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宅建の合格率の推移|昭和63年度から令和7年度の40回と数字の読み方【2026年度試験対応】

2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。

宅建試験の合格率は、公表済みで最新の令和7年度が18.7%でした。この記事では、不動産適正取引推進機構が試験を実施した昭和63年度から令和7年度までの40回の数字をつなげ、長い目で見た推移と、合格率という数字をどう読むかを整理します。令和8年度の結果は11月25日に公表されるため、ここには書きません。

公開日
2026年11月6日
更新日
2026年11月6日
読了目安
約12分
法令基準日
2026年4月1日
情報確認日
2026年11月6日
宅建の合格率の推移の記事カバー

先に結論

宅建の合格率は令和7年度が18.7%(受験者245,462人・合格者45,821人、合格点33点)です。昭和63年度以降の40回では12.9%から18.7%の間にあり、平成11年度以降の10月試験は15.2%から18.7%に収まっています。分母は受験者なので、申込者から見ると令和7年度は14.97%です。5問免除の登録講習修了者は24.2%、一般受験者は17.22%(差引き計算)でした。

この記事でわかること

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます

  • 令和7年度は18.7%。昭和63年度以降の40回で最も高い
  • 平成11年度以降の10月試験は15.2〜18.7%に収まっている
  • 分母は受験者。申込者から見ると令和7年度は14.97%
  • 5問免除と一般受験者の差は、年度によって0.3〜8.8ポイント

01結論:令和7年度の合格率は18.7%。令和8年度は11月25日に出る

宅建試験の合格率は、公表済みで最新の令和7年度が18.7%でした。受験者245,462人のうち45,821人が合格し、合格点は50問中33点です。

令和8年度の試験は2026年10月18日に行われ、合格発表は11月25日9時30分です。令和8年度の受験者数・合格者数・合格率は発表まで公表されないため、この記事では扱いません。

不動産適正取引推進機構(以下、機構)が試験を実施した昭和63年度から令和7年度までの40回で、合格率は12.9%から18.7%の間にあります。令和7年度の18.7%は、この40回で最も高い値です。

合格率は1つの数字ですが、分母が受験者であること、5問免除の受験者を含むこと、小数第1位までの公表であることを知っておくと、年度の比べ方が変わります。下の図は、この記事で扱う4つの読み方をまとめたものです。

宅建の合格率18.7%(令和7年度)を読む4つの物差し。分母は受験者で申込者から見ると14.97%、一般受験者17.22%と5問免除24.2%、40回の幅は12.9〜18.7%、公表は小数第1位で18.6%と18.7%の差は0.03ポイント
図解令和7年度ほかの公表値と、それを基にした計算値です。拡大して見る ↗

02令和7年度の申込者・受験者・合格者

機構が令和7年11月26日に公表した試験結果の概要の数字です。試験は令和7年10月19日に、47都道府県の257会場で行われました。

前年度と比べると、申込者は4,763人、受験者は4,026人、合格者は829人増えました。合格率は前年度の18.6%から0.1ポイント上がり、合格点は37点から33点へ4点下がっています。

表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。

令和7年度宅建試験の結果(機構の試験結果の概要)
項目数字
申込者306,099人(男性196,693人・女性109,406人)
受験者245,462人(男性156,334人・女性89,128人)
受験率80.2%
合格者45,821人(男性28,331人・女性17,490人)
合格率18.7%(男性18.1%・女性19.6%)
合格点50問中33点(登録講習修了者は45問中28点)
うち登録講習修了者の合格12,316人(合格率24.2%)

この節・表の確認資料: 不動産適正取引推進機構「試験実施概況(令和7年度以前10年間)」(確認日 2026年11月6日)/不動産適正取引推進機構「令和7年度宅地建物取引士資格試験結果の概要」(確認日 2026年11月3日)

03直近10年の合格率と合格点(平成28年度〜令和7年度)

機構の「試験実施概況(令和7年度以前10年間)」の数字です。令和2年度と令和3年度は10月と12月の2回に分けて行われたため、行が分かれています。

この10年の合格率は、12月試験を除くと15.4%から18.7%です。合格点は同じ期間に33点から38点まで動いています。合格点の決まり方と歴代の一覧は、合格点の記事で扱っています。

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宅建試験の過去10年の結果(機構「試験実施概況」)
年度申込者受験者合格者合格率合格点(一般)合格点(登録講習修了者)
令和7年度306,099人245,462人45,821人18.7%50問中33点45問中28点
令和6年度301,336人241,436人44,992人18.6%50問中37点45問中32点
令和5年度289,096人233,276人40,025人17.2%50問中36点45問中31点
令和4年度283,856人226,048人38,525人17.0%50問中36点45問中31点
令和3年度(12月)39,814人24,965人3,892人15.6%50問中34点—
令和3年度(10月)256,704人209,749人37,579人17.9%50問中34点45問中29点
令和2年度(12月)55,121人35,261人4,610人13.1%50問中36点45問中31点
令和2年度(10月)204,163人168,989人29,728人17.6%50問中38点45問中33点
令和元年度276,019人220,797人37,481人17.0%50問中35点45問中30点
平成30年度265,444人213,993人33,360人15.6%50問中37点45問中32点
平成29年度258,511人209,354人32,644人15.6%50問中35点45問中30点
平成28年度245,742人198,463人30,589人15.4%50問中35点45問中30点

この節・表の確認資料: 不動産適正取引推進機構「試験実施概況(令和7年度以前10年間)」(確認日 2026年11月6日)

04昭和63年度からの長期推移(40回分)

宅建試験は昭和33年度に始まり、昭和62年度までは都道府県が実施していました。機構が実施した昭和63年度以降の数字を、機構の資料からつなげたのが下の表です。

昭和63年度〜平成20年度は機関誌RETIO第73号(2009年4月)の試験実施結果一覧、平成21年度〜平成27年度は第100号の平成27年度試験の報告にある年度別の推移、平成28年度以降は試験実施概況から転記しました。受験率と、平成21年度〜平成27年度の合格率は人数から計算しています。

40回の合計は、申込者9,816,533人、受験者7,912,537人、合格者1,262,476人です。通算の合格率は15.96%、受験率は80.60%になります(いずれも計算値)。

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宅建試験の申込者・受験者・合格者・合格率(昭和63年度〜令和7年度・機構の資料と計算値)
年度申込者受験者受験率合格者合格率
令和7年度306,099人245,462人80.2%45,821人18.7%
令和6年度301,336人241,436人80.1%44,992人18.6%
令和5年度289,096人233,276人80.7%40,025人17.2%
令和4年度283,856人226,048人79.6%38,525人17.0%
令和3年度(12月)39,814人24,965人62.7%3,892人15.6%
令和3年度(10月)256,704人209,749人81.7%37,579人17.9%
令和2年度(12月)55,121人35,261人64.0%4,610人13.1%
令和2年度(10月)204,163人168,989人82.8%29,728人17.6%
令和元年度276,019人220,797人80.0%37,481人17.0%
平成30年度265,444人213,993人80.6%33,360人15.6%
平成29年度258,511人209,354人81.0%32,644人15.6%
平成28年度245,742人198,463人80.8%30,589人15.4%
平成27年度243,199人194,926人80.2%30,028人15.4%
平成26年度238,343人192,029人80.6%33,670人17.5%
平成25年度234,586人186,304人79.4%28,470人15.3%
平成24年度236,350人191,169人80.9%32,000人16.7%
平成23年度231,596人188,572人81.4%30,391人16.1%
平成22年度228,214人186,542人81.7%28,311人15.2%
平成21年度241,944人195,515人80.8%34,918人17.9%
平成20年度260,591人209,415人80.4%33,946人16.2%
平成19年度260,633人209,684人80.5%36,203人17.3%
平成18年度240,278人193,573人80.6%33,191人17.1%
平成17年度226,665人181,880人80.2%31,520人17.3%
平成16年度216,830人173,457人80.0%27,639人15.9%
平成15年度210,182人169,625人80.7%25,942人15.3%
平成14年度209,672人169,657人80.9%29,423人17.3%
平成13年度204,629人165,104人80.7%25,203人15.3%
平成12年度210,465人168,094人79.9%25,928人15.4%
平成11年度222,913人178,384人80.0%28,277人15.9%
平成10年度224,822人179,713人79.9%24,930人13.9%
平成9年度234,175人190,131人81.2%26,835人14.1%
平成8年度244,915人197,168人80.5%29,065人14.7%
平成7年度249,678人202,589人81.1%28,124人13.9%
平成6年度248,076人201,542人81.2%30,500人15.1%
平成5年度242,212人195,577人80.7%28,138人14.4%
平成4年度282,806人223,700人79.1%35,733人16.0%
平成3年度348,008人280,779人80.7%39,181人14.0%
平成2年度422,904人342,111人80.9%44,149人12.9%
平成元年度339,282人281,701人83.0%41,978人14.9%
昭和63年度280,660人235,803人84.0%39,537人16.8%

この節・表の確認資料: 不動産適正取引推進機構「試験実施概況(令和7年度以前10年間)」(確認日 2026年11月6日)/機関誌RETIO第73号「宅地建物取引主任者資格試験事業」(試験実施結果一覧・登録講習修了者の推移)(確認日 2026年11月6日)/機関誌RETIO第100号「平成27年度宅地建物取引士資格試験の結果について」(確認日 2026年11月6日)/機関誌RETIO第133号「宅地建物取引士資格試験事業」(確認日 2026年11月6日)

05平成11年度からは、10月試験の合格率が15%を下回っていない

平成元年度から平成10年度までの10回は、合格率が12.9%から16.0%で、10回のうち8回が15%未満でした。最も低いのは、申込者が422,904人と40回で最も多かった平成2年度の12.9%です。

平成11年度以降は、12月試験を除く27回すべてで15.2%から18.7%に収まっています。令和6年度の18.6%と令和7年度の18.7%は、昭和63年度以降で最も高い2つです。

この間に制度も変わりました。機構の機関誌によると、学歴や実務経験の受験資格は平成8年度に撤廃され、平成9年度からは講習の修了者に5問を免除する制度が始まっています。ただし、合格率の変化がこれらの制度変更によるものかどうかは、機構の資料には書かれていません。

06合格率は決められた数字ではない

合格発表の日に機構が掲示するのは、合格者の受験番号、合否判定基準、試験問題の正解番号です。合否判定基準は「50問中33問以上」のように点数で示されます。

機構の資料には、合格率の目標や上限は書かれていません。「上位◯%が合格する」という説明は、機構の公表資料では確かめられない言い方です。

数字として言えるのは、直近10年の合格点が33点から38点まで動いた一方で、合格率は12月試験を除いて15.4%から18.7%の範囲だった、という事実までです。

07合格率の分母は受験者。申込者から見ると約15%

公表される合格率は、合格者数を受験者数で割った値です。申し込んでも試験当日に受験しなかった人は、分母に入りません。

令和7年度の受験率は80.2%で、申込者306,099人のうち60,637人が受験していません。申込者を分母にすると、合格者の割合は14.97%になります(計算値)。

受験率は、12月試験を除く38回で79.1%から84.0%の範囲にあり、どの年もおよそ5人に1人が受験していません。12月試験は令和2年度が64.0%、令和3年度が62.7%でした。

085問免除の登録講習修了者と一般受験者では合格率が違う

宅建業法16条3項により、登録講習の修了者は50問のうち5問が免除され、45問で受験します。免除を受けられるのは、修了試験に合格してから3年以内に行われる試験です。登録講習は宅建業に従事している人だけが受講でき、一般の人は受けられません。

全体の合格率は、修了者と一般受験者を合わせた値です。令和7年度は修了者が24.2%、一般受験者が17.22%(公表値からの差引き計算)でした。

差は年度によって大きく違います。令和5年度は8.8ポイントでしたが、令和4年度は0.3ポイントでした。登録講習を受けられない人が自分の条件に近い数字を見るなら、一般受験者の行です。

表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。

一般受験者と登録講習修了者の合格率(令和2年度〜令和7年度。令和2・3年度は10月と12月の合計)
年度一般の受験者一般の合格者一般の合格率修了者の受験者修了者の合格者修了者の合格率差
令和7年度194,542人33,505人17.2%(計算値)50,920人12,316人24.2%7.0ポイント
令和6年度192,099人34,170人17.8%49,337人10,822人21.9%4.1ポイント
令和5年度183,869人28,098人15.3%49,407人11,927人24.1%8.8ポイント
令和4年度179,048人30,374人17.0%47,000人8,151人17.3%0.3ポイント
令和3年度185,833人31,044人16.7%48,881人10,427人21.3%4.6ポイント
令和2年度158,123人25,368人16.0%46,127人8,970人19.4%3.4ポイント

この節・表の確認資料: 不動産適正取引推進機構「令和7年度宅地建物取引士資格試験結果の概要」(確認日 2026年11月3日)/機関誌RETIO第121号「令和2年度宅地建物取引士資格試験の結果について」(確認日 2026年11月6日)/機関誌RETIO第125号「令和3年度宅地建物取引士資格試験の結果について」(確認日 2026年11月6日)/機関誌RETIO第128号「令和4年度宅地建物取引士資格試験の結果について」(確認日 2026年11月6日)/機関誌RETIO第132号「令和5年度宅地建物取引士資格試験の結果について」(確認日 2026年11月6日)/機関誌RETIO第136号「令和6年度宅地建物取引士資格試験の結果について」(確認日 2026年11月6日)/不動産適正取引推進機構「よくある質問」(確認日 2026年11月6日)/不動産適正取引推進機構「登録講習について」(確認日 2026年11月6日)/e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」(確認日 2026年11月6日)

09受験者に占める5問免除者は、平成16年度の2.3%から令和7年度の20.7%に

5問免除は平成9年度に指定講習の修了者を対象に始まり、平成16年度から登録講習に変わりました。平成16年度の修了者の受験者は3,944人で、受験者全体の2.3%でした。

その後、平成17年度に19,109人、平成20年度に38,460人と増え、令和7年度は50,920人で受験者の20.7%を占めています。合格者45,821人のうち修了者は12,316人で、26.9%です。

そのため、平成16年度以前と現在とでは、全体の合格率の中身の構成が違います。年度を比べるときは、全体の合格率だけでなく、一般受験者の合格率も並べて見ます。

10令和2・3年度は12月試験を別の行で読む

令和2年度と令和3年度は、会場の確保が難しくなったため、一部の都道府県で12月にも試験が行われました。12月にも実施したのは、令和2年度が11都府県、令和3年度が8都道府県です。

12月試験の合格率は令和2年度13.1%、令和3年度15.6%で、同じ年度の10月試験(17.6%、17.9%)より低い値でした。受験率も6割台です。

年度全体で見ると、令和2年度は受験者204,250人・合格者34,338人で16.8%、令和3年度は受験者234,714人・合格者41,471人で17.7%です(機関誌RETIOの各年度の報告)。

11公表値は小数第1位。0.1ポイントの上下は小さい

機構の合格率は小数第1位までの公表です。令和6年度の18.6%と令和7年度の18.7%は、人数から計算すると18.64%と18.67%で、差は0.03ポイントです。

この2年は合格率がほぼ同じでしたが、合格点は37点と33点で4点違います。合格率の小さな上下より、合格点・受験者数・一般受験者の合格率をあわせて見るほうが、年度の違いが分かります。

12合格者数は令和7年度の45,821人が最多

昭和63年度以降の40回で、合格者が最も多いのは令和7年度の45,821人、次が平成2年度の44,149人です。4万人を超えたのは、平成元年度、平成2年度、令和5年度、令和6年度、令和7年度の5回です。

平成2年度は申込者422,904人で合格率12.9%、令和7年度は申込者306,099人で合格率18.7%でした。合格者数は受験者数と合格率の掛け算で決まるので、合格者数だけでは試験の易しさを比べられません。

13令和8年度の合格率は11月25日に公表される

令和8年度の試験は10月18日に終わり、合格発表は11月25日(水)9時30分です。機構のホームページに、合格者の受験番号、合否判定基準、正解番号が掲示されます。

令和7年度の試験結果の概要は、合格発表と同じ日付で公表されました。発表前に出回る合格率や合格点の数字は、予備校などが自己採点のデータから出した予想で、機構の数字ではありません。

14合格率を自分の計画に使うとき

合格率は受験者全体の結果で、一人ひとりが受かる見込みを示す数字ではありません。計画に使えるのは、必要な点数が年度によって33点から38点まで動いた、という直近10年の事実です。

目標点の置き方は合格点と点数配分の記事で、試験全体の難しさは難易度の記事で扱っています。合格者の年齢や職業の内訳は、合格者の属性の記事にまとめています。

よくある質問

宅建の合格率は何%ですか?

公表済みで最新の令和7年度は18.7%です。受験者245,462人のうち45,821人が合格しました。

令和8年度の合格率はいつ分かりますか?

2026年11月25日(水)9時30分の合格発表で分かります。それまで機構の数字は公表されません。

宅建の合格率が最も低かった年はいつですか?

機構が実施した昭和63年度以降では、平成2年度の12.9%です。12月試験では令和2年度の13.1%でした。

宅建の合格率は毎年決まっているのですか?

機構が公表する合否判定基準は点数で、合格率の目標は資料に書かれていません。平成11年度以降の10月試験は15.2〜18.7%でした。

5問免除の人の合格率はどれくらいですか?

令和7年度は登録講習修了者が24.2%、一般受験者が17.22%(差引き計算)でした。差は年度によって0.3〜8.8ポイントです。

申込者に対する合格者の割合は?

令和7年度は申込者306,099人に対して合格者45,821人で、14.97%です(計算値)。

申し込んでも受験しない人はどれくらいいますか?

令和7年度の受験率は80.2%で、申込者の約2割が受験していません。12月試験を除く38回では79.1〜84.0%です。

確認した公的情報

この記事の参照元

法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。