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試験情報2026年度試験対応

介護福祉士の合格点|総得点60%程度の補正と全11科目群の条件【2026年度試験対応】

2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。

介護福祉士国家試験の合格点は、毎回同じ点数ではありません。総得点の60%程度を基準にして、問題の難易度で補正した点数が合格基準点になります。さらに、11の試験科目群すべてで得点があることも条件です。この記事では、試験センターと厚生労働省の資料で、第30回から第38回までの基準点とパート別の基準を確かめます。

公開日
2026年11月6日
更新日
2026年11月6日
法令基準日
2026年4月1日
情報確認日
2026年11月6日
介護福祉士の合格点の記事カバー

先に結論

合格基準は、総得点125点の60%程度を基準に難易度で補正した合格基準点以上の得点があり、11の試験科目群すべてで得点があることです。第30回から第38回の合格基準点は64点から78点で、第38回は64点でした。第39回の基準点は2027年3月23日14時に公表されます。

この記事でわかること

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます

  • 合格基準点は60%程度を基準に難易度で補正して決まる
  • 11科目群すべてで得点があることも条件
  • 第30〜38回の基準点は64〜78点

01結論:補正された合格基準点と、11科目群の得点

試験センターの合格基準は、問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数(合格基準点)以上の得点の者で、11の試験科目群すべてにおいて得点があった者です。

総得点の条件と科目群の条件は、両方を満たす必要があります。総得点が合格基準点を超えていても、1つの科目群で得点が0なら不合格です。

合格基準は試験センターの「合格基準」のページで公表されています。過去の合格基準点は、厚生労働省が回ごとに公表する「合格基準及び正答について」に載っています。

基準:総得点の60%程度を、難易度で補正。科目群の条件:11科目群すべてで得点。第30〜38回:合格基準点は64〜78点。第38回のパート基準:A 32.23/B 20.43/C 11.33
図解厚生労働省の各回の合格基準による。拡大して見る ↗

02第30回から第38回の合格基準点

厚生労働省の各回の「合格基準及び正答について」から、125点満点の合格基準点を並べました。第30回から第34回は、厚生労働省が削除した資料の保存版で確かめています。

第35回から第38回は、75点・67点・70点・64点と、回ごとに大きく動いています。前回の点数をそのまま次の目標にしないようにします。

表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。

介護福祉士国家試験の合格基準点(125点満点)
回合格基準点受験者合格率
第30回77点92,654人70.8%
第31回72点94,610人73.7%
第32回77点84,032人69.9%
第33回75点84,483人71.0%
第34回78点83,082人72.3%
第35回75点79,151人84.3%
第36回67点74,595人82.8%
第37回70点75,387人78.3%
第38回64点78,469人70.1%

この節・表の確認資料: 厚生労働省 介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第30回 合格基準及び正答(保存版)(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第31回 合格基準及び正答(保存版)(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第32回 合格基準及び正答(保存版)(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第33回 合格基準及び正答(保存版)(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第34回 合格基準及び正答(保存版)(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第35回 合格基準及び正答(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第36回 合格基準及び正答(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第37回 合格基準及び正答(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第38回 合格基準及び正答(確認日 2026年11月6日)

03基準点の幅は64点から78点

第30回から第38回までで最も高いのは第34回の78点、最も低いのは第38回の64点です。125点に対する割合にすると、約51%から約62%の幅です。

60%程度という基準は、毎回そのまま75点になるわけではありません。難易度の補正で、回によって10点以上の差が出ています。

0411科目群すべてで得点が必要

11の試験科目群は、人間の尊厳と自立・介護の基本、社会の理解、人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術、生活支援技術、こころとからだのしくみ、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、医療的ケア、介護過程、総合問題です。

問題数が少ない科目群ほど、1問も取れないおそれがあります。医療的ケアのように出題の少ない科目群も、学習から外さないようにします。

基準点の補正は、問題が難しかった回ほど低く、易しかった回ほど高くなる方向に働くと考えられます。どの回でも、難易度に応じた点数が基準になります。

11科目群のうち、人間の尊厳と自立・介護の基本と、人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術は、それぞれ2つの科目を1つの科目群にまとめたものです。

05パートごとの配点

第38回からパート合格の仕組みが導入されました。Aパートは60点、Bパートは45点、Cパートは20点の、合計125点です。

パートごとの合格基準点は、全体の合格基準点を、全受験者の各パートの平均点の比率で分けて決めます。第38回は、Aが32.23点、Bが20.43点、Cが11.33点でした。

パートの配点の比は、Aが約48%、Bが36%、Cが16%です。Cパートは20点しかないので、1問の重みが大きくなります。

表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。

パートごとの配点と第38回の基準点
パート配点第38回の基準点
A60点32.23点
B45点20.43点
C20点11.33点

この節・表の確認資料: 社会福祉振興・試験センター 合格基準(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 パート合格の導入に関する通知(確認日 2026年11月6日)/厚生労働省 第38回 合格基準及び正答(確認日 2026年11月6日)

06パート合格の扱い

パート合格は、合格した試験の翌々年まで有効です。第39回からは、パート合格を合わせて全体の合格になる扱いと、不合格だったパートだけを受ける扱いが始まります。

パートの基準点は小数で示されます。1問1点なので、32点ではAパートの32.23点に届きません。

07自己採点での使い方

自己採点の点数を過去の合格基準点の幅に当てはめると、見通しが立ちます。78点を超えていれば過去9回のどの基準にも届き、64点に届かなければどの基準にも届いていません。

その間は、その回の補正次第で結果が分かれます。あわせて11科目群すべてで得点があるかを確かめます。

08第39回の基準点は3月23日に分かる

第39回の合格基準点と正答は、2027年3月23日(火)14時に試験センターのホームページに掲載されます。合格者の受験番号も同じ時刻に掲載されます。

結果通知は3月26日(金)に発送され、合格者には合格証書と登録申請の書類が届きます。

自己採点では、まず11科目群の0点がないかを確かめ、次に総得点を数える順番にすると、見落としを防げます。

09学習の目標は高めに置く

過去9回で最も高い基準点は78点でした。学習の目標を80点前後に置いておくと、基準点が高い回にも届きやすくなります。

同時に、11科目群のどこにも0点を作らないことが条件です。得意な科目群で点数を稼ぐ計画だけでは足りません。

10合格率との関係

第38回は合格基準点が64点で、合格率は70.1%でした。第35回は基準点75点で合格率84.3%と、基準点が高い回に合格率も高いこともあります。

基準点の高さだけで、その回の難しさは判断できません。合格率と合わせて見ます。

80点は125点の64%にあたります。直前期の模擬試験で80点前後を安定して取れるようになると、基準点が高い回にも届く見通しが立ちます。

第35回のように基準点が高く合格率も高い回は、問題が比較的解きやすく、受験者の得点が全体に高かったと読むことができます。

11経済連携協定(EPA)の候補者

第38回では、EPAの候補者の合格者は380人、合格率は31.8%でした。EPAの候補者には、試験時間を1.5倍に延ばす配慮があります。

合格基準は他の受験者と同じです。

12科目群の穴を問題で確かめる

11科目群のどこに穴があるかは、科目ごとに問題を解くと分かります。正解できなかった科目群から、論点を読み直します。

合トレの一問一答は、科目ごとに問題を選べます。

問題を解くときは、科目群ごとの正解数を記録しておくと、0点の科目群がないかをすぐに確かめられます。

よくある質問

介護福祉士の合格点は何点ですか?

毎回、総得点125点の60%程度を基準に難易度で補正して決まります。第30〜38回は64〜78点で、第38回は64点でした。

11科目群の条件とは何ですか?

11の試験科目群すべてで1問以上正解していることです。総得点が基準を超えていても、0点の科目群があると不合格です。

パートの合格基準点は何点ですか?

第38回は、Aが32.23点、Bが20.43点、Cが11.33点でした。全体の基準点を各パートの平均点の比率で分けて決めます。

第39回の合格点はいつ分かりますか?

2027年3月23日(火)14時に、試験センターのホームページに掲載されます。

60%なら75点で合格ですか?

75点に固定ではありません。難易度で補正され、第38回は64点、第34回は78点でした。

パート合格はいつまで有効ですか?

合格した試験の翌々年までです。

確認した公的情報

この記事の参照元

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