第39回・2027年1月試験向け試験情報・教材の確認日:2026年9月10日情報の正確さへの取り組み

条件の違いを、比較して覚える。

18件の比較表で、主語・時点・母数・例外を整理します。必要な表を保存して復習できます。

比較して覚える

身体的自立と自己決定

自立には身体的な遂行だけでなく、自分の生活を自分で決める側面がある。支援を使うことと自立は両立する。 例えば、食事介助が必要でも、何をどこで誰と食べたいかを本人が選べるようにする。

考えること

身体的な遂行
動作をどこまで自分で行えるか
本人の選択
生活をどうしたいか

判断ポイント

動作をどこまで自分で行えるか。生活をどうしたいか

支援の方法

身体的な遂行
難しい部分を介助・用具で補う
本人の選択
理解・表明・実現の条件を整える

判断ポイント

難しい部分を介助・用具で補う。理解・表明・実現の条件を整える

誤りの型

身体的な遂行
介助を一切しないことが自立
本人の選択
家族が全て決めればよい

判断ポイント

介助を一切しないことが自立。家族が全て決めればよい

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ノーマライゼーション・統合・包摂

障害の有無にかかわらず地域で普通の生活を送れる条件を整える。本人を社会の規格に合わせる思想とは区別する。 例えば、地域の祭りへの参加を一律に断る代わりに、移動・休憩・情報提供の障壁を取り除く。

ノーマライゼーション

中心となる考え方
普通の生活条件の保障
混同を避ける点
本人の身体を正常化する意味ではない

判断ポイント

普通の生活条件の保障。本人の身体を正常化する意味ではない

インテグレーション

中心となる考え方
分かれていた人々を統合する
混同を避ける点
包摂という用語と区別

判断ポイント

分かれていた人々を統合する。包摂という用語と区別

インクルージョン

中心となる考え方
初めから誰も排除せず包摂する
混同を避ける点
特別な人だけを守るという限定ではない

判断ポイント

初めから誰も排除せず包摂する。特別な人だけを守るという限定ではない

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ICFの分類

心身機能・身体構造、活動、参加を環境因子・個人因子と関連付ける。「できない」だけでなく環境次第で実現できることを探す。 例えば、足の筋力低下、階段昇降、地域会合への出席を、同じ種類の情報として並べず整理する。

心身機能・身体構造

例
筋力、関節、記憶機能
評価する視点
身体の機能・構造

判断ポイント

筋力、関節、記憶機能。身体の機能・構造

活動

例
食べる、歩く、着替える
評価する視点
課題・行為の遂行

判断ポイント

食べる、歩く、着替える。課題・行為の遂行

参加

例
地域会合で役割を担う
評価する視点
生活・人生場面への関わり

判断ポイント

地域会合で役割を担う。生活・人生場面への関わり

環境因子

例
手すり、家族の支援、制度
評価する視点
外部の促進・阻害要因

判断ポイント

手すり、家族の支援、制度。外部の促進・阻害要因

個人因子

例
年齢、生活歴、価値観
評価する視点
本人の背景

判断ポイント

年齢、生活歴、価値観。本人の背景

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自助・互助・共助・公助

自助・互助・共助・公助を、誰がどの仕組みで支えるかで判別する。家族や地域の力を当然視せず負担も把握する。 例えば、本人の家事は自助、近隣の見守りは互助、社会保険は共助、税を用いた公的支援は公助として整理する。

自助

支えの仕組み
本人の力
具体例
身辺のことを自分で行う

判断ポイント

本人の力。身辺のことを自分で行う

互助

支えの仕組み
自発的な支え合い
具体例
近隣住民の見守り

判断ポイント

自発的な支え合い。近隣住民の見守り

共助

支えの仕組み
社会保険等の制度的な支え合い
具体例
介護保険の給付

判断ポイント

社会保険等の制度的な支え合い。介護保険の給付

公助

支えの仕組み
公費を用いた公的支援
具体例
生活保護

判断ポイント

公費を用いた公的支援。生活保護

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介護保険の第1号と第2号

年齢、原因疾患、保険者、認定手順を分けて判断する。第2号被保険者では医療保険加入と特定疾病が要点になる。 例えば、交通事故で介護が必要となった50歳の人は、年齢だけで介護保険の対象とは判断できない。

第1号

対象
原則65歳以上
要介護・要支援の原因
原因を特定疾病に限定しない

判断ポイント

原則65歳以上。原因を特定疾病に限定しない

第2号

対象
40〜64歳の医療保険加入者
要介護・要支援の原因
特定疾病による要介護・要支援状態

判断ポイント

40〜64歳の医療保険加入者。特定疾病による要介護・要支援状態

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同行援護と行動援護

対象となる障害の特性と支援目的を対応させる。同行援護、行動援護、重度訪問介護、共同生活援助は同じサービスではない。 例えば、強いこだわりで外出時の危険回避に支援を要する人は、視覚障害への同行援護と区別して検討する。

同行援護

主な対象
視覚障害による移動困難等
支えること
移動に必要な情報・援護等

判断ポイント

視覚障害による移動困難等。移動に必要な情報・援護等

行動援護

主な対象
知的・精神障害による著しい行動上の困難等
支えること
危険回避、外出時の介護等

判断ポイント

知的・精神障害による著しい行動上の困難等。危険回避、外出時の介護等

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障害福祉の地域移行と地域定着

入所・入院中から地域へ移る準備は地域移行支援、地域で暮らし始めた後の緊急時の備えは地域定着支援、一人暮らしの定期的な見守りは自立生活援助と、時点で分けて考える。

地域移行支援

時点・状況
入所・入院等から地域へ移る準備
中心的な支援
住居確保等の活動や相談

判断ポイント

入所・入院等から地域へ移る準備。住居確保等の活動や相談

地域定着支援

時点・状況
居宅で単身等で暮らし、緊急時に家族等の支援を受けにくい人
中心的な支援
常時連絡体制や緊急時支援

判断ポイント

居宅で単身等で暮らし、緊急時に家族等の支援を受けにくい人。常時連絡体制や緊急時支援

自立生活援助

時点・状況
一人暮らし等で支援が必要
中心的な支援
定期訪問や相談等

判断ポイント

一人暮らし等で支援が必要。定期訪問や相談等

長く入院していた人の退院後の住まい探しは地域移行支援、退院後の夜間の急な不安への対応は地域定着支援として整理する。

法令確認:厚生労働省 障害福祉サービスの内容(確認日 2026-09-10)

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法定後見・任意後見・日常生活自立支援

判断能力の程度や契約理解を確認し、本人の権利を守る制度を選ぶ。虐待を疑う場面では確証が得られるまで放置しない。 例えば、金銭管理で困っている人に、介護職が無断で財布を取り上げるのではなく、本人と相談して支援制度へつなぐ。

法定後見

基本となる条件
判断能力が不十分
主な内容
家庭裁判所の審判による後見・保佐・補助(改正法の施行後は補助に一元化)

判断ポイント

判断能力が不十分。家庭裁判所の審判による後見・保佐・補助(改正法の施行後は補助に一元化)

任意後見

基本となる条件
十分な判断能力がある間に契約
主な内容
将来に備えて支援内容等を定める

判断ポイント

十分な判断能力がある間に契約。将来に備えて支援内容等を定める

日常生活自立支援

基本となる条件
事業の契約内容を理解できる
主な内容
福祉サービス利用、日常的金銭管理等の援助

判断ポイント

事業の契約内容を理解できる。福祉サービス利用、日常的金銭管理等の援助

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OJT・Off-JT・コーチング

業務の中で指導するのがOJT、業務を離れた研修がOff-JTである。知識や方法を教えるのがティーチング、問いかけで本人の気づきを引き出すのがコーチングで、場面に応じて使い分ける。

OJT

特徴
業務を通した指導
例
現場の介助を先輩と振り返る

判断ポイント

業務を通した指導。現場の介助を先輩と振り返る

Off-JT

特徴
通常業務から離れた研修
例
外部の集合研修

判断ポイント

通常業務から離れた研修。外部の集合研修

コーチング

特徴
問いかけによる気づき
例
自分の言動を振り返る質問

判断ポイント

問いかけによる気づき。自分の言動を振り返る質問

ティーチング

特徴
知識や方法を教える
例
介助手順の説明・実演

判断ポイント

知識や方法を教える。介助手順の説明・実演

新人が移乗の手順を知らなければティーチングで教え、手順を知っていて迷っているならコーチングで振り返りを促す。

法令確認:厚生労働省 介護分野の学習テキスト(確認日 2026-09-10)

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共感・同意・要約

相手の言葉と感情を確認し、話しやすい環境を整える。同意、賞賛、安易な励ましと共感を区別する。 例えば、複数の話題が続くときは、理解した内容を短くまとめて確認し、本人が続けたい話を尋ねる。

共感

何をするか
相手の立場から感情を理解する
判断のポイント
事実への賛成を意味しない

判断ポイント

相手の立場から感情を理解する。事実への賛成を意味しない

同意

何をするか
相手の意見等へ賛成する
判断のポイント
共感とは同じでない

判断ポイント

相手の意見等へ賛成する。共感とは同じでない

要約

何をするか
話の要点を短くまとめる
判断のポイント
理解が一致しているか確かめる

判断ポイント

話の要点を短くまとめる。理解が一致しているか確かめる

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片麻痺の更衣と階段

片麻痺の人の更衣は脱健着患(脱ぐときは健側から、着るときは患側から)が基本である。階段は上りが杖→健側→患側、下りが杖→患側→健側で、介護者は患側で支える。

着る

基本の順序
患側から
理由
動かしにくい側を先に通す

判断ポイント

患側から。動かしにくい側を先に通す

脱ぐ

基本の順序
健側から
理由
動かせる側から衣服を外す

判断ポイント

健側から。動かせる側から衣服を外す

階段を上る

基本の順序
杖→健側→患側
理由
健側の支持力で体を引き上げる(介護者は患側の後方)

判断ポイント

杖→健側→患側。健側の支持力で体を引き上げる(介護者は患側の後方)

階段を下りる

基本の順序
杖→患側→健側
理由
健側で体を支えて下ろす(介護者は患側の前方)

判断ポイント

杖→患側→健側。健側で体を支えて下ろす(介護者は患側の前方)

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摂食嚥下の5期

食物を認識してから食道を通るまでを5段階で整理し、どこで困難が起きているかを観察する。むせがなくても誤嚥はあり得る。 例えば、食べ物を口に運べない、噛めない、飲み込みでむせるという状態を分けて記録し、同じ食形態変更だけで対応しない。

先行期

中心の働き
食べ物の認識と食べる準備
観察の手がかり
配膳を理解し食べ始めるか

判断ポイント

食べ物の認識と食べる準備。配膳を理解し食べ始めるか

準備期

中心の働き
咀嚼と食塊形成
観察の手がかり
噛めるか、まとまるか

判断ポイント

咀嚼と食塊形成。噛めるか、まとまるか

口腔期

中心の働き
咽頭へ送り込む
観察の手がかり
口腔内残留等

判断ポイント

咽頭へ送り込む。口腔内残留等

咽頭期

中心の働き
咽頭を通る嚥下反射
観察の手がかり
むせ、声や呼吸の変化

判断ポイント

咽頭を通る嚥下反射。むせ、声や呼吸の変化

食道期

中心の働き
食道から胃へ運ぶ
観察の手がかり
逆流等

判断ポイント

食道から胃へ運ぶ。逆流等

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尿失禁の型

失禁を一律におむつで解決せず、症状と生活環境を分けて確認する。便秘では、腸の動きが弱まる弛緩性便秘が高齢者に多く、便意をがまんする習慣は直腸性便秘につながる。薬剤や水分、活動、排便習慣も観察する。

腹圧性

主な特徴
咳やくしゃみ等で漏れる
着目点
腹圧上昇との関係

判断ポイント

咳やくしゃみ等で漏れる。腹圧上昇との関係

切迫性

主な特徴
急な強い尿意で間に合わない
着目点
尿意と排尿のタイミング

判断ポイント

急な強い尿意で間に合わない。尿意と排尿のタイミング

溢流性

主な特徴
尿が出にくく、あふれる
着目点
尿閉や残尿の評価

判断ポイント

尿が出にくく、あふれる。尿閉や残尿の評価

機能性

主な特徴
移動・認知・環境等で排泄が難しい
着目点
トイレの場所、動線、衣服

判断ポイント

移動・認知・環境等で排泄が難しい。トイレの場所、動線、衣服

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記憶の分類

欲求、感情、記憶の分類を具体例で整理する。人の行動は身体状態と心理・社会的状況の影響を受ける。 例えば、手順を忘れる人でも、長年続けた作業の動きが残っていることがあり、その力を支援に使える。

エピソード記憶

内容
自分が経験した出来事
例
昨日の夕食の相手

判断ポイント

自分が経験した出来事。昨日の夕食の相手

意味記憶

内容
一般的な知識や意味
例
言葉や道具の意味

判断ポイント

一般的な知識や意味。言葉や道具の意味

手続き記憶

内容
技能や動作の手順
例
自転車の乗り方

判断ポイント

技能や動作の手順。自転車の乗り方

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フレイル・サルコペニア・ロコモ

フレイルは身体・心理・社会の側面を含み、適切な介入で改善の可能性がある。筋肉量だけの概念と混同しない。 例えば、外出が減り、体重も落ちている人には、食事、口腔、活動、孤立の状況をまとめて確認する。

フレイル

焦点
心身・社会の脆弱性
支援の視点
活動・栄養・交流等を多面的に

判断ポイント

心身・社会の脆弱性。活動・栄養・交流等を多面的に

サルコペニア

焦点
筋肉量と筋機能の低下
支援の視点
筋力・身体機能と栄養

判断ポイント

筋肉量と筋機能の低下。筋力・身体機能と栄養

ロコモ

焦点
運動器障害による移動機能低下
支援の視点
移動能力と運動器の状態

判断ポイント

運動器障害による移動機能低下。移動能力と運動器の状態

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認知症の4つの病型

認知症の原因と特徴を分ける。症状から病名を独断で確定せず、生活の変化を把握して専門的評価へつなげる。 例えば、具体的な幻視を訴える人には、頭ごなしに否定せず困りごとを聴き、状態を記録して共有する。

アルツハイマー型

特徴の例
近時記憶の障害、緩徐な進行
注意点
初期から生活への影響を確認

判断ポイント

近時記憶の障害、緩徐な進行。初期から生活への影響を確認

レビー小体型

特徴の例
幻視、変動、パーキンソン症状
注意点
起立性低血圧、転倒等にも注意

判断ポイント

幻視、変動、パーキンソン症状。起立性低血圧、転倒等にも注意

血管性

特徴の例
脳血管障害に関連
注意点
部位によって症状が異なる

判断ポイント

脳血管障害に関連。部位によって症状が異なる

前頭側頭型

特徴の例
脱抑制、常同行動、言語の変化
注意点
記憶障害だけに注目しない

判断ポイント

脱抑制、常同行動、言語の変化。記憶障害だけに注目しない

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認知症とせん妄

行動・心理症状の背景に、痛み、不安、環境、関わり方などがある。急性の意識・注意の変化は、認知症の進行と決めつけない。 例えば、急に落ち着かなくなった人では、便秘、痛み、発熱、薬の変更なども確認する。

認知症

経過の特徴
慢性的な認知機能低下が基本
介護職の対応
生活支援と継続的な観察

判断ポイント

慢性的な認知機能低下が基本。生活支援と継続的な観察

せん妄

経過の特徴
急性発症、注意・意識の変化や変動
介護職の対応
急な変化を医療職へ速やかに共有

判断ポイント

急性発症、注意・意識の変化や変動。急な変化を医療職へ速やかに共有

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介護過程の4段階

介護過程はアセスメント→計画→実施→評価の順で進み、評価の結果を次のアセスメントに戻して繰り返す。各段階で、利用者の生活課題と目標から離れないことが大切である。

アセスメント

役割
情報を分析し生活課題を明らかにする
避ける誤り
収集だけで終える

判断ポイント

情報を分析し生活課題を明らかにする。収集だけで終える

計画

役割
本人の目標と方法を具体化する
避ける誤り
職員の都合を目標にする

判断ポイント

本人の目標と方法を具体化する。職員の都合を目標にする

実施

役割
説明・同意の下で支援と記録を行う
避ける誤り
本人に知らせず実施する

判断ポイント

説明・同意の下で支援と記録を行う。本人に知らせず実施する

評価

役割
目標と方法を検討し必要なら修正する
避ける誤り
未達成を本人の責任だけにする

判断ポイント

目標と方法を検討し必要なら修正する。未達成を本人の責任だけにする