こころとからだのしくみ
介護福祉士の尿失禁の種類と便秘【2026年度試験対応】
失禁を一律におむつで解決せず、症状と生活環境を分けて確認する。便秘では、腸の動きが弱まる弛緩性便秘が高齢者に多く、便意をがまんする習慣は直腸性便秘につながる。薬剤や水分、活動、排便習慣も観察する。
要点 4件・基本問題 4問・解説の確認問題 4問読む → 覚える → 解くまでこのページで完結
2026年度試験対応。法令基準日:2026-09-10。
まず押さえるポイント
失禁を一律におむつで解決せず、症状と生活環境を分けて確認する。便秘では、腸の動きが弱まる弛緩性便秘が高齢者に多く、便意をがまんする習慣は直腸性便秘につながる。薬剤や水分、活動、排便習慣も観察する。
法令基準日:2026-09-10 / 解説更新日:2026-09-10
生活場面で考える

要点を整理した図です。条件や例外は本文で確認してください。
図を大きく見るトイレの位置が分からない人と、尿意が急に強くなる人では支援の工夫が異なる。
腹圧性
咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。
腹圧上昇時に尿が漏れる型である。骨盤底筋等の状態を医療職と評価する。
切迫性
突然の強い尿意で間に合わず漏れる。
環境の調整とともに、膀胱機能や疾患等の評価を受ける。
溢流性
尿を十分出せず、たまった尿があふれる。
残尿や尿閉が背景にあることがある。少量ずつ漏れる場合も排出障害を見落とさない。
機能性
移動や認知などの困難で排泄が間に合わない。
ポータブルトイレや動線、衣服、誘導などを本人の状態に合わせて整える。
判断の分かれ目
| 確認すること | 判断の基準 |
|---|---|
| 腹圧性 | 咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。 |
| 切迫性 | 突然の強い尿意で間に合わず漏れる。 |
| 溢流性 | 尿を十分出せず、たまった尿があふれる。 |
| 機能性 | 移動や認知などの困難で排泄が間に合わない。 |
オリジナル確認問題で判断する
○か×かを選び、理由を確認してください。実際の過去問を転載したものではありません。
この解説の一次資料
- 厚生労働省 介護分野の学習テキスト確認日:2026-09-10
- 社会福祉振興・試験センター 出題基準確認日:2026-09-10

トイレの位置が分からない人と、尿意が急に強くなる人では支援の工夫が異なる。
尿失禁の種類と便秘|腹圧性
咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。 腹圧上昇時に尿が漏れる型である。骨盤底筋等の状態を医療職と評価する。
覚え方咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。
比較して覚える
尿失禁の型
失禁を一律におむつで解決せず、症状と生活環境を分けて確認する。便秘では、腸の動きが弱まる弛緩性便秘が高齢者に多く、便意をがまんする習慣は直腸性便秘につながる。薬剤や水分、活動、排便習慣も観察する。
| 事由 | 主な特徴 | 着目点 | 理由・判断ポイント |
|---|---|---|---|
| 腹圧性 | 咳やくしゃみ等で漏れる | 腹圧上昇との関係 | 咳やくしゃみ等で漏れる。腹圧上昇との関係 |
| 切迫性 | 急な強い尿意で間に合わない | 尿意と排尿のタイミング | 急な強い尿意で間に合わない。尿意と排尿のタイミング |
| 溢流性 | 尿が出にくく、あふれる | 尿閉や残尿の評価 | 尿が出にくく、あふれる。尿閉や残尿の評価 |
| 機能性 | 移動・認知・環境等で排泄が難しい | トイレの場所、動線、衣服 | 移動・認知・環境等で排泄が難しい。トイレの場所、動線、衣服 |
腹圧性
- 主な特徴
- 咳やくしゃみ等で漏れる
- 着目点
- 腹圧上昇との関係
判断ポイント
咳やくしゃみ等で漏れる。腹圧上昇との関係
切迫性
- 主な特徴
- 急な強い尿意で間に合わない
- 着目点
- 尿意と排尿のタイミング
判断ポイント
急な強い尿意で間に合わない。尿意と排尿のタイミング
溢流性
- 主な特徴
- 尿が出にくく、あふれる
- 着目点
- 尿閉や残尿の評価
判断ポイント
尿が出にくく、あふれる。尿閉や残尿の評価
機能性
- 主な特徴
- 移動・認知・環境等で排泄が難しい
- 着目点
- トイレの場所、動線、衣服
判断ポイント
移動・認知・環境等で排泄が難しい。トイレの場所、動線、衣服
01尿失禁の種類と便秘の重要暗記項目
尿失禁の種類と便秘|腹圧性
咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。 腹圧上昇時に尿が漏れる型である。骨盤底筋等の状態を医療職と評価する。
覚え方咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。
ひっかけ注意腹圧上昇時に尿が漏れる型である。骨盤底筋等の状態を医療職と評価する。
尿失禁の種類と便秘|切迫性
突然の強い尿意で間に合わず漏れる。 環境の調整とともに、膀胱機能や疾患等の評価を受ける。
覚え方突然の強い尿意で間に合わず漏れる。
ひっかけ注意環境の調整とともに、膀胱機能や疾患等の評価を受ける。
尿失禁の種類と便秘|溢流性
尿を十分出せず、たまった尿があふれる。 残尿や尿閉が背景にあることがある。少量ずつ漏れる場合も排出障害を見落とさない。
覚え方尿を十分出せず、たまった尿があふれる。
ひっかけ注意残尿や尿閉が背景にあることがある。少量ずつ漏れる場合も排出障害を見落とさない。
尿失禁の種類と便秘|機能性
移動や認知などの困難で排泄が間に合わない。 ポータブルトイレや動線、衣服、誘導などを本人の状態に合わせて整える。
覚え方移動や認知などの困難で排泄が間に合わない。
ひっかけ注意ポータブルトイレや動線、衣服、誘導などを本人の状態に合わせて整える。
覚える数字と、狙われる引っかけ
- ひっかけ腹圧上昇時に尿が漏れる型である。骨盤底筋等の状態を医療職と評価する。
- ひっかけ残尿や尿閉が背景にあることがある。少量ずつ漏れる場合も排出障害を見落とさない。
02試験で正誤を分けるチェック順
- 1咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 2突然の強い尿意で間に合わず漏れる。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 3尿を十分出せず、たまった尿があふれる。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 4移動や認知などの困難で排泄が間に合わない。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
03この論点の根拠
- 情報確認日
- 2026-09-10
- 復習方法
- 要点を確認した後、○×一問一答で条件の違いを見分ける
法改正により扱いが変わる場合があります。試験日程や申込みに関する情報は、 必ず公式案内も確認してください。
問題演習
尿失禁の種類と便秘の○×一問一答
1/4問解答 0・正解 0
こころとからだのしくみ
尿失禁の種類と便秘|腹圧性
腹圧性尿失禁は、トイレの場所を忘れることだけを原因とする。
尿失禁の種類と便秘の○×一問一答4問|問題と解説
この論点で収録している4問を、正誤と解説つきで通して読めます。 上の演習で迷った問題を見直すときに使ってください。
問1
尿失禁の種類と便秘|腹圧性腹圧性尿失禁は、トイレの場所を忘れることだけを原因とする。
答え:×(誤り)
解説
誤り。腹圧上昇時に尿が漏れる型である。骨盤底筋等の状態を医療職と評価する。 要点:咳やくしゃみなど腹圧がかかると漏れる。
問2
尿失禁の種類と便秘|切迫性強い尿意を突然感じ、我慢できず漏れる状態は切迫性尿失禁に合う。
答え:○(正しい)
解説
正しい。環境の調整とともに、膀胱機能や疾患等の評価を受ける。 要点:突然の強い尿意で間に合わず漏れる。
問3
尿失禁の種類と便秘|溢流性溢流性尿失禁では、尿が漏れるので膀胱内に尿は残らない。
答え:×(誤り)
解説
誤り。残尿や尿閉が背景にあることがある。少量ずつ漏れる場合も排出障害を見落とさない。 要点:尿を十分出せず、たまった尿があふれる。
問4
尿失禁の種類と便秘|機能性排尿機能が保たれ、トイレまで遠くて間に合わない人には環境調整を検討する。
答え:○(正しい)
解説
正しい。ポータブルトイレや動線、衣服、誘導などを本人の状態に合わせて整える。 要点:移動や認知などの困難で排泄が間に合わない。
尿失禁の種類と便秘の問題を続けて解く
この論点に対応する4問を絞り込んで出題します。