第39回・2027年1月試験向け試験情報・教材の確認日:2026年9月10日情報の正確さへの取り組み

分野別・章別に引ける

320項目の暗記表を、
分野から引く。

覚えるべき項目を分野別・章別の表に整理しました。各項目に「覚え方」 「ひっかけ注意」がつき、その場で○×問題に飛べます。ページ内検索 (Ctrl+F / ページ内を検索)でも引けます。

分野別の暗記表

人間の尊厳と自立

人間の尊厳と自立の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

12項目3章 →

介護の基本

介護の基本の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

44項目11章 →

社会の理解

社会の理解の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

44項目11章 →

人間関係とコミュニケーション

人間関係とコミュニケーションの原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

12項目3章 →

コミュニケーション技術

コミュニケーション技術の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

12項目3章 →

生活支援技術

生活支援技術の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

48項目12章 →

こころとからだのしくみ

こころとからだのしくみの原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

44項目11章 →

発達と老化の理解

発達と老化の理解の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

20項目5章 →

認知症の理解

認知症の理解の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

20項目5章 →

障害の理解

障害の理解の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

24項目6章 →

医療的ケア

医療的ケアの原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

16項目4章 →

介護過程

介護過程の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

12項目3章 →

総合問題

総合問題の原則、判断の分かれ目、事例への当てはめを学びます。

12項目3章 →

スワイプで覚える

重要論点を一枚で思い出し、リンク先の要点と○×問題で判断条件まで確認できます。 イメージ暗記カードなら「覚えた/まだ」に仕分けながら反復できます。

尊厳・利用者主体:支援の目標は本人が望む暮らしを起点に考える。 生活の質には本人の満足感や生きがいも含まれる。 同じ診断名でも生活史や希望に応じて支援は異なる。 介助に必要な範囲以外の露出を避け、説明して同意を得る。
図で覚える尊厳・利用者主体

介護を受ける人を、生活の価値観と権利を持つ主体として捉える。効率や家族の希望だけで支援を決めない。 例えば、服を選ぶのに時間がかかっても、着たい服を示せる環境を整えることが尊厳の支援になる。

要点と○×問題へ →
ノーマライゼーションと権利擁護:ノーマライゼーションは普通の生活条件を保障する考え方である。 ニィリエはノーマライゼーションを8つの原理に整理した。 表明しにくい権利や意向が尊重されるよう支援する。 本人が持つ力や資源を使い、生活への主導権を取り戻す過程を支える。
図で覚えるノーマライゼーションと権利擁護

障害の有無にかかわらず地域で普通の生活を送れる条件を整える。本人を社会の規格に合わせる思想とは区別する。 例えば、地域の祭りへの参加を一律に断る代わりに、移動・休憩・情報提供の障壁を取り除く。

要点と○×問題へ →
自立と意思決定支援:介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。 分かりやすい情報や選択肢を示して考える過程を支える。 言葉だけでなく表情、動作、選択の傾向も確認する。 本人と家族の気持ちを聴き、対話できる機会を支える。
図で覚える自立と意思決定支援

自立には身体的な遂行だけでなく、自分の生活を自分で決める側面がある。支援を使うことと自立は両立する。 例えば、食事介助が必要でも、何をどこで誰と食べたいかを本人が選べるようにする。

要点と○×問題へ →
介護福祉士の役割と倫理:介護福祉士は登録を受けた者が用いる名称独占の資格である。 業務で知った秘密は正当な理由なく漏らしてはならず、退職後も同様である。 利用者の状況に応じ、医療・福祉の関係者との連携を保つ。 介護福祉士の信用を傷つける行為は禁止され、違反は登録の取消し等の対象になる。
図で覚える介護福祉士の役割と倫理

介護福祉士の義務は、誠実義務、信用失墜行為の禁止、秘密保持義務、連携、資質向上の責務の5つである。名称独占の資格であり、あらゆる医行為を許すものではない。

要点と○×問題へ →
ICFと生活機能:活動は課題や行為を個人が遂行することである。 参加は生活・人生場面への関わりである。 道具、建物、人の支援、制度、態度は環境因子になり得る。 一定の環境でできることと、日常生活で実際にしていることを分ける。
図で覚えるICFと生活機能

心身機能・身体構造、活動、参加を環境因子・個人因子と関連付ける。「できない」だけでなく環境次第で実現できることを探す。 例えば、足の筋力低下、階段昇降、地域会合への出席を、同じ種類の情報として並べず整理する。

要点と○×問題へ →
介護予防とリハビリテーション:リハビリテーションは生活や社会参加の再建を含む。 できる部分を生かし、難しい部分を支援する。 不活動は筋力・関節・循環などに影響する。 運動、栄養、口腔機能、社会参加を組み合わせて考える。
図で覚える介護予防とリハビリテーション

機能訓練だけでなく、生活・社会参加の回復を目指す。本人が継続したい活動に、運動・栄養・口腔機能の支援を結び付ける。 例えば、洗濯物を畳む役割を続けたい人に、座位の安定や作業台の高さを調整する。

要点と○×問題へ →
多職種連携と生活史:作業療法士は生活動作や作業活動、環境への適応を支援する。 介護支援専門員は居宅サービス計画等の作成と調整を担う。 職歴や趣味、家族関係は本人の役割・希望を理解する手がかりになる。 介護者の負担と希望も確認し、休息や相談の資源につなぐ。
図で覚える多職種連携と生活史

介護職は普段の生活を観察し、医療・リハビリ・栄養・相談援助の専門性へつなぐ。本人の生活史をチームで共有する。 例えば、退所前に玄関の段差やトイレ動作を確認し、本人の在宅生活の希望を関係職種と共有する。

要点と○×問題へ →
事故予防とリスクマネジメント:事故に至らなかった事象も予防に使う。 事故時は利用者の安全確保と状態確認、必要な連絡を優先する。 苦情や損害は所定の報告・対応手順で組織的に扱う。 危険の低減策を検討して活動機会を支える。
図で覚える事故予防とリスクマネジメント

事故を個人の不注意だけに還元せず、環境・手順・情報共有の要因を調べる。活動を一律に制限せず、安全と本人の希望を調整する。

要点と○×問題へ →
標準予防策と感染経路:血液、体液(汗を除く)、分泌物、排泄物、粘膜、傷のある皮膚は、感染性があるものとして扱う。 手袋を外した後にも手指衛生を行う。 浴槽や加湿器の水の管理はレジオネラ対策に関係する。 便・嘔吐物の処理は飛散を抑え、適切な防護と消毒を行う。
図で覚える標準予防策と感染経路

感染源・感染経路・宿主の3点で予防を整理する。標準予防策は診断の有無を問わず実施し、必要に応じ経路別対策を加える。 例えば、排泄介助の手袋を着けたままドアノブに触れると、周囲へ汚染を広げる。

要点と○×問題へ →
介護職の健康と労働安全:用具や複数職員の協働で負担を減らす。 不眠やつらさは上司・同僚・相談窓口等に早めに相談する。 心理的負担を把握し、一次予防へつなげる仕組みである。 強い疲弊や意欲低下には組織的な支援も必要である。
図で覚える介護職の健康と労働安全

安全な介護を続けるため、腰痛予防、相談しやすい体制、感染対策を整える。精神的な負担を個人の我慢だけで処理しない。 例えば、移乗の負担が大きい場面は抱え上げを常態化させず、リフト等とチームの手順を見直す。

要点と○×問題へ →
災害時の生活支援と合理的配慮:音声、文字、絵など複数の方法で情報を届ける。 アレルギーや嚥下機能、疾病上の制限を確認する。 活動・水分・トイレ環境への配慮で二次的な健康被害を防ぐ。 初めから多様な人が利用しやすい設計を目指す。
図で覚える災害時の生活支援と合理的配慮

要配慮者には情報、食事、移動、トイレなどの個別の困難がある。同じものを提供するだけでは必要な支援にならない。 例えば、避難所の案内を放送だけにせず、文字と絵でも示し、理解できたか確認する。

要点と○×問題へ →
家族・地域と支え合い:自分の力で生活や健康を管理することを自助という。 住民同士の自発的な支え合いは互助である。 社会保険による制度的な支え合いを共助として整理する。 制度や属性を越えて地域の課題を捉える。
図で覚える家族・地域と支え合い

自助・互助・共助・公助を、誰がどの仕組みで支えるかで判別する。家族や地域の力を当然視せず負担も把握する。 例えば、本人の家事は自助、近隣の見守りは互助、社会保険は共助、税を用いた公的支援は公助として整理する。

要点と○×問題へ →
社会保障の構成:医療、年金、介護、雇用、労災などのリスクを制度で支える。 生活保護は公費による最低生活の保障と自立助長を目的とする。 日本では1961年に国民皆保険・皆年金体制が実現した。 憲法25条は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を定める。
図で覚える社会保障の構成

社会保険、公的扶助、社会福祉、公衆衛生を目的と財源で整理する。保険料を納めていることが、すべての公的支援の条件ではない。

要点と○×問題へ →
介護保険の被保険者と認定:介護保険の保険者は市町村と特別区である。 原則として市町村に住所を有する65歳以上の人が第1号被保険者となる。 40歳以上65歳未満の医療保険加入者が第2号被保険者である。 認定調査と主治医意見書等を踏まえ市町村が認定する。
図で覚える介護保険の被保険者と認定

年齢、原因疾患、保険者、認定手順を分けて判断する。第2号被保険者では医療保険加入と特定疾病が要点になる。 例えば、交通事故で介護が必要となった50歳の人は、年齢だけで介護保険の対象とは判断できない。

要点と○×問題へ →
介護保険サービスと地域包括ケア:居宅サービス等には要介護度等に応じた支給限度額がある。 要支援者も条件を満たせば介護予防住宅改修を利用できる。 通いを中心に訪問・宿泊を組み合わせる。 個別支援から地域課題の把握や資源づくりへつなげる。
図で覚える介護保険サービスと地域包括ケア

居宅・地域密着・施設、介護給付・予防給付を分け、生活上の目的に合うサービスを選ぶ。名称の似た制度を取り違えない。 例えば、在宅生活を続けたい人に、訪問、通い、宿泊などを必要に応じ組み合わせ、家族の休息も検討する。

要点と○×問題へ →
障害福祉サービスの使い分け:同行援護は、視覚障害により移動が困難な人の外出に同行し、移動に必要な情報提供や援護等を行う。 知的・精神障害で行動上著しい困難がある人の危険回避等を支援する。 主に夜間、共同生活住居で相談や入浴・排せつ・食事の介護等を行い、一人暮らしを希望する入居者には移行と定着の相談も行う。 A型は雇用契約に基づき、B型は雇用契約を結ばず就労機会等を提供する。
図で覚える障害福祉サービスの使い分け

対象となる障害の特性と支援目的を対応させる。同行援護、行動援護、重度訪問介護、共同生活援助は同じサービスではない。 例えば、強いこだわりで外出時の危険回避に支援を要する人は、視覚障害への同行援護と区別して検討する。

要点と○×問題へ →
成年後見・虐待防止・権利擁護:現行の法定後見には、判断能力の程度に応じて後見・保佐・補助の3類型がある。 財産管理や契約等の支援と、実際の介護や医療同意権を分ける。 契約内容を理解できる人を対象に福祉サービス利用援助等を行う。 法に基づく虐待通報は守秘義務を理由に妨げられない。
図で覚える成年後見・虐待防止・権利擁護

判断能力の程度や契約理解を確認し、本人の権利を守る制度を選ぶ。虐待を疑う場面では確証が得られるまで放置しない。 例えば、金銭管理で困っている人に、介護職が無断で財布を取り上げるのではなく、本人と相談して支援制度へつなぐ。

要点と○×問題へ →
生活保護と生活困窮者支援:生活保護の補足性の原理では、利用し得る資産・能力等を活用しても不足する部分を保護する。 原則は申請に基づくが、急迫した状況では職権保護もある。 生活・教育・住宅・医療・介護・出産・生業・葬祭の8種類がある。 生活困窮者自立相談支援と住居確保給付金は必須事業である。
図で覚える生活保護と生活困窮者支援

保護の原理と実施上の原則を区別する。相談を受けた介護職が、資産の一部だけで利用不可と断定しない。 例えば、収入があっても最低生活費に足りない場合があるため、本人の状況を福祉事務所などへつなぐ。

要点と○×問題へ →
住まいと医療・年金の基礎:有料老人ホームは、高齢者を入居させ、介護・食事の提供・家事・健康管理のいずれか一つ以上を提供する住まいである。 サービス付き高齢者向け住宅では状況把握と生活相談が必須である。 原則75歳以上が対象となり、65〜74歳の一定の障害認定者も対象となる。 公的年金には老齢だけでなく障害・遺族の給付がある。
図で覚える住まいと医療・年金の基礎

住宅の届出・登録と介護保険の指定は別の仕組みである。医療保険と年金も、年齢だけでなく制度の条件を確認する。 例えば、「高齢者住宅だから介護保険サービスがすべて付く」とは決めつけず、住まいとサービス契約を確認する。

要点と○×問題へ →
自己覚知と信頼関係:自己覚知とは、介護職が自分の価値観、感情、偏りを理解することである。 相互の信頼や安心感がある関係をいう。 支援関係の目的に合う範囲で自身の情報を伝える。 表情、視線、身振りなども意味を伝える。
図で覚える自己覚知と信頼関係

自分の価値観や感情が支援に及ぼす影響を自覚し、相手を理解する。自己開示は信頼関係のために必要な範囲で行う。 例えば、介護職自身が几帳面でも、本人にとっての片付け方や安心できる配置を先に尋ねる。

要点と○×問題へ →
チームマネジメント:コンプライアンスは法令遵守を基本とし、倫理や社会的規範を守ることも含む。 計画・実行・評価・改善を繰り返す。 指揮命令系統や役割の関係を把握するために用いる。 メンバーも主体的にチームを支える役割を担う。
図で覚えるチームマネジメント

共通目標、役割、報告経路を共有する。法令遵守と業務改善を組織の仕組みとして考える。 例えば、忙しい時間に記録ミスが重なる場合、担当者を責めるだけでなく入力手順と業務分担を見直す。

要点と○×問題へ →
人材育成とスーパービジョン:日常の業務を通じて行う職場内の指導である。 感情や不安の理解を通じて職員を支える。 知識や技術を身に付けるために指導する。 コーチングは、問いかけを通じて相手の気づきや主体的な行動を促す方法である。
図で覚える人材育成とスーパービジョン

教育・管理・支持の機能を、その場の課題から選び分ける。失敗で傷ついた職員には心理的な支えも必要である。 例えば、新人が失敗を受け止められず落ち込んでいるときは、気持ちを聴いて状況を整理する。

要点と○×問題へ →
傾聴・共感・質問の技術:相手のペースに合わせ、言葉と感情を丁寧に聴く。 相手の立場から気持ちを理解しようとする。 話の要点をまとめ、理解が合っているか確認する。 自由に話す質問と短く答えられる質問を状況に応じ使い分ける。
図で覚える傾聴・共感・質問の技術

相手の言葉と感情を確認し、話しやすい環境を整える。同意、賞賛、安易な励ましと共感を区別する。 例えば、複数の話題が続くときは、理解した内容を短くまとめて確認し、本人が続けたい話を尋ねる。

要点と○×問題へ →
障害に応じたコミュニケーション:顔や口元が見える位置で明瞭に話し、騒音を減らす。 言語機能の障害と知能低下を同一視しない。 名乗り、位置や状況を具体的に言葉で伝える。 具体的で短い表現を使い、一度に伝える量を調整する。
図で覚える障害に応じたコミュニケーション

伝える経路を増やし、本人に合う速さ・量・環境に調整する。障害の診断名だけで意思や理解力を決めつけない。 例えば、聞こえにくい人には、口元が見える位置で、騒音を減らし、聞こえ方を確認して話す。

要点と○×問題へ →
記録・報告・情報共有:見聞きした事実と推測を区別する。 本人の訴えも重要な情報として扱う。 急変時は必要な職種へ速やかに伝え、記録も残す。 支援上必要な範囲で適切な相手に情報を共有する。
図で覚える記録・報告・情報共有

観察した事実、本人の言葉、介護職の解釈を分ける。急変は記録だけで済ませず、必要な相手へ直ちに伝える。 例えば、「不機嫌」と決めつけず、「食事を2口で中止し『痛い』と話した」と記録する。

要点と○×問題へ →
居住環境と福祉用具:よく通る場所の障害物や段差、照明を確認する。 本人の動作と使う手に合わせて位置を検討する。 身体状況と目的に合う用具を選び、使い方を確認する。 安全対策はなじみの環境や本人の希望にも配慮する。
図で覚える居住環境と福祉用具

本人の身体機能、生活動線、習慣に合わせて環境を調整する。用具を導入しただけで安全や自立が保証されるわけではない。 例えば、夜間のトイレ動線に物が置かれていないか、足元が見えるか、手すりを使えるかを確認する。

要点と○×問題へ →
起き上がり・立ち上がり・移乗:立ち上がりでは足の位置と前方への重心移動を確認する。 介護者は支持基底面を広くし、重心を低くして安定を保つ。 動作の説明とタイミングの共有をして協働する。 姿勢を急に変えると血圧低下やめまいが起こることがある。
図で覚える起き上がり・立ち上がり・移乗

姿勢、支持基底面、重心移動を使い、本人の動きを引き出す。痛みやめまいがあるときは、力で動かさず原因を確認する。 例えば、起き上がり直後に顔色が悪くなった人は、そのまま歩かせず、姿勢と状態を確認して報告する。

要点と○×問題へ →
歩行・車いすの介護:移乗前にブレーキをかけ、足元の障害を除く。 片麻痺の杖歩行では一般に健側の手で杖を持つ。 片麻痺の階段上りは杖→健側→患側の順を基本にし、介護者は患側の後方で支える。 一般的な片麻痺の階段下りでは杖、患側、健側の順を基本にする。
図で覚える歩行・車いすの介護

麻痺側、動作の順序、車いすの安全確認をセットで学ぶ。杖の使い方や介助位置は個別の指示と能力を確認する。 例えば、車いすから立ち上がる前に、ブレーキとフットサポートの位置を確認し、足を床に下ろす。

要点と○×問題へ →
身じたくと更衣:片麻痺の更衣は、脱ぐとき健側から、着るとき患側からが基本である。 本人の好み、気温、活動、着脱のしやすさを合わせて考える。 痛みや可動域を確かめ、腕を無理に引かない。 整髪や清潔保持は生活意欲や社会的関係にも関係する。
図で覚える身じたくと更衣

衣服の選択、整容、身だしなみは社会参加にも関わる。介助量を減らすことだけでなく、本人の好みと尊厳を大切にする。 例えば、片麻痺の人の更衣では、動かしにくい側の関節を無理に引かず、着る順序を工夫する。

要点と○×問題へ →
口腔ケアと義歯:出血、傷、残渣、乾燥、義歯の適合を確認する。 姿勢を整え、水分量や残留に注意して行う。 義歯は外して清掃し、変形や破損を防いで扱う。 痛みや不適合があれば歯科職へ相談する。
図で覚える口腔ケアと義歯

口腔内の清潔、乾燥、痛み、義歯の適合を観察する。歯を磨く作業だけでなく、食べる・話す機能や感染予防に関係する。 例えば、食事が進まない人で、義歯による痛みや口腔内の乾燥がないかを確認し、歯科職につなぐ。

要点と○×問題へ →
食事・嚥下・栄養:安定した座位と足の支持を整え、本人に合う頭頸部の位置を確認する。 飲み込みを確かめて次の一口へ進む。 嚥下・咀嚼機能に応じ、専門職と形態を調整する。 食べた量、水分、体重の変化と原因を確認する。
図で覚える食事・嚥下・栄養

本人の姿勢、覚醒、嚥下機能、食形態、好みを確認する。むせや食べにくさを「好き嫌い」だけで処理しない。 例えば、食事中に声が湿ったように変化したら、嚥下後の残留や誤嚥の可能性を考え、継続の可否を確認する。

要点と○×問題へ →
入浴・清拭と清潔保持:体調、皮膚、バイタル、本人の希望を確認する。 脱衣室や浴室の急な温度差に注意する。 腹部は腸の走行に沿う「の」の字を基本に優しく拭く。 移乗能力等に合わせリフトや入浴台などを選ぶ。
図で覚える入浴・清拭と清潔保持

入浴前後の体調を確認し、温度・室温・移動の負担を調整する。本人のペースと羞恥心を尊重し、無理に入浴させない。 例えば、普段より息切れが強い人は、予定日だからと入浴を進めず、看護職へ相談して方法を検討する。

要点と○×問題へ →
排泄と自立支援:尿路機能だけでなく移動・認知・環境等が原因になる失禁がある。 咳やくしゃみなど腹圧の上昇時に尿が漏れる。 失禁だけを理由に自己判断で水分を減らさない。 便の性状、頻度、食事、水分、活動、薬剤を関連付ける。
図で覚える排泄と自立支援

失禁の原因、時間、移動、衣服、トイレの認識を調べる。おむつや飲水制限を最初から一律に選ばない。 例えば、尿意があるのにトイレを見つけられない人には、表示と動線を分かりやすくする。

要点と○×問題へ →
家事・洗濯・金銭の支援:依頼内容と購入品、釣銭、領収書を本人と確認する。 所有物の処分は原則として本人と相談する。 素材と取扱表示に合う洗濯方法を選ぶ。 色柄物は表示を確認し、使える漂白剤を選ぶ。
図で覚える家事・洗濯・金銭の支援

本人の暮らし方と選択を守り、委託された範囲を確認する。買物の金額、品物、釣銭は本人と確認する。 例えば、期限を過ぎた食品を見つけたときも、無断で捨てず、状況を説明して本人と相談する。

要点と○×問題へ →
休息・睡眠とポジショニング:日中の適度な活動と光は生活リズムの調整に役立つ。 光、音、温湿度、寝具、痛みなどを確認する。 圧迫や痛みを避け、安楽で安定する姿勢を個別に調整する。 効果とふらつき等を観察し、変更は医療職へ相談する。
図で覚える休息・睡眠とポジショニング

眠れない原因を、痛み・不安・環境・生活リズムから考える。眠剤の追加や長時間臥床を自己判断で勧めない。 例えば、背中の圧迫感で眠れない人には、体位とクッションの位置を調整し、楽になったか確認する。

要点と○×問題へ →
人生の最終段階と家族支援:療養や看取りの希望は変わることがあり、繰り返し確認する。 痛みや息苦しさを観察し、医療職と連携する。 本人と家族の希望に沿って関わる機会を支える。 悲嘆は自然な反応であり、表出を受け止め必要な支援につなぐ。
図で覚える人生の最終段階と家族支援

本人の希望を継続的に確認し、苦痛の緩和とその人らしい時間を支える。家族の悲嘆の現れ方や時期は一人ひとり異なる。 例えば、食べたいものがあるときは嚥下状態等をチームで確認し、少量でも楽しめる方法を検討する。

要点と○×問題へ →
神経系と感覚・運動:脳と脊髄は中枢神経に分類される。 交感神経と副交感神経は内臓機能等の調整に関与する。 突然の片麻痺や言語障害は緊急評価を要する。 小脳は姿勢や運動の協調に関わる。
図で覚える神経系と感覚・運動

中枢と末梢、感覚と運動、自律神経を分ける。症状の観察は介護の役割だが、確定診断を独断で行わない。 例えば、突然の片側の脱力や言葉の異常は、いつからかを確認し、速やかに緊急対応へつなげる。

要点と○×問題へ →
循環・呼吸のしくみ:右心室から肺へ、肺から左心房へ血液が流れる。 肺胞で酸素を血液へ取り込み二酸化炭素を放出する。 回数だけでなく深さ、リズム、努力性、音を確認する。 心臓の働きの低下で息切れや浮腫などが生じることがある。
図で覚える循環・呼吸のしくみ

血液循環とガス交換を関連付ける。呼吸数、息苦しさ、顔色、意識など、数値と見た目を合わせて状態を捉える。 例えば、酸素飽和度が測れても、強い呼吸困難や意識の変化があれば数値だけで安心しない。

要点と○×問題へ →
消化・栄養・代謝:小腸は栄養素の消化・吸収の主要な場である。 肝臓は代謝、解毒、胆汁産生などに関わる。 インスリンは血糖を下げる方向に働く。 冷汗、振戦、動悸、意識変化などに注意し、高齢者では典型的な症状が目立たないこともある。
図で覚える消化・栄養・代謝

口から肛門までの消化管と、肝臓・膵臓の役割を整理する。食事量と消化吸収、血糖調節をつなげて理解する。 例えば、食事が取れないまま普段の薬を使う状況では、薬の種類に応じ低血糖等の危険を医療職へ相談する。

要点と○×問題へ →
腎臓・排泄・皮膚:腎臓は、尿の生成により老廃物の排泄と水分・電解質の調整を担う。 水分摂取と喪失のバランスの崩れに注意する。 圧迫やずれ、湿潤、栄養状態などが関係する。 清潔と保湿を保ち、摩擦・ずれを抑える。
図で覚える腎臓・排泄・皮膚

腎臓の排泄・水分調整、皮膚の保護・体温調整を生活場面と結び付ける。脱水や褥瘡は一つの徴候だけで判断しない。 例えば、尿量の減少、口腔の乾燥、元気のなさが重なるときは、飲水状況と経過をまとめて報告する。

要点と○×問題へ →
欲求・記憶・学習:体で覚えた技能や手順に関する記憶である。 本人が経験した出来事の記憶である。 欲求階層説では生理的欲求や安全の欲求などを整理する。 不安や葛藤への反応として合理化や投影などがある。
図で覚える欲求・記憶・学習

欲求、感情、記憶の分類を具体例で整理する。人の行動は身体状態と心理・社会的状況の影響を受ける。 例えば、手順を忘れる人でも、長年続けた作業の動きが残っていることがあり、その力を支援に使える。

要点と○×問題へ →
発達段階と老年期:発達は乳幼児期だけでなく生涯にわたって捉える。 エリクソンは老年期の心理社会的課題を統合性(自我の統合)対絶望として示した。 経験や学習で得た知識を使う能力をいう。 加齢の影響は生活歴、疾患、環境等で異なる。
図で覚える発達段階と老年期

発達は生涯にわたる変化として捉える。老年期を喪失だけで評価せず、経験や知識、役割が生きる機会を考える。 例えば、新しい作業の速度が遅くても、経験に基づく判断や地域の知識を活動に生かせる。

要点と○×問題へ →
フレイル・サルコペニア・老年症候群:フレイルは、健康と要介護の間の脆弱な状態として捉え、改善可能性を含む。 筋肉量の減少と筋力・身体機能の低下を捉える。 孤立や活動機会の減少もフレイルに関わる。 高齢者の疾病は典型的症状が目立たないことがある。
図で覚えるフレイル・サルコペニア・老年症候群

フレイルは身体・心理・社会の側面を含み、適切な介入で改善の可能性がある。筋肉量だけの概念と混同しない。 例えば、外出が減り、体重も落ちている人には、食事、口腔、活動、孤立の状況をまとめて確認する。

要点と○×問題へ →
高齢者の疾病と服薬:骨の強度低下により骨折リスクが高まる。 水晶体の混濁により見えにくさが生じる。 薬が多いときは重複や相互作用、副作用に注意する。 剤形変更や粉砕は医療職へ確認する。
図で覚える高齢者の疾病と服薬

複数疾患、薬剤、体力低下が重なりやすい。普段との違いを具体的に伝え、薬や水分を独断で変更しない。 例えば、薬が増えた後にふらつきが出たら、変更時期と症状を記録して医療職へ相談する。

要点と○×問題へ →
認知症の主な病型:近時記憶の障害などが徐々に進むことが多い。 幻視、認知機能の変動、パーキンソン症状等が特徴となる。 前頭側頭型認知症では、行動や人格、言語の変化が前景に出ることがある。 脳血管障害に関連し、障害部位により症状は異なる。
図で覚える認知症の主な病型

認知症の原因と特徴を分ける。症状から病名を独断で確定せず、生活の変化を把握して専門的評価へつなげる。 例えば、具体的な幻視を訴える人には、頭ごなしに否定せず困りごとを聴き、状態を記録して共有する。

要点と○×問題へ →
BPSD・せん妄と環境:行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。 急性に生じ、意識・注意の障害や日内変動を伴うことがある。 言葉の背景にある不安や役割意識を聴く。 生活上の要因を確認し、薬の効果・副作用は医療職と共有する。
図で覚えるBPSD・せん妄と環境

行動・心理症状の背景に、痛み、不安、環境、関わり方などがある。急性の意識・注意の変化は、認知症の進行と決めつけない。 例えば、急に落ち着かなくなった人では、便秘、痛み、発熱、薬の変更なども確認する。

要点と○×問題へ →
本人中心の認知症ケア:パーソン・センタード・ケアでは、本人の人生、好み、関係性を重視する。 保たれた技能や得意な活動を活用する。 過去の思い出を語る機会を、本人の気持ちに配慮して設ける。 時計や表示、なじみの物で状況を分かりやすくする。
図で覚える本人中心の認知症ケア

認知症があっても本人の意思とできることを出発点にする。失敗の指摘より、安心して参加できる条件を整える。 例えば、料理が好きな人には安全な範囲の作業を一緒に行い、役割を奪わず成功できる条件を探す。

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認知症の地域支援と家族:状態に応じ、いつどこで支援を受けるかを地域で示す。 認知症サポーターは、認知症を理解し、本人や家族を温かく見守る人である。 介護者の負担軽減のためレスパイトを検討する。 65歳未満で発症する認知症では就労や経済、家族への影響も大きい。
図で覚える認知症の地域支援と家族

本人と家族を、地域包括支援センター、医療、介護、住民の支援へつなぐ。認知症サポーターと専門診断機関の役割を分ける。 例えば、受診やサービスの利用が途切れている世帯では、地域包括支援センター等と相談し、継続的な支援を調整する。

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肢体不自由と内部障害:脊髄損傷では、損傷高位などにより運動・感覚・自律神経機能への影響が異なる。 熱さや痛みを感じにくい部位では皮膚損傷に注意する。 心臓・腎臓・呼吸器等の機能障害は外見から分からないことがある。 透析患者の水分・食事・シャント管理は個別指示を確認する。
図で覚える肢体不自由と内部障害

障害部位と生活への影響は一様ではない。移動、排泄、呼吸、疲労などを本人の方法と合わせて把握する。 例えば、脊髄損傷のある人に、感覚低下がある部位の熱傷や皮膚損傷を予防する方法を確認する。

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視覚・聴覚障害と生活支援:本人に声をかけ、慣れた誘導方法を確認する。 見え方は全盲だけでなく視野狭窄やまぶしさ等がある。 手話、筆談、読話、機器等から本人に合う方法を選ぶ。 視覚と聴覚の両方に障害があり、触覚等を利用する場合がある。
図で覚える視覚・聴覚障害と生活支援

見える・聞こえる範囲と本人が使う手段を確かめる。必要な援助を尋ねてから行い、突然身体を動かさない。 例えば、視覚障害者を案内するとき、介助者は本人の斜め半歩前に立ち、本人に肘の少し上を軽く握ってもらうなど、慣れた方法を確認する。

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知的障害・発達障害:知的障害は、知的機能と適応行動の困難を、発達と生活の中で捉える。 社会的コミュニケーションや限定的反復的な行動等に特徴がある。 不注意、多動性、衝動性などの特徴がある。 行動の現れと支援の必要性を表す状態で、単独の病名ではない。
図で覚える知的障害・発達障害

分かりやすい環境と予測可能性を作り、本人の選択を支える。行動の背景を調べず「問題行動」とだけ評価しない。 例えば、予定変更が苦手な人には、変更内容を絵や具体的な順序で事前に知らせる。

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精神障害と回復の支援:幻覚・妄想などの陽性症状や意欲低下等の陰性症状がある。 うつ状態では、気分低下だけでなく睡眠・食欲・思考などに変化が生じる。 躁状態とうつ状態等の気分の変化を伴う。 本人が意味ある人生を送る過程を重視する。
図で覚える精神障害と回復の支援

疾患の特徴とその人の生活を分け、安心して相談できる関係を作る。妄想への同調も強い否定も避け、苦痛を受け止める。 例えば、監視されて怖いと訴える人に、その事実を肯定せず「怖い気持ち」を聴き、安全と相談体制を確保する。

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高次脳機能障害:予定表やメモなど外部の手がかりを使う。 注意障害で気が散りやすい場合は、刺激を減らし一つずつ取り組む。 計画、順序立て、実行、修正に困難が生じる。 片側の空間へ注意を向けにくくなる状態である。
図で覚える高次脳機能障害

記憶・注意・遂行機能・社会的行動の困難を具体的な行為から捉える。見た目で分かりにくくても支援が必要な場合がある。 例えば、予定を忘れる人と、メモを置く場所や確認する時間を決め、できたかを一緒に評価する。

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難病・進行性疾患と生活:運動ニューロンの障害により筋力低下などが進む。 動作緩慢、筋強剛、安静時振戦などがみられる。 筋力低下が進み、病型や状態で生活への影響が異なる。 機能の変化に合わせ手段を試し更新する。
図で覚える難病・進行性疾患と生活

進行による機能変化と本人の意思を継続的に確認する。意思伝達、移動、呼吸、家族負担を早めに見直す。 例えば、声で伝えにくくなる前から、文字盤や機器を本人と試し、使いやすい方法を共有する。

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医療的ケアの実施範囲:必要な研修等と医師の指示、連携、登録等の条件を確認する。 目的と方法を説明し、本人の同意を確認する。 吸引や経管栄養の認められた範囲を守る。 器具・条件・観察点は個別の指示と計画に従う。
図で覚える医療的ケアの実施範囲

喀痰吸引等は資格名だけで実施できるのではなく、必要な研修、医師の指示、看護職との連携、事業者の体制などを満たして行う。 例えば、新しい利用者への吸引を、以前別の人に行った経験だけで開始せず、実施要件と個別計画を確認する。

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喀痰吸引の観察と安全:呼吸状態、必要性、器具、指示内容を確認する。 挿入する部分を汚染させないよう扱う。 出血、強い苦痛、顔色・呼吸の変化等があれば中止し連絡する。 痰の量・色・性状と前後の状態、実施内容を記録する。
図で覚える喀痰吸引の観察と安全

前・中・後の状態確認と清潔操作を一連で捉える。苦痛や異常が出たときに継続を優先しない。 例えば、吸引中に顔色が変わったら、決めた時間まで続けるのではなく、中止して指示された緊急対応を行う。

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経管栄養の観察と安全:対象者、栄養剤、量、速度、経路、指示を照合する。 逆流や誤嚥を防ぐため指示された体位を保つ。 注入速度は指示どおりに管理する。 腹痛、嘔吐、呼吸変化等は中止と連絡を含む対応を行う。
図で覚える経管栄養の観察と安全

注入前の本人・栄養剤・接続・指示の確認を行い、注入中の症状を観察する。経鼻経管栄養のチューブが胃に届いているかの確認は医師・看護職が行い、介護職は抜けや破損、固定位置を観察する。

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急変・救急と清潔の原則:急変では一人で抱え込まず必要な応援と救急要請を行う。 音声案内等に従い、安全確認をして使用する。 滅菌は微生物を全て除去・死滅させることで、消毒とは区別する。 体温、脈拍、呼吸、血圧等を普段の状態と比べる。
図で覚える急変・救急と清潔の原則

急変時は安全確認、応援要請、反応・呼吸の確認などを速やかに行う。実技は正式な講習と施設手順で身に付ける。 例えば、反応がなく正常な呼吸がないときは、応援・救急要請とAEDを手配し、心肺蘇生を進める。

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情報収集とアセスメント:本人の言葉と観察・測定した事実を区別する。 複数の情報を関連付け、困難の背景を考える。 本人が望む生活と現状の間の課題を明確にする。 できること、経験、周囲の支援も情報に含める。
図で覚える情報収集とアセスメント

情報を集めるだけでなく、意味を分析して生活課題を明確にする。本人の希望、強み、環境を含めて考える。 例えば、「歩けない」だけで終わらず、どこへ行きたいか、何が妨げているか、どの支援なら可能かを確認する。

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目標設定と介護計画:目標は利用者がどのように生活できるかで表す。 長期目標へ向けた段階的で実現可能な到達点を置く。 誰が、いつ、どこで、何を、どう行うかを共有できる形にする。 本人へ説明し、意向を確認して計画を共有する。
図で覚える目標設定と介護計画

本人を主語に、生活上の到達状態と期限・評価方法を具体化する。長期目標と短期目標を結び付ける。 例えば、「歩行訓練を実施する」だけでなく、「見守りで居室から食堂へ行ける」など本人の状態を目標にする。

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実施・評価・再アセスメント:目標の達成度と支援過程を確認する。 状態や希望の変化に応じて情報を集め直す。 原因を多面的に調べ、目標や方法を修正する。 記録と会議を通じて支援の一貫性を保つ。
図で覚える実施・評価・再アセスメント

目標の達成と支援方法の妥当性を評価する。未達成を本人の努力不足と決めず、情報や計画を見直す。 例えば、予定どおり食堂へ行けなかったときは、痛み、疲労、時間帯、環境、支援量などを再確認する。

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総合事例:在宅生活を続ける:在宅の希望とリスクを合わせて検討する。 介護意欲だけでなく身体・心理・経済的負担を確認する。 退院前から生活動作や環境の情報を医療・介護で共有する。 急な体調変化があれば生活支援の予定より安全対応を優先する。
図で覚える総合事例:在宅生活を続ける

本人の希望、疾患、生活動作、家族、制度を一つの生活として考える。最も適切な選択肢は、その時点の課題と支援者の役割から選ぶ。

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総合事例:施設の暮らし:一つの行動にも身体・心理・環境の複数要因があり得る。 施設でも本人が大切にしてきた役割を生かす。 他職種に伝えるときは具体的な観察と経過を示す。 支援後の変化を本人の反応と客観的な情報で確認する。
図で覚える総合事例:施設の暮らし

施設の規則を当てはめる前に、本人の生活史、体調、環境変化を把握する。職種間で観察を持ち寄り、生活課題へつなげる。 例えば、入所後に食事量が減った人では、味の好みだけでなく、義歯、痛み、疲労、周囲の音、気持ちの変化を確認する。

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総合事例:障害と地域参加:本人が選べる条件を整えることから支援を考える。 目的と対象要件を確認して支援を選ぶ。 障害特性に応じ見通しや感覚刺激を調整する。 家族の支援力の変化を早めに把握し、地域の体制を整える。
図で覚える総合事例:障害と地域参加

障害特性、本人の希望、利用できる資源をつなげて考える。病名や支援区分だけで生活の選択肢を限定しない。 例えば、外出したい人の強いこだわりを理解し、行動の予測や危険回避を含む支援と本人に合う予定提示を組み合わせる。

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虐待防止と身体拘束の3要件:身体拘束を緊急やむを得ず行う場合は、切迫性・非代替性・一時性の3要件をすべて満たす必要がある。 家族の同意だけでは身体拘束を適切と判断できない。 本人の財産を不当に処分する行為も虐待となる。 安全を確保し、事実を記録して通報・連携する。
図で覚える虐待防止と身体拘束の3要件

虐待の発見と身体拘束の判断を、本人の安全・権利、組織の手順、法定の通報につなげる。家族の同意だけで拘束を正当化しない。 例えば、立ち上がる人の腰をベルトで固定する前に、トイレ、痛み、居場所への不安、職員配置などを検討する。

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服薬支援と副作用の観察:薬・本人・量・時刻・方法を照合する。 錠剤の粉砕可否は薬剤師等へ確認する。 眠気、ふらつき、便通などの変化を記録する。 次回に2回分をまとめて飲むとは決めない。
図で覚える服薬支援と副作用の観察

薬の目的と観察点を知り、処方・指示を守って服薬を支える。介護職による独断の増減・粉砕・一包化を避ける。 例えば、薬が残っていたら、その理由と残量を確認し、次の服用にまとめて飲ませず医療職へ連絡する。

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要介護認定の流れと区分:要介護認定の区分は、要支援1・2と要介護1〜5の7区分である。 申請への処分は原則30日以内に行う。 認定調査の結果と主治医意見書などを使う。 第2号では要介護等の原因が特定疾病であることが必要である。
図で覚える要介護認定の流れと区分

申請、認定調査、主治医意見書、審査判定を経て市町村が認定する。認定区分と障害支援区分を取り違えない。 例えば、退院日が先に決まった場合は、認定待ちだから支援不能とせず、暫定計画と費用の条件をケアマネジャーへ相談する。

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住宅改修と福祉用具の給付:住宅改修の支給限度基準額は原則20万円である。 特定福祉用具購入の基準額は同一年度10万円である。 住宅改修は原則として事前に申請する。 特養入所は原則として要介護3以上である。
図で覚える住宅改修と福祉用具の給付

住宅改修、用具の購入、用具の貸与を区別する。支給限度基準額と、自己負担を差し引いた実際の給付額は同じではない。 例えば、手すり工事の契約を先に済ませず、対象工事と事前申請、必要書類を市町村へ確認する。

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障害者雇用と就労支援:民間企業の法定雇用率は2026年7月から2.7%である。 一般就労へ向けた訓練や職場探し等を支援する。 就労継続支援A型は雇用契約に基づく。 就労継続支援B型は雇用契約によらない。
図で覚える障害者雇用と就労支援

一般就労、就労移行支援、就労継続支援を目的と雇用契約で整理する。法定雇用率は適用時点を付けて覚える。 例えば、働きたい人に就労継続支援B型だけを勧めず、本人の希望と能力、一般就労に必要な調整を確認する。

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バイタルサインと恒常性:体内環境を一定の範囲に保つ働きを恒常性という。 回数だけでなく深さ・リズム・苦しさも見る。 脈の速さ・規則性・強さを観察する。 運動直後や測定姿勢などの条件を記録する。
図で覚えるバイタルサインと恒常性

体温、脈拍、呼吸、血圧などを、普段の値と全身状態に照らして観察する。数値が一つ正常でも急変を否定しない。 例えば、息苦しさを訴える人では、数値を測り直すだけで終えず、姿勢、顔色、会話、呼吸の深さを確認して連絡する。

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栄養素・低栄養・脱水:炭水化物・脂質・タンパク質を三大栄養素という。 BMIは体重kgを身長mの2乗で割る。 口渇がなくても尿量・皮膚・意識などを確認する。 心不全や透析等では水分量の指示を確認する。
図で覚える栄養素・低栄養・脱水

栄養は食べた量だけでなく、体重変化、嚥下、口腔、生活環境と合わせて捉える。水分や栄養の量は疾患・指示に合わせる。 例えば、食べ残しが増えた人では、単に好き嫌いとせず、義歯、痛み、気分、食事の姿勢を確認して管理栄養士等と検討する。

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摂食嚥下の5段階:先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期の順である。 見た目やにおい等で食物を認知する段階である。 咀嚼し、唾液と混ぜて食塊を作る。 むせを伴わず気道へ流入することもある。
図で覚える摂食嚥下の5段階

食物を認識してから食道を通るまでを5段階で整理し、どこで困難が起きているかを観察する。むせがなくても誤嚥はあり得る。 例えば、食べ物を口に運べない、噛めない、飲み込みでむせるという状態を分けて記録し、同じ食形態変更だけで対応しない。

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尿失禁の種類と便秘:咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。 突然の強い尿意で間に合わず漏れる。 尿を十分出せず、たまった尿があふれる。 移動や認知などの困難で排泄が間に合わない。
図で覚える尿失禁の種類と便秘

失禁を一律におむつで解決せず、症状と生活環境を分けて確認する。便秘では、腸の動きが弱まる弛緩性便秘が高齢者に多く、便意をがまんする習慣は直腸性便秘につながる。薬剤や水分、活動、排便習慣も観察する。

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睡眠障害の見分け方:いびきの中断や日中の眠気は呼吸観察につなぐ。 夢に合わせた声や動作がみられることがある。 睡眠中に手足が反復して動く状態がある。 朝の光と昼間の活動は生活リズムを支える。
図で覚える睡眠障害の見分け方

眠れないという訴えを、入眠・中途覚醒・呼吸・四肢運動・生活リズムに分ける。寝酒や独断の睡眠薬に頼らない。 例えば、大きないびきが突然止まり、朝だるい人では、睡眠中の呼吸状態を記録して医療職へつなぐ。

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発達理論と高齢期の適応:エリクソンでは青年期の課題を同一性対同一性混乱と捉える。 エリクソンの老年期の課題は統合性(自我の統合)対絶望と整理される。 スキャモンの生殖型は思春期に急速に発達する。 経験や知識の蓄積を使う力は比較的保たれやすい。
図で覚える発達理論と高齢期の適応

発達理論を年齢だけで機械的に当てはめず、成長の特徴や本人が直面する課題を理解する手掛かりにする。 例えば、退職した人が以前の仕事を気にしているとき、老いを認めないと責めず、大切な役割や人とのつながりを聞く。

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認知機能検査・MCI・運転:30点満点で20点以下は認知症を疑う目安となる。 バーセルインデックスは基本的ADLの尺度である。 軽度認知障害は認知症と同じ状態ではない。 75歳以上の免許更新時には認知機能検査が必要となる。
図で覚える認知機能検査・MCI・運転

検査の点数は診断そのものではない。生活上の変化、本人の訴え、病歴を医療職と共有し、検査結果だけで意思能力を否定しない。 例えば、HDS-Rが低い人でも、服や食事の好みを選べることがある。点数だけで家族へ全判断を移さない。

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人生会議・悲嘆・看取りの振り返り:本人が望む医療・ケアを前もって繰り返し話し合う。 身体・精神・社会・スピリチュアルな苦痛を考える。 悲嘆の表れ方や期間には個人差がある。 看取り後に支援を振り返り、次のケアへつなげる。
図で覚える人生会議・悲嘆・看取りの振り返り

終末期の意思を一度だけ決めた書類として扱わず、本人の価値観を繰り返し話し合う。家族と職員の悲嘆にも配慮する。 例えば、食べる楽しみを大切にしたい本人の思いと、家族の心配を別々に聞き、医療職と安全・苦痛緩和の方法を検討する。

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糖尿病・低血糖と足の観察:冷汗、ふるえ、意識の変化等は低血糖でも起こり、高齢者ではぼんやりする等の変化だけのこともある。 感覚が低下すると傷や熱さに気づきにくい。 網膜症は糖尿病の重要な合併症の一つである。 食事量の低下と服薬の状況を医療職へ伝える。
図で覚える糖尿病・低血糖と足の観察

血糖の変化と合併症を生活の中で観察する。感覚が低下した足では傷や熱傷に気づきにくく、早期の発見が大切である。 例えば、新しい靴で歩いた後、痛くないと言う人でも靴ずれや赤みがないか本人と確認する。

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介護福祉の歴史と資格制度:社会福祉士及び介護福祉士法は1987年に成立した。 介護保険制度は2000年に始まった。 介護福祉士の名称を用いるには登録が必要である。 介護を家族だけの責任とせず社会で支える。
図で覚える介護福祉の歴史と資格制度

介護の社会化、資格制度、介護保険の開始を時間の流れで整理する。制度開始の年と個別サービスの改定を混同しない。 例えば、介護福祉士になった人が、国家試験合格と資格登録の手続を別々に確認する。

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骨・関節・筋と移動:骨の強度低下で骨折しやすくなる。 関節リウマチは自己免疫に関わる炎症性疾患である。 身体を支える接触点を結ぶ範囲を考える。 不活動が続くと筋力や関節可動域などが低下し得る。
図で覚える骨・関節・筋と移動

骨格は身体を支え、関節と筋が協働して動作を生む。動けない理由を筋力だけに限定せず、痛み、感覚、バランスも確認する。 例えば、立ち上がりにくい人では、脚の筋力だけでなく、足の位置、座面の高さ、痛み、前方への重心移動を確認する。

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