試験情報2026年度試験対応
賃貸不動産経営管理士の合格点|令和7年度は38点、推移と5問免除【2026年度試験対応】
2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。
賃貸不動産経営管理士試験の合格点は、試験の前には決まっていません。協議会が試験の結果を見て合格基準を決め、合格発表の日に公表します。この記事では、協議会の各年度の試験結果の概要で、50問になった令和2年度以降の合格点と5問免除者の基準、合格率との関係を確かめ、2026年度の発表までに自己採点をどう使うかを整理します。
- 公開日
- 2026年11月6日
- 更新日
- 2026年11月6日
- 読了目安
- 約22分
- 法令基準日
- 2026年4月1日
- 情報確認日
- 2026年11月6日

先に結論
合格点は年度ごとに決まり、令和7年度は50問中38問以上でした。5問免除者は45問中33問以上で、令和2年度以降は毎年、一般の基準から5問を引いた値です。令和2年度以降の合格点は34問から40問の間で動いています。2026年度(11月15日試験)の合格者と正解番号表は、12月24日(木)10時に協議会のホームページで発表されます。
迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 令和7年度の合格点は50問中38問、5問免除者は45問中33問
- 令和2年度以降の合格点は34〜40問の間で動いている
- 5問免除者の基準は、毎年一般の基準から5問を引いた値
- 2026年度は12月24日10時に合格者の受験番号と正解番号表が発表される
01結論:令和7年度の合格点は50問中38問
協議会が公表した令和7年度の試験結果の概要では、合格基準は「50問中38問以上正解した者」で、5問免除の対象となる講習の修了者は「45問中33問以上正解した者」でした。受験者31,792人のうち9,370人が合格し、合格率は29.5%です。

合格点はあらかじめ決まっている点数ではなく、毎年の試験結果を見て決まります。前の年の合格点を目標にすると、合格点が上がった年に届かないことがあるので、過去の幅を見て余裕のある目標を置きます。
自己採点の点数を合格点と比べるときは、50問の人は50問中の基準、5問免除の人は45問中の基準と比べます。区分を取り違えると、5問分の見通しを誤ります。
02令和2年度以降の合格点の推移
試験が50問になった令和2年度以降の合格基準を、協議会の各年度の試験結果の概要から並べました。令和3年度の40問が最も高く、令和2年度と令和4年度の34問が最も低い年です。
令和元年度までは40問の試験で、平成30年度と令和元年度はどちらも40問中29問が基準でした。問題数が違うので、令和2年度以降の数字とそのまま比べることはできません。
表の受験者数と合格率は、協議会の各年度の試験結果の概要の数字です。令和7年度の受験者数は、2025年11月17日のプレスリリースでは31,803人とされ、結果の概要では31,792人でした。この記事では結果の概要の数字を使っています。
令和2年度から令和7年度までの6年間の合格点を平均すると、約36.2問です。平均を目標にするより、最も高かった40問を目標に置くほうが安全です。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 年度 | 合格点 | 5問免除者 | 受験者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和2年度 | 34問 | 45問中29問 | 27,338人 | 29.8% |
| 令和3年度 | 40問 | 45問中35問 | 32,459人 | 31.5% |
| 令和4年度 | 34問 | 45問中29問 | 31,687人 | 27.7% |
| 令和5年度 | 36問 | 45問中31問 | 28,299人 | 28.2% |
| 令和6年度 | 35問 | 45問中30問 | 30,194人 | 24.1% |
| 令和7年度 | 38問 | 45問中33問 | 31,792人 | 29.5% |
この節・表の確認資料: 賃貸不動産経営管理士協議会「令和8年度 試験実施要領」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和8年度 受験申込案内書」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和7年度試験 結果の概要」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和6年度試験 結果の概要」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和3年度試験 結果の概要」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和8年度試験の申込者数」(プレスリリース)(確認日 2026年11月6日)
035問免除者の基準は、一般の基準から5問少ない
賃貸不動産経営管理士講習(試験の一部免除)を修了した人は、50問のうち5問が免除され、45問を解きます。令和7年度の問題冊子では、問46から問50までの5問が免除の対象でした。
令和2年度から令和7年度まで、5問免除者の合格基準は毎年、一般の受験者の基準から5問を引いた値でした。令和7年度なら一般が38問、免除者が33問です。自己採点では、自分の区分の基準と比べます。
免除される5問がどの分野から出るかは、2026年度は公表されていません。免除の人も、45問の中で取りこぼしが出ないよう、全分野を学んでおく必要があります。
免除の区分は、受験票の段階で決まっています。令和7年度の問題冊子では、免除の人の答案用紙には問46から問50に既にマークが印刷されていました。
042026年度の合格点は12月24日に分かる
2026年度の試験は11月15日(日)の13時から15時までです。受験申込案内書によると、合格発表は12月24日(木)10時で、協議会のホームページに合格者の受験番号と試験の正解番号表が掲載されます。
合格基準もこの日に分かります。不合格の人には通知が送られないので、発表の日に自分の受験番号を確かめます。合格者には、2027年1月5日(火)に合格通知書が発送される予定です。
発表の時刻は10時です。発表直後はホームページにアクセスが集中することがあるので、開きにくいときは時間をおいてから確かめます。番号の一覧を写したほかのサイトではなく、協議会のホームページで確かめます。
05合格点が高い年に合格率も高いとは限らない
合格点が最も高かった令和3年度の合格率は31.5%で、合格点が35問だった令和6年度の24.1%より高い結果でした。合格点の高さと合格率は、同じ向きに動くとは限りません。
合格点は、その年の試験問題の難しさと受験者の出来から決まると考えられます。合格点が高い年は問題が解きやすかった年とも読めるので、合格点の数字だけで難しさを判断しないようにします。
令和7年度は、合格点が38問と高めでしたが、合格率も29.5%と前年の24.1%より上がりました。合格点と合格率の両方を見ると、その年の試験の様子がつかみやすくなります。
06令和7年度は問9が全員正解の扱い
令和7年度の正解番号表では、問9について、すべての解答を正解として取り扱うとされました。受験者全員がこの1問を正解したものとして採点されています。
このように、発表のときに問題の扱いが変わることがあります。試験の直後の自己採点は、発表で正解番号表が出た後にもう一度やり直し、自分の点数を確定させます。
全員正解の扱いになった問題は、自分が誤った選択肢を選んでいても正解として数えます。正解番号表の注記を読み飛ばさないようにします。
07自己採点の点数を過去の幅に当てはめる
自己採点で出した点数を、令和2年度以降の合格点の幅(34〜40問)に当てはめると、発表までの見通しが立ちます。40問を超えていれば、過去6年のどの基準でも届いていた点数です。
34問に届かない場合は、過去6年のどの基準にも届いていません。34問から40問の間は、その年の基準次第で結果が分かれる範囲です。この範囲の人は、発表までの間に次の行動の両方の準備をしておきます。
自己採点は、問題用紙に書き残した自分の答えを使います。答えを書き残していない問題は、思い出せる範囲で数え、思い出せない問題は誤りとして数えておくと、見通しを甘く見積もらずにすみます。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 自己採点 | 令和2〜7年度の基準との関係 |
|---|---|
| 41問以上 | どの年度の基準も上回る |
| 34〜40問 | 年度によって結果が分かれる |
| 33問以下 | どの年度の基準にも届かない |
この節・表の確認資料: 賃貸不動産経営管理士協議会「令和8年度 試験実施要領」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和8年度 受験申込案内書」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和7年度試験 結果の概要」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和6年度試験 結果の概要」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和3年度試験 結果の概要」(確認日 2026年11月6日)/賃貸不動産経営管理士協議会「令和8年度試験の申込者数」(プレスリリース)(確認日 2026年11月6日)
08学習の目標は40問に置く
令和2年度以降で最も高い合格点は40問でした。学習の目標を40問以上に置いておけば、どの年度の基準にも届く計算になります。直前期の模擬試験でも、40問を超えた回数を数えて見通しを立てます。
50問で40問を取るには、間違えてよいのは10問までです。5つの分野のどれかを丸ごと捨てると届かないので、苦手な分野も最低限の問題は取れる状態にしておきます。
分野ごとの目安を決めるときは、賃貸住宅管理業法と賃貸借の問題で取りこぼさないことが土台になります。どちらも出題が多い分野なので、ここで安定すれば40問の目標に近づきます。
模擬試験で40問を何度か超えられるようになったら、本番でも合格点の幅の上に届く見通しが立ちます。
092026年度の申込者は過去最多の37,855人
協議会の2026年11月2日のプレスリリースによると、2026年度の申込者は過去最多の37,855人でした。試験は全国41地域・56会場で行われます。
申込者が増えた年に合格点がどう動くかは、過去の数字からは決まった傾向が読み取れません。合格点の決め方の詳しい計算は公表されていないので、自分の点数を過去の基準の幅に当てはめる方法で見通しを立てます。
2026年度は、山形・富山・佐賀の3地域が新たに試験地に加わり、全国41地域・56会場になりました。会場は受験票で確かめ、試験地の名前だけで判断しないようにします。
1140問の時代の基準と比べない
平成30年度と令和元年度の試験は40問で、合格基準は40問中29問、講習の修了者は36問中25問でした。令和2年度から問題数が50問になったので、合格点の数字だけを並べて比べると誤ります。
比べるなら割合で見ます。40問中29問は72.5%、令和7年度の50問中38問は76%です。過去の資料を読むときは、何問の試験だったかを先に確かめます。
令和2年度以降でも、令和3年度の40問は76%を上回る80%の正答が必要な基準でした。割合で並べると、年度ごとの基準の高さの違いがよく分かります。
12国家資格になった令和3年度から
賃貸不動産経営管理士は、令和3年4月21日の国土交通省令で国家資格になりました。国家資格になって最初の令和3年度試験の合格点は、50問中40問で、令和2年度以降で最も高い基準でした。
その後の令和4年度から令和7年度は34問から38問の間です。国家資格になってから合格点が毎年上がっているわけではありません。
国家資格になった後の合格率は、令和3年度31.5%、令和4年度27.7%、令和5年度28.2%、令和6年度24.1%、令和7年度29.5%でした。3割前後で推移しています。
13合格点が分かった後にすること
合格していた場合は、資格の登録に進みます。登録には、管理業務の2年以上の実務経験か、実務講習の修了が必要です。合格から1年以上たってから登録するときは、先に登録講習を受けます。
届かなかった場合は、正解番号表で自分の答えを確かめ、分野ごとに何問落としたかを数えます。次の試験までの計画は、この数字から始めます。
合格の通知書は2027年1月5日(火)に発送される予定です。登録の手続には合格の情報が必要になるので、通知書が届いたら大切に保管します。
登録の要件の実務経験は、委託を受けて管理業務を行った期間で数えます。自分で所有する物件を管理していた経験は、実務経験に入りません。
14発表を待つ間に弱点の分野を解き直す
試験から合格発表までは40日ほどあります。結果がどちらでも役に立つのは、自己採点で間違えた分野の問題を解き直しておくことです。合格していれば実務の知識の確認になり、届かなかった場合は次の年の準備の始まりになります。
合トレの一問一答では、賃貸住宅管理業法、賃貸借、管理実務などの分野ごとに問題を解けます。間違えた問題は復習の一覧に残るので、解き直しの対象を探す手間がかかりません。
発表を待つ間に解き直す範囲は、自己採点で間違えた問題が多かった分野から選びます。1日に数問ずつでも、発表の日までに一巡できます。
よくある質問
賃貸不動産経営管理士の合格点は何点ですか。
年度ごとに決まります。令和7年度は50問中38問以上、5問免除者は45問中33問以上でした。令和2年度以降は34問から40問の間で動いています。
2026年度の合格点はいつ分かりますか。
2026年12月24日(木)10時の合格発表で分かります。協議会のホームページに合格者の受験番号と正解番号表が掲載されます。
5問免除者の合格点は何点ですか。
令和2年度以降は毎年、一般の基準から5問を引いた値でした。令和7年度は45問中33問以上です。
合格点は毎年上がっていますか。
上がっていません。令和3年度の40問が最も高く、その後は34問、36問、35問、38問と上下しています。
不合格のときは通知が届きますか。
届きません。協議会は不合格者への通知を行わないとしています。発表の日にホームページで受験番号を確かめます。
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