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勉強法2026年度試験対応

介護福祉士の難易度と合格率|第29〜38回の推移を数字で見る【2026年度試験対応】

2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。

介護福祉士国家試験の合格率は、7割から8割台で推移しています。ほかの国家資格と比べると高い数字ですが、受験者の多くは実務経験や養成施設で学んできた人で、試験には11科目群すべてで得点する条件もあります。この記事では、厚生労働省の推移の資料で、受験者数・合格率・合格基準点を並べて見ます。

公開日
2026年11月6日
更新日
2026年11月6日
法令基準日
2026年4月1日
情報確認日
2026年11月6日
介護福祉士の難易度の記事カバー

先に結論

第29回から第38回の合格率は69.9%から84.3%の間で、第38回は70.1%(受験者78,469人・合格者54,987人)でした。合格基準点は総得点の60%程度を基準に補正され、第38回は64点でした。合格率が高い試験ですが、11科目群すべてで得点する条件があり、苦手な科目群を残すと不合格になります。

この記事でわかること

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます

  • 合格率は69.9〜84.3%で推移
  • 第38回は70.1%、合格基準点は64点
  • 難しさは11科目群すべてで得点する条件にある

01結論:合格率は7〜8割台

厚生労働省の「介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移」によると、第29回から第38回の合格率は69.9%から84.3%の間でした。第38回は受験者78,469人のうち54,987人が合格し、合格率は70.1%です。

合格率だけを見ると易しい試験に見えますが、受験者は実務経験3年以上の人や養成施設の卒業者などで、準備をしてきた人たちの中での割合です。

受験者の数は、第31回の94,610人が最も多く、第36回の74,595人が最も少ない回でした。第38回は78,469人です。

合格率:第29〜38回で、69.9〜84.3%。第38回:受験者78,469人、合格率70.1%。合格基準点:第30〜38回で64〜78点。難しさの中心:11科目群すべてで得点
図解厚生労働省の受験者・合格者の推移による。拡大して見る ↗

02第29回から第38回の推移

受験者数・合格者数・合格率を並べました。第35回の84.3%が最も高く、第32回の69.9%が最も低い回です。

合格率が80%を超えたのは、第35回の84.3%と第36回の82.8%の2回です。第37回からは下がり、第38回は70.1%でした。

表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。

介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移
回受験者合格者合格率
第29回76,323人55,031人72.1%
第30回92,654人65,574人70.8%
第31回94,610人69,736人73.7%
第32回84,032人58,745人69.9%
第33回84,483人59,975人71.0%
第34回83,082人60,099人72.3%
第35回79,151人66,711人84.3%
第36回74,595人61,747人82.8%
第37回75,387人58,992人78.3%
第38回78,469人54,987人70.1%

この節・表の確認資料: 厚生労働省 介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移(確認日 2026年11月6日)

03合格基準点の推移

合格基準点は、総得点の60%程度を基準に難易度で補正して決まります。第30回から第38回では64点から78点の間でした。

第38回の64点は、この9回で最も低い基準点でした。基準点が下がったのは、その回の問題の難易度による補正です。

基準点が下がる回は、問題が難しくなった回と読むことができます。基準点だけでなく、合格率の変化と合わせて見ます。

04難しさの中心は11科目群の条件

合格には、総得点の条件に加えて、11の試験科目群すべてで得点があることが必要です。1つの科目群で1問も取れないと、総得点が高くても不合格になります。

医療的ケアのように出題の少ない科目群は、1問の重みが大きくなります。どの科目群にも穴を作らないことが、難しさの中心です。

科目群の条件は、1問でも正解していれば満たします。問題数の少ない科目群でも、確実に取れる問題を作っておくことが合格への近道です。

05問題数と試験時間

試験は125問で、五肢択一を基本とする多肢選択形式です。午前の試験は10時から11時45分、午後の試験は13時40分から15時35分です。

長い事例を読んで判断する問題もあり、時間内に読み切る力も必要です。

125問を午前105分と午後115分で解きます。1問あたり2分弱で、事例問題に時間をかけすぎない配分が必要です。

06EPAの候補者の合格率

第38回では、経済連携協定(EPA)の候補者の合格率は31.8%(合格者380人)でした。日本語で長い問題文を読む負担が大きいことが表れています。

EPAの候補者には、試験時間を1.5倍に延ばす配慮があります。

候補者の国は、インドネシア、フィリピン、ベトナムの3か国です。特定技能や技能実習で働く人は、実務経験ルートで受験します。

07第38回の合格率が下がった回

第38回の合格率70.1%は、第37回の78.3%より8.2ポイント低い数字でした。合格基準点も70点から64点に下がっています。

合格率が下がった理由は、この記事で確かめた厚生労働省の資料には書かれていません。数字の変化は、受験者の準備と問題の難易度の両方の影響を受けます。

合格率の変化は1回分だけで判断せず、数回分の推移で見ると、試験の傾向がつかみやすくなります。

08パート合格の導入

第38回からパート合格の仕組みが導入され、第38回のパート別の合格者は、Aが3,935人、Bが1,509人、Cが6,181人でした(重複を含む)。

全体の合格に届かなくても、合格したパートは翌々年まで有効です。

パート合格は、全体の合格に届かなかった人の努力を次の試験に生かせる仕組みです。合格率だけでは見えない、受験者にとっての変化です。

09受験する人の多くは働きながら

受験資格には、養成施設、福祉系高校、実務経験、EPAの4つのルートがあります。実務経験ルートでは、3年以上の実務経験と実務者研修の修了が必要です。

働きながら学ぶ人が多いので、勉強時間の確保が難しさの一つになります。

実務経験ルートの人は、仕事と家庭の時間の合間に学ぶことが多くなります。短い時間を毎日積み上げる計画が、現実的な進め方です。

養成施設ルートの人は、授業で範囲を一通り学んでから受験します。実務経験ルートの人は、自分で範囲を一巡する計画が必要です。

1060%の意味

125点の60%は75点です。第35回は基準点が75点でしたが、第38回は64点と、60%より11点低い基準でした。

学習の目標は60%ちょうどではなく、過去の最高だった78点を上回る水準に置くと、基準点が高い回にも備えられます。

過去の最高の78点は125点の62.4%で、60%の75点を3点上回る基準でした。学習の目標は、この78点を上回る80点前後に置くと安心です。

11難しさに合わせた勉強の進め方

11科目群すべてで得点するには、得意な科目だけを繰り返すのではなく、すべての科目を一巡し、苦手な科目群を残さないことが大切です。

一巡した後は、年度別の過去問を時間を計って解き、科目群ごとの正解数を記録します。

科目群ごとの正解数を表にして週ごとに見比べると、穴が埋まってきたかが数字で分かります。

12科目ごとに問題で確かめる

どの科目群に穴があるかは、科目ごとに問題を解くと分かります。

合トレの一問一答は、科目を選んで問題を解けます。

よくある質問

介護福祉士の合格率はどのくらいですか?

第29回から第38回は69.9%から84.3%の間で、第38回は70.1%でした。

介護福祉士は難しいですか?

合格率は高めですが、11科目群すべてで得点する条件があります。苦手な科目群を残すと不合格になります。

合格基準点は何点ですか?

毎回補正され、第30回から第38回は64点から78点でした。

第38回の合格率が下がったのはなぜですか?

確かめた厚生労働省の資料には理由の説明がありません。合格基準点も第37回の70点から64点に下がりました。

EPAの候補者の合格率は?

第38回は31.8%でした。

受験者は何人くらいですか?

第38回は78,469人でした。

確認した公的情報

この記事の参照元

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