過去問戦略2026年度試験対応
介護福祉士の過去問の使い方|原文・各肢解説・年度の違いを読む【2026年度試験対応】
2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。
過去問は答えの番号を覚える教材ではなく、事例と選択肢の条件を比較する教材です。公式原文の読み方、各肢の復習、古い制度・統計の扱いを具体的に整理します。
- 公開日
- 2026年9月10日
- 更新日
- 2026年9月10日
- 情報確認日
- 2026年9月10日

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 一度は本試験の5択形式で解く
- 事例は本人の希望・状態・経過に分ける
- 誤答肢は正しい説明へ書き換える
01一度は本試験の5択形式で解く
論点ごとの一問一答で原則を理解したら、年度別の5択へ進みます。一問一答では一文の正誤を判断しますが、5択では似た候補から最も適切な行為を選ぶ必要があります。最初は時間を計らず、どの条件を比較したか言葉にしながら解くと、自分の弱点が分かります。

02事例は本人の希望・状態・経過に分ける
長い事例は、本人が望むこと、現在の心身の状態、これまでの変化の三つに分けて読みます。例えば在宅継続を希望する人の相談で、最初から施設入所を勧める選択肢が適切とは限りません。まず不安を聞く場面なのか、すでに評価を終えてサービスを選ぶ場面なのかを確認します。
複数問で共通の事例を使う場合でも、各問の追加条件を読み落とさないようにします。前の問の答えから勝手に状態を推測せず、毎問の本文に戻って判断します。
03誤答肢は正しい説明へ書き換える
解説を読んだら、誤答肢を一つ選び、どこを直せば適切になるかを説明します。制度の実施主体が違うなら主体を直し、支援の順序が違うなら先に確認する情報を加えます。単に「不適切だから」と覚えず、別の事例へ応用できる原則にします。
04制度と統計は設問の時点で読む
過去の法定雇用率、世帯調査、制度名などは、設問で指定された年度の情報です。当時の正答を記録するときは年度も一緒に書きます。現在の試験に向けて覚える数字は最新の一次資料を確認し、古い問題を自己判断で現行の正答に差し替えないようにします。
05複数正答と図の情報を省略しない
実施機関が複数の肢を正答として認めた問題では、公式の取扱いに従います。図の問題は記号・線・同居の範囲などが判断材料です。読み上げ用の説明と図を照らし、画像が小さい場合は拡大して確認してください。
合トレの問題文と正答は公式資料に基づき、解説は独自に作成しています。公式資料へのリンクから原文と正答を確認できます。誤りを見つけた場合は問題画面の報告機能から、該当する問番号と内容を知らせてください。
06最後に時間配分と科目群を確認する
年度全体を時間付きで解き、迷った問題をいったん飛ばして戻る練習をします。合トレでは終了するまで解答を変更でき、終了後に各肢解説を確認できます。画面を閉じても残り時間は進むため、まとまった時間を確保して開始します。
結果では総得点だけでなく11科目群の得点も見ます。正解した問題でも説明できないものは復習対象にし、間違いの理由に対応する論点と一問一答へ戻ります。
07まず設問が求める判断を特定する
同じ事例でも「原因」「最初に行う対応」「利用できる制度」では読むべき情報が異なります。設問の最後を確かめてから、本文中の根拠を探してください。例えば急な呼吸の変化に対応する問題で、長期の生活目標の作成を選んでも、急変への第一手にはなりません。本人の希望を尊重する原則と、直ちに安全を確保して医療職へつなぐ必要性の両方を、時間の順序で整理します。一般に望ましい行為でも、今その順番で行う根拠があるかを検討します。
08連続する事例問題の条件を引き継ぐ
総合問題では複数の設問が同じ事例を使います。前の設問の正答を事実として付け足すのでなく、公表された事例文と、その設問で追加された経過を根拠に考えます。合トレでは各問でも事例を読み直せるように本文を収録しています。年齢、生活場所、本人の希望、利用中のサービスを最初に整理すると、次の設問で状態が変化した部分を追いやすくなります。省略された情報を経験で埋めず、設問にある条件と推測を分けて判断する練習に使います。
09図の問題は形と機能を対応させる
図を使う問題では、用具の名称が分かるだけでなく、形状がどの機能を補うかを考えます。杖なら支持基底面、握る部分、前腕を支える部分などに注目し、利用者の握力や姿勢との関係を見ます。画面が小さければ公式図を拡大し、併記した読み上げ用説明も利用してください。図があるから見た印象だけで選ぶのでなく、設問の制約条件を先に読み、その条件を満たす構造かを確かめます。図の内容が不鮮明なら推測で進まず公式PDFも確認します。
10制度の数字には必ず時点を付ける
過去問の統計や制度の数値は、設問が指定した年度に基づきます。現在の制度を調べたときは、当時の正答欄を書き換えるのでなく、「出題時点」と「現在確認した値」を並べて残します。雇用率、負担割合、対象年齢などは、数字だけを抜き出すと条件を失いやすい項目です。どの対象に適用され、いつからの値で、例外が何かまで確認します。更新された資料のURLと確認日も控えると、後日別の教材と数字が違った際に、年度差か誤りかを調べやすくなります。
11復習の前に自分の判断を残す
答え合わせをする前に、選んだ根拠と最後まで迷った肢を短く書きます。解説を先に読むと、最初から理由が分かっていたように感じることがあるためです。「本人の希望を確認する順序」「医療職が行う判断の範囲」のように、比較した軸を残してください。解説との違いが見えたら、問題を全文書き写す代わりに誤りの原因と戻る論点を一つ指定します。復習は記録を増やすことが目的ではなく、次に似た場面が出たときに判断を変えられるようにする作業です。
12繰り返しの得点を初見の得点と分ける
同じ年度を繰り返して満点に近づいても、初めて読む問題で同じ判断ができるかは別に確認します。解答番号を覚えていない別年度や、論点の一問一答へ移り、条件を言葉で説明してみてください。間違えた問題だけを解くときは、復習対象の数と全125問の数を混同しないようにします。時間制の途中では解説を表示せず、終了後にまとめて振り返ると、読み切れなかった理由も確認できます。得点の上昇に加えて、迷った条件を説明できる範囲が広がったかを見ます。
よくある質問
過去問の正答と現在の制度が違う場合は?
過去問は出題時点の正答を残し、現在の制度は最新の一次資料と論点本文で別に確認します。
解説は試験センターのものですか?
いいえ。問題と正答は公式資料、解説は合トレの独自制作です。
問題文は合トレが作り直したものですか?
年度別の問題は公式の読み上げ用原文をもとにしています。独自の一問一答と区別して収録しています。
解説も試験センターの公式見解ですか?
解説は合トレ独自制作です。公式正答と学習用の説明は区別し、各問から出典を確認できます。
図が小さい場合はどうしますか?
図を開いて拡大するか、併記した説明と公式PDFを確認してください。
二つの番号が正答になっている問題はどう扱いますか?
公式に複数正答が認められた問題は、いずれの正答を選んでも正解として採点します。
この記事の参照元
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