勉強法2026年度試験対応
マンション管理士の勉強法|論点・一問一答・総復習の進め方【2026年度試験対応】
2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。
最初に試験の範囲と基準日を確認し、論点を読んだらすぐ一問一答で判断してみます。正答数だけでなく、なぜその答えになるかを説明できる状態を目指します。
- 公開日
- 2026年9月9日
- 更新日
- 2026年9月9日
- 法令基準日
- 2026年4月1日
- 情報確認日
- 2026年9月9日

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 最初に2026年4月1日の法令基準を確認する
- 法律の原則と標準管理規約の規定を分ける
- 誤答した問題から論点へ戻り、根拠と例外を読む
01最初に試験と教材の時点を合わせる
2026年度の試験は、2026年4月1日に施行されている法令等が出題基準です。2025年度以前の過去問を使うときは、当時の正解と現在の条文を区別してください。特に集会の通知・決議の母数・建替え等には改正があります。

本試験は50問の四肢択一です。一問一答は各記述の正誤を判断する練習として使い、最後に複数の選択肢を比べる練習へ進みます。免除対象者は試験の範囲と開始時刻が異なるため、受験案内で自分の条件を確認します。
02五つの分野を一周する
まず区分所有法で、専有・共用、管理者、集会、規約という建物管理の骨格をつかみます。次に標準管理規約を読み、法律とひな型の違いを確認します。民法は契約や時効など実際の管理場面と結び付けると理解しやすくなります。
設備と修繕は、用語だけを並べて暗記するより、何が劣化し、どう調べ、どのように直すかを一続きで考えます。適正化法では管理士・管理業者・管理業務主任者の役割と、契約前後の書面や報告を整理します。この順番は合トレの学習案で、公式の推奨順や出題配分を示すものではありません。
03一問一答で理由まで確認する
問題文の主語、時点、原則・例外、数値を確認してから答えます。答えが合っていても理由を説明できない場合は、解説と根拠を読んでから復習対象に残します。「正しいはず」と感じた箇所を一つ具体的に言語化すると誤認の型が見えます。
例えば規約変更の問題なら、単に4分の3を覚えるだけでは不十分です。誰がどれだけ出席し、そのうち誰の議決権を数えるのかを確認します。書面投票や代理人による投票も出席に算入するため、会場にいる人数だけでは計算できません。
04間違いの理由で復習を選ぶ
主語を取り違えた場合は役割の比較表、期間を取り違えた場合は数字シート、原則と例外を混同した場合は論点本文へ戻ります。全ての問題を同じ回数だけ回すより、どの条件で答えが変わるかを確かめることを優先します。
直前期には四肢択一の総復習で、正しい記述を選ぶのか誤った記述を選ぶのかを毎問確認してください。合トレの総復習は原本から構成したオリジナル教材で、本試験の出題予測や合格判定を保証するものではありません。
05一日の学習を三つに分ける
一日の例として、最初に前回の誤答を解き、次に一つの論点を読み、最後にその論点の問題を解く流れを作ります。時間が短い日は新しい範囲を広げず、前回迷った条件を一つ説明できれば一区切りにします。読んだページ数と、根拠を説明して答えられた問題数は別に記録してください。学習時間の配分は自分の生活に合わせて変え、予定通りに進まなかった日は未消化分を次の日へ一括で積み上げないようにします。
06問題の主語に印を付ける
管理組合、管理者、理事長、管理会社は同じ主体ではありません。設問を読むときは「誰が」「誰に対して」「何をするか」を一行に縮めてみます。例えば管理業者の説明義務の話を、管理組合の総会決議の話に置き換えていないかを確認します。似た用語が続く場合は、制度の説明を丸暗記する前に登場人物を比較表で整理してください。誤答ノートにも主語を残すと、別の場面のルールを混ぜたことに気付きやすくなります。
07法律と標準管理規約を別の列に書く
法律の条文と、標準管理規約というひな型を同じ欄に書くと、数字や手続の違いを見失います。ノートを二列に分け、対象とする資料名を上に書いてから、同じテーマの通知期間や決議要件を並べてください。標準管理規約に書いてある内容が、すべてのマンションの個別規約に当然に採用されているわけではありません。設問が法律の原則を問うのか、標準管理規約に従うと明示しているのかを先に判断します。
08割合は小さな計算例にする
決議の割合は分数だけを書いたカードではなく、母数と組み合わせて練習します。例えば「全体」「出席した人」「出席した人の議決権」をそれぞれ別の枠に置き、どの数に割合を掛けるのかを書いてみます。人数と議決権が同じとは限らないので、一方を満たしただけで結論を出さないことも大切です。計算後は、定足数や特別の影響を受ける者の承諾など、数字以外の条件を読み落としていないか確認します。
09設備は場所と役割からつなげる
設備の用語は、建物のどこにあり、何を運び、どの不具合を防ぐのかと結び付けます。給水なら水が入ってから使われるまで、排水なら器具から外へ出るまでを自分の言葉で順番に説明します。その上で、点検と清掃と交換を区別してください。名称だけを覚えても、劣化の原因や対処を入れ替えた選択肢では迷いやすくなります。問題にない建物条件を自分で補わず、記載された条件の範囲で判断する練習にします。
10誤答ノートを四項目に絞る
誤答ノートは問題全文の写しではなく、問題ID、誤った判断、正しい条件、再確認する論点の四項目を基本にします。例えば「通知は規約で短縮可能と思った」「現行法の通常通知は伸長のみ」「招集通知へ戻る」と残します。解説を書き写すだけでは、最初に何を誤解したかが消えてしまいます。次の復習ではノートを伏せて同じ条件を説明し、まだ迷う場合にだけ原本の条項へ戻る使い方を試してください。
11宅建などの既習知識を点検する
別の資格で民法を学んでいても、その知識がマンション管理のどの場面に関わるかを確認します。用語を知っていることと、設問の当事者・時点・例外を読んで正誤を決められることは別です。既習分野は最初に一問一答を解き、説明できなかった論点だけ読み直す方法もあります。一方、標準管理規約や設備など初めての範囲では、既習資格の出題の癖をそのまま当てはめず、今回の原本の前提に沿って学びます。
12一周後は四肢を別々に説明する
全範囲を一周したら、四肢択一を一問ずつ解き、正答肢だけでなく残り三肢の判断も説明します。消去法で選べた問題でも、根拠の曖昧な肢は復習対象に残してください。合トレの50問は原本の記述を組み合わせた総復習なので、同じ問題に慣れたことによる得点上昇も含みます。形式や時間感覚は公式問題でも確認し、練習教材の点数だけから本試験の得点を見積もらないようにします。
よくある質問
初めから過去問だけを解けばよいですか?
過去問は形式の確認に役立ちますが、2026年改正前の問題には現在の条文と異なる前提があります。論点と現行基準の原本を併用してください。
一問一答で正解したら復習は不要ですか?
理由を説明できるかも確認してください。正解が偶然だった問題や、条件が変わると判断できない問題は復習に残します。
一日何時間勉強すればよいですか?
必要時間は既習範囲と理解度で変わります。まず短い学習単位を一週間続け、未理解の論点と復習量を見て調整します。このページでは一律の合格必要時間を設定していません。
五分野は公式の配点区分ですか?
合トレが公式出題範囲を学習用に整理した区分です。分野別の問題数は教材の編集上の配分で、本試験の固定配点を示していません。
標準管理規約だけを覚えればよいですか?
法律と標準管理規約の双方を区別して確認します。標準管理規約はひな型であり、法律の要件や実際の個別規約と常に同じではありません。
全問正解したら次に何をしますか?
条件を変えても判断できるかと、残りの選択肢の理由を説明できるかを確認します。公式問題を使う際には、その年度の法令時点も併記してください。
この記事の参照元
法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。