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資格・キャリア2026年版

キャリアコンサルティングとは?無料で受けられる窓口と受け方【2026年版】

2026年版の解説です。手続・費用・統計の対象時点は、本文と各出典に記載しています。

転職や働き方に迷ったとき、「キャリアコンサルティングを受けてみては」と勧められることがあります。けれども、何をしてもらえるのか、どこで受けられるのか、お金がかかるのかは分かりにくいものです。この記事は、受ける側の目線で、法律上の定義、無料で受けられる公的な窓口、職業訓練の前に必要な訓練前キャリアコンサルティング、受ける前の準備、キャリアコンサルタントの守秘義務を、法令と厚生労働省の案内で確かめます。

公開日
2026年11月8日
更新日
2026年11月8日
読了目安
約14分
法令基準日
2026年4月1日
情報確認日
2026年11月8日
キャリアコンサルティングとはの記事カバー

先に結論

キャリアコンサルティングは、職業能力開発促進法2条5項で「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」と定義されています。働いている人も、仕事を探している人も対象です。厚生労働省のキャリア形成・リスキリング相談コーナーでは、ジョブ・カードを使ったキャリアコンサルティングを無料で受けられます(60分、対面またはオンライン)。教育訓練給付の専門実践・特定一般を使う人は、訓練前キャリアコンサルティングを受ける必要があります。

この記事でわかること

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます

  • 法律上の対象は、職業の選択・職業生活設計・職業能力の開発及び向上の3つ
  • 無料の公的な窓口:ハローワーク、キャリア形成・リスキリング相談コーナー、サポステ、学校のキャリアセンター
  • 専門実践・特定一般の教育訓練給付は、訓練前キャリアコンサルティング→受講開始日の2週間前までに受給資格確認
  • キャリアコンサルタントには法律上の守秘義務があり、登録をやめた後も続く

01結論:仕事と学びの選び方を一緒に整理する相談

キャリアコンサルティングは、仕事の選び方、これからの働き方の計画、能力の伸ばし方について相談し、助言と指導を受けることです。職業能力開発促進法2条5項がそう定めています。答えを決めてもらう場ではなく、本人が選べるように考えを整理する場です。

受けられる場所は1つではありません。ハローワーク、厚生労働省の委託事業によるキャリア形成・リスキリング相談コーナー、地域若者サポートステーション、学校のキャリアセンター、勤め先の企業などがあり、公的な窓口の多くは無料です。個別にキャリアコンサルタントへ依頼する場合は、費用は依頼先によって違います。

職業訓練や教育訓練給付を使うときは、受けるかどうかを選べない場面もあります。専門実践教育訓練と特定一般教育訓練の給付では、受講の前に訓練前キャリアコンサルティングを受ける必要があります。

02法律上の定義:3つの対象と「相談・助言・指導」

職業能力開発促進法2条5項の定義には、相談の対象が3つ並んでいます。職業の選択、職業生活設計、職業能力の開発及び向上です。このうち職業生活設計は、同じ条の4項で、労働者が長い職業生活の目的を自分で定め、その実現のために職業の選択や能力開発の取組などを自分で計画することと定義されています。

ここでいう労働者には、事業主に雇われている人と、求職者の両方が含まれます(同法2条1項)。今の職場での悩みも、転職や再就職の相談も、どちらも対象です。

定義は「相談に応じ」で終わらず、「助言及び指導を行う」まで含みます。話を聞くだけでなく、情報を示し、次の行動を一緒に決めるところまでが範囲です。ただし、どの道を選ぶかを決めるのは本人です。

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キャリアコンサルティングで扱う3つの対象
対象相談の例相談の後に決めること
職業の選択転職するか、どの職種へ移るか選ぶ基準と、集める情報
職業生活設計育児・介護との両立、定年後の働き方数年先までの働き方の計画
職業能力の開発及び向上どの資格・訓練を選ぶか学ぶ内容と、始める時期

この節・表の確認資料: e-Gov法令検索「職業能力開発促進法」(確認日 2026年11月8日)/厚生労働省「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント」(確認日 2026年11月8日)

03職業紹介との違い:求人を紹介する場ではありません

キャリアコンサルティングと職業紹介は区別します。職業紹介は、求人と求職者をつなぐことです。ハローワークでは、職員が希望に合う求人を一緒に探し、応募する求人が決まれば紹介状を出します。

一方、キャリア形成・リスキリング相談コーナーは、そこでのキャリアコンサルティングでは職業紹介を行っていないと明記しています。求人を紹介してもらう前の段階で、何を大事にして仕事を選ぶか、どんな力を伸ばすかを整理する場です。

心の不調や法律の争いなど、キャリアコンサルティングの範囲を超える悩みもあります。その場合は、医療機関や労働相談などの専門の窓口につなぐのもキャリアコンサルタントの役割です。キャリアコンサルタントの仕事の側から見た説明は、別の記事にまとめています。

04どこで受けられるか:窓口の一覧

キャリアコンサルティングを受けられる主な窓口を、対象と費用で並べました。民間の転職支援サービスでも相談はできますが、ここでは公的な窓口と、勤め先・学校を中心にしています。

迷ったら、今の立場で決めます。働いている人はキャリア形成・リスキリング相談コーナーか勤め先の制度、仕事を探している人はハローワーク、学生は学内のキャリアセンター、15歳から49歳で働いていない人はサポステが入口です。

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キャリアコンサルティングを受けられる主な窓口
窓口主な対象費用特徴
ハローワーク仕事を探している人無料(職業安定法8条)職業相談・職業紹介、応募書類の添削、模擬面接、職業訓練の案内
キャリア形成・リスキリング相談コーナー在職者・求職者無料ジョブ・カードを使う。60分、対面またはオンライン。職業紹介はしない
地域若者サポートステーション15歳〜49歳で働いていない・就学中でない人個別相談は無料キャリアコンサルタント等の専門家が面談(配置されていない所もある)
学校のキャリアセンター・進路指導部学生・生徒学校による相談コーナーは学生にこちらを案内している
勤め先の企業従業員会社の制度によるキャリア面談、セルフ・キャリアドックなど
キャリアコンサルタントへの個別の依頼誰でも依頼先による厚生労働省のキャリコンサーチで探せる

この節・表の確認資料: e-Gov法令検索「職業安定法」(確認日 2026年11月8日)/厚生労働省「キャリアコンサルタントを探すには?」(確認日 2026年11月8日)/厚生労働省委託 キャリア形成・リスキリング推進事業「個人向け支援」(確認日 2026年11月8日)/ハローワークインターネットサービス「初めてご利用になる方へ」(確認日 2026年11月8日)/地域若者サポートステーション「サポステとは」(確認日 2026年11月8日)

05ハローワークで受けるキャリアの相談

ハローワークは、職業安定法8条で、職業紹介、職業指導、雇用保険などの業務を行い、無料で公共に奉仕する機関と定められています。求職の申込みをすると、職員と相談しながら仕事を探せます。

ハローワークの案内では、求職活動の進め方、求人の探し方、履歴書や職務経歴書の添削、面接の心構えと模擬面接、就職支援のセミナー、職業訓練(ハロートレーニング)の案内を行っています。「ハローワークでキャリアコンサルティングを受ける」というときは、こうした職業相談、ハローワーク内の相談コーナー、訓練前キャリアコンサルティングの3つを区別します。

ハローワーク内の相談コーナーは、月曜日から金曜日の8時30分から17時15分に実施されています。職業訓練を受けたい人は、住所を管轄するハローワークに問い合わせる必要があります。

06無料の公的な窓口:キャリア形成・リスキリング相談コーナー

厚生労働省の委託事業「キャリア形成・リスキリング推進事業」は、全国47か所のキャリア形成・リスキリング支援センターと、全国のハローワークに置いた相談コーナーで、ジョブ・カードを使ったキャリアコンサルティングを無料で行っています。所要時間は60分で、対面またはオンラインで受けられます。

対象は在職者と求職者です。学生は学内のキャリアセンターや進路指導部に相談するよう案内されています。申込みは月曜日から金曜日の8時30分から17時15分(祝日・年末年始を除く)に受け付けていて、平日の夜や土日に受けたい場合は各支援センターで申し込みます。

このほか、教育訓練給付に必要な訓練前キャリアコンサルティングと、特定支出控除の手続で使うキャリアコンサルタントによる証明も、無料で受け付けています。

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相談コーナーでキャリアコンサルティングを受けられる時間
場所時間帯実施日
支援センター内の相談コーナー8:30〜17:15(最終開始16:00)月〜金。第1・第3・第4土曜日と第2日曜日も実施
支援センター内の相談コーナー17:15〜20:00(最終開始19:00)火〜木。月・金は予約状況により実施
ハローワーク内の相談コーナー8:30〜17:15(最終開始16:00)月〜金

この節・表の確認資料: 厚生労働省委託 キャリア形成・リスキリング推進事業「個人向け支援」(確認日 2026年11月8日)/厚生労働省委託 キャリア形成・リスキリング推進事業「キャリアコンサルティング申込メニュー」(確認日 2026年11月8日)

08企業内で受ける:会社に求められていること

勤め先でキャリア面談の機会がある人もいます。職業能力開発促進法10条の3は、事業主が必要に応じて、労働者の求めに応じたキャリアコンサルティングの機会を確保するなどの援助を行うものとしています。同じ条の2項は、その際にキャリアコンサルタントを有効に活用するよう配慮するものとしています。

ただし、これは全ての会社に面談の実施を義務づけるものではありません。条文は「必要に応じ」「配慮する」という書き方です。制度があるかどうかは、人事部門に確かめます。

社内で受けるときに気になるのは、話した内容が上司や人事に伝わるかどうかです。キャリアコンサルティング協議会の倫理綱領は、組織から依頼を受けて行う場合、業務の目的と報告の範囲、相談内容の守秘義務の取扱いを組織と合意するよう求めています。始める前に、どこまで共有されるのかを聞いてかまいません。

09学校・若者向けの窓口

学生は、まず学内のキャリアセンターや進路指導部が窓口です。キャリア形成・リスキリング相談コーナーは在職者と求職者を対象にしているため、学生にはこちらを案内しています。相談の受け方や予約の方法は学校ごとに違うので、学内の案内を確認してください。

学校を出た後、働いていない状態が続いている人には、地域若者サポートステーション(サポステ)があります。厚生労働省委託の支援機関で、対象は15歳から49歳までの、仕事をしていない、就学中でもない人です。専門スタッフとの個別の相談は無料です。

サポステでは、キャリアコンサルタントや臨床心理士などの専門家が面談し、コミュニケーション講座、就業体験、面接や履歴書の指導、就職後の相談まで続けて支えます。ただし、専門家はサポステによって配置されていない場合があると注意書きがあります。

10訓練前キャリアコンサルティング:給付を受ける前の必須の手続

教育訓練給付のうち、専門実践教育訓練と特定一般教育訓練の給付を受けるには、訓練前キャリアコンサルティングを受ける必要があります。訓練対応キャリアコンサルタントの相談を受けて、就業の目標や職業能力の開発・向上に関する事項を書いたジョブ・カードの交付を受け、受講開始日の2週間前までにハローワークで受給資格確認の手続をします。

訓練前キャリアコンサルティングから受講までの流れ図。1 講座選びで指定講座を決める、2 相談先に予約する、3 訓練前相談でジョブ・カードの交付を受ける、4 受講開始日の2週間前までにハローワークで受給資格確認をする、5 受講を始め、給付の申請へ進む
図解専門実践と特定一般の教育訓練給付では、受給資格確認の期限から逆算して相談日を決めます。拡大して見る ↗

訓練対応キャリアコンサルタントは、所定の研修を受けたキャリアコンサルタントです。雇用保険法施行規則は、適切な講座選びを支援すること、所属先が行う訓練へ不当に勧誘しないことを守るよう定めています(2024年4月1日施行)。講座を売る側の人に相談するときも、この決まりが前提です。

訓練前キャリアコンサルティングは予約制です。相談コーナーの申込みのページも、申請までの期間を踏まえて余裕をもって予約するよう求めています。講座の開始日から逆算し、受給資格確認の期限より前に相談日を入れてください。

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教育訓練給付の種類と訓練前キャリアコンサルティング
給付の種類訓練前キャリアコンサルティング最大の給付率手続の期限
専門実践教育訓練必要80%(年間上限64万円)受講開始日の2週間前までに受給資格確認
特定一般教育訓練必要50%(上限25万円)受講開始日の2週間前までに受給資格確認
一般教育訓練案内に記載なし20%(上限10万円)修了日の翌日から1か月以内に支給申請

この節・表の確認資料: 厚生労働省「キャリアコンサルタントとして活動している方へ」(確認日 2026年11月8日)/厚生労働省委託 キャリア形成・リスキリング推進事業「キャリアコンサルティング申込メニュー」(確認日 2026年11月8日)/ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」(確認日 2026年11月8日)

11受ける前の準備:目的を1つに絞る

60分の相談を生かすには、相談したいことを1つに絞っておくのが近道です。「転職したほうがよいか」「この資格の勉強を始めるべきか」のように、一文で言える形にしておきます。

相談コーナーのキャリアコンサルティングは、事前にジョブ・カードを作ってから受ける形です。全部書けていなくても申し込めますが、空白が多いと予約時間内に終わらない可能性があると案内されています。職務経歴シートだけでも先に書いておくと、話が早く進みます。

訓練前キャリアコンサルティングでは、受けたい講座の名前と開講日を決めておく必要があります。給付の対象になる講座かどうかは、厚生労働大臣指定の講座を探す検索システムで確かめられます。

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目的別に用意しておくもの
目的用意するもの確認しておくこと
今後の働き方を考えたいジョブ・カード(様式2から)相談したいことを一文で
転職・再就職を考えたい職務経歴、希望の条件求人の紹介はハローワークで受ける
教育訓練給付を使いたい講座名と開講日受講開始日の2週間前の期限
社内の面談を受ける自分の希望と不安のメモ会社と共有される範囲

この節・表の確認資料: 厚生労働省委託 キャリア形成・リスキリング推進事業「個人向け支援」(確認日 2026年11月8日)/ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」(確認日 2026年11月8日)/マイジョブ・カード「求職者の方へ」(確認日 2026年11月8日)

12申込みから当日まで:説明を受けて同意してから始まる

相談コーナーで受ける場合の流れは、申込み、日程調整、ジョブ・カードの事前作成、キャリアコンサルティングの実施の4段階です。申し込む前に様子を知りたい人向けの短い事前相談(プレキャリコン)も案内されていますが、2026年11月8日時点では準備中と表示されています。訓練前キャリアコンサルティングとは別のものです。

相談の始めには、目的と範囲、守秘義務の範囲などの説明があります。キャリアコンサルティング協議会の倫理綱領は、キャリアコンサルタントが相談者にこれらを書面や口頭で説明し、同意を得たうえで職責を果たすよう求めています。分からない点はその場で確認してください。

相談が終わったら、次にやることを1つ決めて帰ります。求人を探す、講座を比べる、職場で希望を伝えるなど、具体的な行動にしておくと、1回の相談でも前に進めます。

13守秘義務:話した内容は法律で守られる

キャリアコンサルタントは、業務に関して知った秘密を漏らしたり盗用したりしてはならないと、職業能力開発促進法30条の27第2項が定めています。キャリアコンサルタントでなくなった後も同じです。違反すると1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象になります(99条の2)。

同じ条の1項は、信用を傷つけたり、キャリアコンサルタント全体の不名誉になったりする行為も禁じています。どちらかに違反すると、厚生労働大臣は登録の取消しや、期間を定めた名称の使用停止を命じることができます(30条の22第2項)。

ただし、守秘義務には例外があります。倫理綱領は、相談者の身体・生命の危険が察知される場合や、法律に定めのある場合等を例外としています。命に関わる話をしたときに、関係機関と連絡をとることがあるのはこのためです。

14名称独占:登録した人だけが名乗れる

キャリアコンサルタントは、試験に合格し、厚生労働省のキャリアコンサルタント名簿に登録を受けた人です(30条の19第1項)。登録は5年ごとに更新しないと効力を失います。登録していない人がキャリアコンサルタントや紛らわしい名称を使うことは禁じられ(30条の28)、違反は30万円以下の罰金の対象です(102条)。

一方、キャリアの相談そのものは、資格がなくてもできます。名称独占であって、業務独占ではありません。相談相手を選ぶときは、肩書が「キャリアコンサルタント」かどうか、登録番号があるかを確認します。ジョブ・カードの様式1-1にも、キャリアコンサルティングの実施者が登録番号を書く欄があります。

15キャリコンの試験ではこう問われる

国家資格キャリアコンサルタントの学科試験では、この記事の内容がそのまま出ます。第32回(2026年7月)の問2は、法律上の定義と事業主の措置を問う問題でした。定義に「人生設計」という言葉はなく、事業主には機会の確保が求められ、キャリアコンサルタントの活用は「配慮」であり義務ではなく、資格は業務独占ではない、という区別が問われました。

守秘義務と倫理綱領も毎回のように出ています。第30回から第32回の3回とも倫理綱領の問題があり、守秘義務の例外(身体・生命の危険)、事例を公表するときの相談者の承諾、組織から依頼を受けたときの合意が問われました。条文の言い回しを1語変えて誤りを作る問題が多いので、注意して読みます。

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第30〜32回の学科試験での関連する出題
回問問われた点
第30回(2025年11月)問50倫理綱領の守秘義務の例外
第31回(2026年3月)問49倫理綱領:事例の公表と相談者の承諾
第32回(2026年7月)問2法律上の定義、事業主の措置、名称独占
第32回(2026年7月)問50倫理綱領:守秘義務の例外、組織との合意

この節・表の確認資料: キャリアコンサルティング協議会「キャリアコンサルタント倫理綱領」(2024年1月1日改正)(確認日 2026年11月8日)/日本キャリア開発協会「第30回キャリアコンサルタント試験 学科試験問題」(確認日 2026年11月8日)/日本キャリア開発協会「第31回キャリアコンサルタント試験 学科試験問題」(確認日 2026年11月8日)/日本キャリア開発協会「第32回キャリアコンサルタント試験 学科試験問題」(確認日 2026年11月8日)

16まとめと次の一歩

キャリアコンサルティングは、職業の選択・職業生活設計・能力開発について相談し、助言と指導を受けることです。働いている人はキャリア形成・リスキリング相談コーナー、仕事を探している人はハローワーク、学生は学内のキャリアセンターから始めると、費用をかけずに受けられます。教育訓練給付を使う人は、受講開始日の2週間前という期限を必ず確認してください。

相談を受ける側から、相談に乗る側を目指したくなった人は、まず学科試験の論点に触れてみると、定義や守秘義務がどのように問われるかが分かります。

よくある質問

キャリアコンサルティングとは何ですか。

職業能力開発促進法2条5項で、労働者の職業の選択、職業生活設計、職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことと定義されています。働いている人も仕事を探している人も対象です。

キャリアコンサルティングは無料で受けられますか。

公的な窓口なら無料で受けられます。キャリア形成・リスキリング相談コーナー(原則1回・60分)、ハローワーク、サポステの個別相談などです。キャリアコンサルタントに個別に依頼する場合の費用は、依頼先によって違います。

ハローワークでキャリアコンサルティングは受けられますか。

受けられます。ハローワークでは職員による職業相談を無料で受けられ、全国のハローワーク内にキャリア形成・リスキリング相談コーナーもあります。教育訓練給付の訓練前キャリアコンサルティングについても、ハローワークに相談できます。

訓練前キャリアコンサルティングはいつまでに受けますか。

専門実践と特定一般の教育訓練給付では、訓練前キャリアコンサルティングでジョブ・カードの交付を受けた後、受講開始日の2週間前までにハローワークで受給資格確認をします。相談はその前に終えておく必要があります。

会社で受けた相談の内容は上司に伝わりますか。

キャリアコンサルタントには法律上の守秘義務があります。会社の依頼で行う場合は、報告の範囲と守秘義務の扱いを会社と合意するよう倫理綱領が求めています。始める前に、共有される範囲を聞いて確かめてください。

キャリアコンサルタントの資格がない人も相談に乗れますか。

相談に乗ること自体はできます。キャリアコンサルタントは名称独占の資格で、登録していない人がキャリアコンサルタントや紛らわしい名称を名乗ることが禁じられています。

確認した公的情報

この記事の参照元

法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。