人間の尊厳と自立
介護福祉士の自立と意思決定支援【2026年度試験対応】
自立には身体的な遂行だけでなく、自分の生活を自分で決める側面がある。支援を使うことと自立は両立する。 例えば、食事介助が必要でも、何をどこで誰と食べたいかを本人が選べるようにする。
要点 4件・基本問題 4問・解説の確認問題 4問読む → 覚える → 解くまでこのページで完結
2026年度試験対応。法令基準日:2026-09-10。
まず押さえるポイント
自立には身体的な遂行だけでなく、自分の生活を自分で決める側面がある。支援を使うことと自立は両立する。 例えば、食事介助が必要でも、何をどこで誰と食べたいかを本人が選べるようにする。
法令基準日:2026-09-10 / 解説更新日:2026-09-10
生活場面で考える
食事介助が必要でも、何をどこで誰と食べたいかを本人が選べるようにする。
自立の意味
介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。
身体的自立だけで判断しない。精神的・社会的な自立と本人の選択を含めて捉える。
意思形成
分かりやすい情報や選択肢を示して考える過程を支える。
選ぶ前提となる理解を助ける。選択肢を多く並べるだけでなく、本人に合う量や提示方法にする。
意思表明
言葉だけでなく表情、動作、選択の傾向も確認する。
言語表現の難しさと意思の有無は別である。時間、場所、手段を工夫して意向を確認する。
家族との調整
本人と家族の気持ちを聴き、対話できる機会を支える。
対立の背景や不安を確かめる前に結論を押し付けない。必要に応じ医療職等と繰り返し話し合う。
判断の分かれ目
| 確認すること | 判断の基準 |
|---|---|
| 自立の意味 | 介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。 |
| 意思形成 | 分かりやすい情報や選択肢を示して考える過程を支える。 |
| 意思表明 | 言葉だけでなく表情、動作、選択の傾向も確認する。 |
| 家族との調整 | 本人と家族の気持ちを聴き、対話できる機会を支える。 |
出題例の原本・年度別問題
過去の出題を手がかりに、判断する条件を整理します。このページの説明と確認問題は合トレのオリジナルです。
- 第38回(2026年実施) 問2
本人の意思を大切にしつつ、妻の気持ちも表明できる対話を支える。
公式の公表資料を確認する - 第37回(2025年実施) 問2
自立支援は、いつでも自力で行わせることではない。痛みや依頼の背景を確認し、本人に必要な支援を考える。
公式の公表資料を確認する - 第37回(2025年実施) 問36
本人は現在の生活に満足し、なじみの関係を失いたくないと表明している。高齢を理由に本人の意思を否定しない。
公式の公表資料を確認する - 第37回(2025年実施) 問45
認知症があっても本人の意思を中心に据える。言葉だけでなく、表情や身振りからも意思を読み取る努力をする。
公式の公表資料を確認する - 第37回(2025年実施) 問50
エンパワメントは、本人の力や強みを生かし、主体的に選択・行動できるよう支える考え方である。
公式の公表資料を確認する - 第37回(2025年実施) 問122
自立生活運動では、必要な介助を使いながら本人が生活を選び、主導する自立を重視する。エド・ロバーツはその運動を担った人物である。
公式の公表資料を確認する - 第36回(2024年実施) 問1
本人は在宅生活への不安を打ち明けている。具体的な提案の前に、生活をどう捉え、何を心配しているかを聞く。
公式の公表資料を確認する - 第36回(2024年実施) 問2
自立には身体的・精神的・社会的・経済的な側面があり、支援を受けながら主体的に暮らすことも含む。
公式の公表資料を確認する - 第36回(2024年実施) 問51
障害受容では、自分の価値を障害の有無だけで測らず、できることに目を向けて生活を再構成する姿がみられる。受容を強制しない。
公式の公表資料を確認する
オリジナル確認問題で判断する
○か×かを選び、理由を確認してください。実際の過去問を転載したものではありません。
この解説の一次資料
- 厚生労働省 意思決定支援ガイドライン 第2版確認日:2026-09-10
- 厚生労働省 介護分野の学習テキスト確認日:2026-09-10

食事介助が必要でも、何をどこで誰と食べたいかを本人が選べるようにする。
自立と意思決定支援|自立の意味
介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。 身体的自立だけで判断しない。精神的・社会的な自立と本人の選択を含めて捉える。
覚え方介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。
比較して覚える
身体的自立と自己決定
自立には身体的な遂行だけでなく、自分の生活を自分で決める側面がある。支援を使うことと自立は両立する。 例えば、食事介助が必要でも、何をどこで誰と食べたいかを本人が選べるようにする。
| 事由 | 身体的な遂行 | 本人の選択 | 理由・判断ポイント |
|---|---|---|---|
| 考えること | 動作をどこまで自分で行えるか | 生活をどうしたいか | 動作をどこまで自分で行えるか。生活をどうしたいか |
| 支援の方法 | 難しい部分を介助・用具で補う | 理解・表明・実現の条件を整える | 難しい部分を介助・用具で補う。理解・表明・実現の条件を整える |
| 誤りの型 | 介助を一切しないことが自立 | 家族が全て決めればよい | 介助を一切しないことが自立。家族が全て決めればよい |
考えること
- 身体的な遂行
- 動作をどこまで自分で行えるか
- 本人の選択
- 生活をどうしたいか
判断ポイント
動作をどこまで自分で行えるか。生活をどうしたいか
支援の方法
- 身体的な遂行
- 難しい部分を介助・用具で補う
- 本人の選択
- 理解・表明・実現の条件を整える
判断ポイント
難しい部分を介助・用具で補う。理解・表明・実現の条件を整える
誤りの型
- 身体的な遂行
- 介助を一切しないことが自立
- 本人の選択
- 家族が全て決めればよい
判断ポイント
介助を一切しないことが自立。家族が全て決めればよい
01自立と意思決定支援の重要暗記項目
自立と意思決定支援|自立の意味
介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。 身体的自立だけで判断しない。精神的・社会的な自立と本人の選択を含めて捉える。
覚え方介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。
ひっかけ注意身体的自立だけで判断しない。精神的・社会的な自立と本人の選択を含めて捉える。
自立と意思決定支援|意思形成
分かりやすい情報や選択肢を示して考える過程を支える。 選ぶ前提となる理解を助ける。選択肢を多く並べるだけでなく、本人に合う量や提示方法にする。
覚え方分かりやすい情報や選択肢を示して考える過程を支える。
ひっかけ注意選ぶ前提となる理解を助ける。選択肢を多く並べるだけでなく、本人に合う量や提示方法にする。
自立と意思決定支援|意思表明
言葉だけでなく表情、動作、選択の傾向も確認する。 言語表現の難しさと意思の有無は別である。時間、場所、手段を工夫して意向を確認する。
覚え方言葉だけでなく表情、動作、選択の傾向も確認する。
ひっかけ注意言語表現の難しさと意思の有無は別である。時間、場所、手段を工夫して意向を確認する。
自立と意思決定支援|家族との調整
本人と家族の気持ちを聴き、対話できる機会を支える。 対立の背景や不安を確かめる前に結論を押し付けない。必要に応じ医療職等と繰り返し話し合う。
覚え方本人と家族の気持ちを聴き、対話できる機会を支える。
ひっかけ注意対立の背景や不安を確かめる前に結論を押し付けない。必要に応じ医療職等と繰り返し話し合う。
覚える数字と、狙われる引っかけ
- ひっかけ言語表現の難しさと意思の有無は別である。時間、場所、手段を工夫して意向を確認する。
- ひっかけ対立の背景や不安を確かめる前に結論を押し付けない。必要に応じ医療職等と繰り返し話し合う。
02試験で正誤を分けるチェック順
- 1介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 2分かりやすい情報や選択肢を示して考える過程を支える。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 3言葉だけでなく表情、動作、選択の傾向も確認する。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 4本人と家族の気持ちを聴き、対話できる機会を支える。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
03この論点の根拠
- 情報確認日
- 2026-09-10
- 復習方法
- 要点を確認した後、○×一問一答で条件の違いを見分ける
法改正により扱いが変わる場合があります。試験日程や申込みに関する情報は、 必ず公式案内も確認してください。
問題演習
自立と意思決定支援の○×一問一答
1/4問解答 0・正解 0
人間の尊厳と自立
自立と意思決定支援|自立の意味
介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。
自立と意思決定支援の○×一問一答4問|問題と解説
この論点で収録している4問を、正誤と解説つきで通して読めます。 上の演習で迷った問題を見直すときに使ってください。
問1
自立と意思決定支援|自立の意味介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。
答え:○(正しい)
解説
正しい。身体的自立だけで判断しない。精神的・社会的な自立と本人の選択を含めて捉える。 要点:介助を利用しながら自分の生活を選択することも自立である。
問2
自立と意思決定支援|意思形成意思決定支援では、情報を理解しやすい形に整えることが含まれる。
答え:○(正しい)
解説
正しい。選ぶ前提となる理解を助ける。選択肢を多く並べるだけでなく、本人に合う量や提示方法にする。 要点:分かりやすい情報や選択肢を示して考える過程を支える。
問3
自立と意思決定支援|意思表明言葉で希望を説明できなければ、本人に意思がないと判断する。
答え:×(誤り)
解説
誤り。言語表現の難しさと意思の有無は別である。時間、場所、手段を工夫して意向を確認する。 要点:言葉だけでなく表情、動作、選択の傾向も確認する。
問4
自立と意思決定支援|家族との調整本人と家族の希望が違う場合は、介護職が直ちに一方を説得する。
答え:×(誤り)
解説
誤り。対立の背景や不安を確かめる前に結論を押し付けない。必要に応じ医療職等と繰り返し話し合う。 要点:本人と家族の気持ちを聴き、対話できる機会を支える。
自立と意思決定支援の問題を続けて解く
この論点に対応する4問を絞り込んで出題します。