判定基準は合格発表日に実施機関が公表するものだけが確定情報です。
4つ目は、自分の解答の記録を疑うことです。速報と照合していて明らかに記憶と違う結果が出た場合、正解番号ではなく自分の書き写しが誤っている可能性があります。判断を確定する前に、問題冊子の記録を見直してください。
15今日できる準備
試験前であれば、自分の解答を問題冊子へ書き写す手順を模試で練習しておいてください。本番の残り時間で初めてやろうとすると、時間配分が崩れます。
受験区分(50問か45問か)を、申込内容と受験票で確定させておきます。試験直後に確認しようとしても、その場では調べにくくなります。
そして、10月18日の夜に何をするかを決めておくと落ち着きます。速報を見て幅で採点し、その日はそこで終える。合否の結論は11月25日に出す。この分け方を先に決めておけば、5週間を消耗せずに過ごせます。
よくある質問
宅建の解答速報はいつ出ますか。
民間事業者による解答速報は、試験当日の夕方から翌日にかけて公開されるのが一般的です。ただしこれは実施機関が確定した正解ではありません。不動産適正取引推進機構が試験問題の正解番号をホームページに掲示するのは合格発表日で、令和8年度であれば2026年11月25日(水)です。
解答速報の点数で合否を判断できますか。
できません。理由は2つあります。1つは、速報の番号が確定した正解ではなく、解釈の分かれる問題で後から変わる可能性があること。もう1つは、宅建試験には事前に決められた合格点がなく、合否判定基準が合格発表日に初めて公表されることです。点数と合格点の両方が未確定なため、速報だけで合否は決まりません。
速報ごとに正解番号が違うときはどうすればよいですか。
番号が一致している問題だけで得点を数え、それを最低点とします。割れている問題を全部正解と仮定した点数を最高点として、その幅で自分の位置を捉えてください。割れている問題をどちらか一方に決めて1つの点数を出すと、判断の根拠が実際より強く見えてしまいます。確定するのは合格発表日です。
登録講習修了者の自己採点はどうすればよいですか。
問1から問45までを採点し、免除された問46から問50は加算しません。速報の多くは50問分の正解番号を掲載しているため、そこから問46以降を除いて使います。合否判定基準も45問受験用の基準が別に示されるので、合格発表日には自分の区分の欄を確認してください。
自分の解答を記録していない場合はどうなりますか。
正解番号が公表されても照合するものがないため、自己採点はできません。マークシートは回収され、手元に残るのは問題冊子だけです。試験当日、全問マークし終えたあとに、マークシートから問題冊子へ選んだ番号を書き写しておいてください。この記録がないと、合格発表日に分野別の内訳を出すこともできなくなります。
公式の正解番号はいつまで見られますか。
機構は、合格者受験番号などにアクセスできる期間を合格発表日から翌年7月末までと案内しています。令和8年度であれば2027年7月末までです。期間を過ぎると画面から確認できなくなるため、分野別の内訳を出す作業や、迷った問題の確認は発表直後に済ませておくのが確実です。
この記事の参照元
法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。