管理適正化法
マンション管理士の試験と登録|原則・例外と判断の手順【2026年度試験対応】
受験資格、試験合格、登録、名称使用を段階として分けます。合格だけで管理士を名乗れるとは限りません。マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。
要点 8件・基本問題 8問・解説の確認問題 5問読む → 覚える → 解くまでこのページで完結
2026年度試験対応。法令基準日:2026-04-01。
まず押さえるポイント
受験資格、試験合格、登録、名称使用を段階として分けます。合格だけで管理士を名乗れるとは限りません。マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。
法令基準日:2026-04-01 / 解説更新日:2026-09-09
設例を解く判断手順
条件をこの順に確認してから、各記述の正誤を判断します。
- 試験合格と登録を分ける
- 欠格事由の種類と起算点を確認する
- 名称使用と登録事項変更を確認する
合格と登録
マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。
確認例:試験に合格しただけで、登録前から当然にマンション管理士の名称を使用できる。
誤り。30条の登録と43条の名称制限を確認する。合格と登録は別の段階である。
登録主体
マンション管理士の登録は国土交通大臣の登録である。
確認例:マンション管理士の法定登録は、都道府県知事の登録である。
誤り。30条1項の登録主体は国土交通大臣である。宅建士等の別資格の制度を流用しない。
刑の欠格期間
一定の刑の執行を終わった等の日から2年を経過しない者は登録できない。
確認例:30条1項1号の拘禁刑以上の刑に関する欠格期間は、執行終了等から2年である。
正しい。役員の欠格や他資格の5年と取り違えない。刑の種類と起算点も合わせて読む。
罰金の限定
罰金による30条の欠格は適正化法の規定による罰金が対象である。
確認例:どの法律による罰金でも、30条1項2号の欠格に一律該当する。
誤り。同号はこの法律の規定による罰金に限定する。罰金という単語だけで全ての刑を同一視しない。
登録事項の変更
登録事項に変更があったときは、遅滞なく変更の登録を申請する。
確認例:マンション管理士の登録事項が変わっても、登録後は一切変更の手続がない。
誤り。32条は登録事項の変更に関する手続を定める。試験の申込情報の修正とは別の登録後手続である。
試験の免除
管理業務主任者試験の合格者は、申請によりマンション管理士試験の一部免除を受けられる。
確認例:2026年度の受験案内では、管理業務主任者試験合格者の申請による5問免除が案内されている。
正しい。公式受験案内で免除の対象・申請方法を確認する。管理業務主任者証の所持だけを唯一の条件と説明しない。
合格直後の名刺
試験合格だけでは登録を要する管理士の名称を使用できない。
確認例:試験に合格し登録申請はしていないAは、合格証があれば登録済みのマンション管理士として名刺を出せる。
誤り。資格を有することと登録を受けて管理士となることを分ける。30条と43条を併せて確認する。
罰金の根拠法
30条1項の罰金による欠格は適正化法違反の罰金を対象とする。
確認例:罰金という事実だけでは、30条1項2号の欠格に当たると確定できず、どの法律の規定による罰金か確認する。
正しい。同号は「この法律の規定」による罰金と限定する。刑の種類・根拠法・執行終了等の起算点を順に確認する。
設例の結論と判断を分けた条件
同じ論点でも、判断に使う条件を取り違えると結論が変わります。問題の数字や前提はこの教材の独自設例です。
| 設例 | 記述の判定 | 判断を決めた条件 |
|---|---|---|
| 合格直後の名刺 | 誤り | 資格を有することと登録を受けて管理士となることを分ける。30条と43条を併せて確認する。 |
| 罰金の根拠法 | 正しい | 同号は「この法律の規定」による罰金と限定する。刑の種類・根拠法・執行終了等の起算点を順に確認する。 |
オリジナル確認問題で判断する
○か×かを選び、理由を確認してください。実際の過去問を転載したものではありません。
この解説の一次資料
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律確認日:2026-09-09
- 令和8年度マンション管理士試験受験案内確認日:2026-09-09

合格と登録を分けて確認! 適正化法30・32条/欠格事由は刑の種類等を正確に確認
マンション管理士の試験と登録|合格と登録
マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。 確認例:試験に合格しただけで、登録前から当然にマンション管理士の名称を使用できる。 誤り。30条の登録と43条の名称制限を確認する。合格と登録は別の段階である。
覚え方合格は登録への資格、名乗る前に登録。
比較して覚える
管理士の合格・登録・変更
試験合格と登録、その後の届出を別々の段階として覚えます。
| 事由 | 手続・条件 | 注意 | 理由・判断ポイント |
|---|---|---|---|
| 試験合格後 | 資格・欠格事由等を確認して登録へ | 合格だけで登録済みとはならない | マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。 |
| 登録の審査 | 国土交通大臣の登録・欠格事由の確認 | 罰金の欠格は対象法令を確認 | マンション管理士の登録は国土交通大臣の登録である。 一定の刑の執行を終わった等の日から2年を経過しない者は登録できない。 罰金による30条の欠格は適正化法の規定による罰金が対象である。 |
| 登録事項の変更 | 遅滞なく変更登録を申請 | 業者の30日以内の届出と混同しない | 登録事項に変更があったときは、遅滞なく変更の登録を申請する。 管理業務主任者の登録事項の変更は遅滞なく届け出る。管理業者の法45条1項の事項の変更届は変更の日から30日以内である。 |
試験合格後
- 手続・条件
- 資格・欠格事由等を確認して登録へ
- 注意
- 合格だけで登録済みとはならない
判断ポイント
マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。
登録の審査
- 手続・条件
- 国土交通大臣の登録・欠格事由の確認
- 注意
- 罰金の欠格は対象法令を確認
判断ポイント
マンション管理士の登録は国土交通大臣の登録である。 一定の刑の執行を終わった等の日から2年を経過しない者は登録できない。 罰金による30条の欠格は適正化法の規定による罰金が対象である。
登録事項の変更
- 手続・条件
- 遅滞なく変更登録を申請
- 注意
- 業者の30日以内の届出と混同しない
判断ポイント
登録事項に変更があったときは、遅滞なく変更の登録を申請する。 管理業務主任者の登録事項の変更は遅滞なく届け出る。管理業者の法45条1項の事項の変更届は変更の日から30日以内である。
01マンション管理士の試験と登録の重要暗記項目
マンション管理士の試験と登録|合格と登録
マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。 確認例:試験に合格しただけで、登録前から当然にマンション管理士の名称を使用できる。 誤り。30条の登録と43条の名称制限を確認する。合格と登録は別の段階である。
覚え方合格は登録への資格、名乗る前に登録。
ひっかけ注意合格通知を受け取っただけで登録済みとして扱わない。
マンション管理士の試験と登録|登録主体
マンション管理士の登録は国土交通大臣の登録である。 確認例:マンション管理士の法定登録は、都道府県知事の登録である。 誤り。30条1項の登録主体は国土交通大臣である。宅建士等の別資格の制度を流用しない。
マンション管理士の試験と登録|刑の欠格期間
一定の刑の執行を終わった等の日から2年を経過しない者は登録できない。 確認例:30条1項1号の拘禁刑以上の刑に関する欠格期間は、執行終了等から2年である。 正しい。役員の欠格や他資格の5年と取り違えない。刑の種類と起算点も合わせて読む。
覚え方欠格期間は、刑の執行終了等から時計を置く。
ひっかけ注意有罪判決の日だけで2年の起算点を決めない。
マンション管理士の試験と登録|罰金の限定
罰金による30条の欠格は適正化法の規定による罰金が対象である。 確認例:どの法律による罰金でも、30条1項2号の欠格に一律該当する。 誤り。同号はこの法律の規定による罰金に限定する。罰金という単語だけで全ての刑を同一視しない。
マンション管理士の試験と登録|登録事項の変更
登録事項に変更があったときは、遅滞なく変更の登録を申請する。 確認例:マンション管理士の登録事項が変わっても、登録後は一切変更の手続がない。 誤り。32条は登録事項の変更に関する手続を定める。試験の申込情報の修正とは別の登録後手続である。
マンション管理士の試験と登録|試験の免除
管理業務主任者試験の合格者は、申請によりマンション管理士試験の一部免除を受けられる。 確認例:2026年度の受験案内では、管理業務主任者試験合格者の申請による5問免除が案内されている。 正しい。公式受験案内で免除の対象・申請方法を確認する。管理業務主任者証の所持だけを唯一の条件と説明しない。
マンション管理士の試験と登録|合格直後の名刺
試験合格だけでは登録を要する管理士の名称を使用できない。 確認例:試験に合格し登録申請はしていないAは、合格証があれば登録済みのマンション管理士として名刺を出せる。 誤り。資格を有することと登録を受けて管理士となることを分ける。30条と43条を併せて確認する。
マンション管理士の試験と登録|罰金の根拠法
30条1項の罰金による欠格は適正化法違反の罰金を対象とする。 確認例:罰金という事実だけでは、30条1項2号の欠格に当たると確定できず、どの法律の規定による罰金か確認する。 正しい。同号は「この法律の規定」による罰金と限定する。刑の種類・根拠法・執行終了等の起算点を順に確認する。
覚える数字と、狙われる引っかけ
- ひっかけ合格通知を受け取っただけで登録済みとして扱わない。
- ひっかけ有罪判決の日だけで2年の起算点を決めない。
02試験で正誤を分けるチェック順
- 1マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 2マンション管理士の登録は国土交通大臣の登録である。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 3一定の刑の執行を終わった等の日から2年を経過しない者は登録できない。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 4罰金による30条の欠格は適正化法の規定による罰金が対象である。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 5登録事項に変更があったときは、遅滞なく変更の登録を申請する。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 6管理業務主任者試験の合格者は、申請によりマンション管理士試験の一部免除を受けられる。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 7試験合格だけでは登録を要する管理士の名称を使用できない。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 830条1項の罰金による欠格は適正化法違反の罰金を対象とする。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
03この論点の根拠
- 内容の基準日
- 2026-04-01
- 復習方法
- 要点を確認した後、○×一問一答で条件の違いを見分ける
法改正により扱いが変わる場合があります。試験日程や申込みに関する情報は、 必ず公式案内も確認してください。
問題演習
マンション管理士の試験と登録の○×一問一答
1/8問解答 0・正解 0
管理適正化法重要度 A
マンション管理士の試験と登録|合格と登録
試験に合格しただけで、登録前から当然にマンション管理士の名称を使用できる。
マンション管理士の試験と登録の○×一問一答8問|問題と解説
この論点で収録している8問を、正誤と解説つきで通して読めます。 上の演習で迷った問題を見直すときに使ってください。
問1
マンション管理士の試験と登録|合格と登録重要度A試験に合格しただけで、登録前から当然にマンション管理士の名称を使用できる。
答え:×(誤り)
解説
誤り。30条の登録と43条の名称制限を確認する。合格と登録は別の段階である。 要点:マンション管理士となる資格を有する者は、欠格事由等に該当しなければ国土交通大臣の登録を受けられる。 根拠:マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第30条/マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第43条。
問2
マンション管理士の試験と登録|登録主体重要度Aマンション管理士の法定登録は、都道府県知事の登録である。
答え:×(誤り)
解説
誤り。30条1項の登録主体は国土交通大臣である。宅建士等の別資格の制度を流用しない。 要点:マンション管理士の登録は国土交通大臣の登録である。 根拠:マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第30条。
問3
マンション管理士の試験と登録|刑の欠格期間重要度A30条1項1号の拘禁刑以上の刑に関する欠格期間は、執行終了等から2年である。
答え:○(正しい)
解説
正しい。役員の欠格や他資格の5年と取り違えない。刑の種類と起算点も合わせて読む。 要点:一定の刑の執行を終わった等の日から2年を経過しない者は登録できない。 根拠:マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第30条。
問4
マンション管理士の試験と登録|罰金の限定重要度Aどの法律による罰金でも、30条1項2号の欠格に一律該当する。
答え:×(誤り)
解説
誤り。同号はこの法律の規定による罰金に限定する。罰金という単語だけで全ての刑を同一視しない。 要点:罰金による30条の欠格は適正化法の規定による罰金が対象である。 根拠:マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第30条。
問5
マンション管理士の試験と登録|登録事項の変更重要度Aマンション管理士の登録事項が変わっても、登録後は一切変更の手続がない。
答え:×(誤り)
解説
誤り。32条は登録事項の変更に関する手続を定める。試験の申込情報の修正とは別の登録後手続である。 要点:登録事項に変更があったときは、遅滞なく変更の登録を申請する。 根拠:マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第32条。
問6
マンション管理士の試験と登録|試験の免除重要度A2026年度の受験案内では、管理業務主任者試験合格者の申請による5問免除が案内されている。
答え:○(正しい)
解説
正しい。公式受験案内で免除の対象・申請方法を確認する。管理業務主任者証の所持だけを唯一の条件と説明しない。 要点:管理業務主任者試験の合格者は、申請によりマンション管理士試験の一部免除を受けられる。 根拠:令和8年度マンション管理士試験受験案内 試験の一部免除の条件。
問7
マンション管理士の試験と登録|合格直後の名刺重要度A試験に合格し登録申請はしていないAは、合格証があれば登録済みのマンション管理士として名刺を出せる。
答え:×(誤り)
解説
誤り。資格を有することと登録を受けて管理士となることを分ける。30条と43条を併せて確認する。 要点:試験合格だけでは登録を要する管理士の名称を使用できない。 根拠:マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第30条/マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第43条。
問8
マンション管理士の試験と登録|罰金の根拠法重要度A罰金という事実だけでは、30条1項2号の欠格に当たると確定できず、どの法律の規定による罰金か確認する。
答え:○(正しい)
解説
正しい。同号は「この法律の規定」による罰金と限定する。刑の種類・根拠法・執行終了等の起算点を順に確認する。 要点:30条1項の罰金による欠格は適正化法違反の罰金を対象とする。 根拠:マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第30条。
マンション管理士の試験と登録の問題を続けて解く
この論点に対応する8問を絞り込んで出題します。