勉強法2026年度試験対応
介護福祉士の勉強法|13科目を理解・一問一答・5択でつなぐ【2026年度試験対応】
2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。
実務で知っていることと、試験で根拠を説明して選べることは別です。13科目を一周し、論点の理解、一問一答、年度別の5択演習をつなぐ学習手順を整理します。
- 公開日
- 2026年9月10日
- 更新日
- 2026年9月10日
- 情報確認日
- 2026年9月10日

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 最初に13科目の現在地を確かめる
- 生活場面と制度の原則を結び付ける
- 一問一答は誤っている部分を直してから次へ進む
01最初に13科目の現在地を確かめる
問題を解く前に、科目一覧を見て「説明できる」「聞いたことがある」「初めて」を分けます。介護経験が長くても、社会保障制度や人体の用語には未学習の部分が残ることがあります。逆に初学者は、生活場面の意味を理解せず名称だけを覚えがちです。経験年数を得点力と同一視せず、短い演習で実際の理解を確かめます。
一問一答を解いたときは、正解数に加えて迷った理由を一言残します。例えば「介護保険の第1号と第2号を入れ替えた」「自己決定を放任と考えた」のように書くと、読むべき論点を特定できます。

02生活場面と制度の原則を結び付ける
論点本文では、最初に生活場面を読み、次に判断の原則を確認します。例えば着替えに時間がかかる人の支援では、早く終えることだけでなく、本人が選びたい服、疲れ、できる動作を確認します。「本人主体」という言葉を、何を確認してどう支えるかに置き換えてください。
制度の問題では、誰が対象か、誰が実施するか、どのサービスかを分けます。「市町村」「都道府県」「サービス提供責任者」「介護支援専門員」を混ぜないよう、比較表に戻って役割を整理します。
03一問一答は誤っている部分を直してから次へ進む
○×が合っていても、どの語が誤りかを説明できなければ理解は不十分です。「必ず」「すべて」「本人に確認せず」といった言葉に気づくだけでなく、どの条件なら適切になるかを説明します。解説を読む前に自分の理由を短く述べ、解説と照合すると、偶然の正答を見分けられます。
暗記カードは本文の代わりではなく、理解した内容を思い出す入口として使います。図の要点から理由が出てこなければ、論点本文と出典へ戻ります。
04五つの選択肢を一つずつ検討する
本試験は五肢択一を基本とします。一問一答だけで終えず、年度別演習で複数の候補を比較してください。「最も適切」「最初に行う」「正しい」のどれを問うのかを先に確認すると、一般論として正しい行為でも、この場面の第一手ではないことに気づけます。
事例に書かれていない診断や家族の意向を補わず、本人の発言と経過を根拠に選びます。正答を選んだ後は、残り四肢が別の場面なら適切なのか、それとも原則に反しているのかを区別します。
05正答率と科目群の穴を別々に見る
全体で多く正解しても、得点がない科目群を放置しないことが重要です。介護福祉士試験には、総得点の基準に加えて11科目群すべてで得点する条件があります。得意な生活支援技術だけを回さず、医療的ケアや人間関係など問題数が少ない科目も継続して確認します。
一日の学習量は生活に合わせて決め、前回の誤答、今日の一論点、その論点の問題の順に回します。この順番は合トレの学習案であり、公式が指定した学習時間や合格保証ではありません。
06週末は覚え直しの成果を確かめる
一週間後に、以前迷った問題を解説を見ずに解き直します。同じ答えを覚えていただけなら、問いの主語や条件を変えて説明できるかを試します。苦手の記録を消す基準を「一度正解」ではなく「理由と条件を説明できた」にすると、復習の質を確認しやすくなります。
制度改正や統計の問題は、設問の年度と資料の確認日を並べて記録します。過去問の当時の正答を、現在の制度の数字としてそのまま暗記しないようにしてください。
07実務経験のある人が見直すところ
現場の手順と試験の原則が違って見えたときは、利用者の状態、医師等の指示、施設固有の運用を分けて考えます。「自分の職場ではいつもこうする」だけでは、別の事例での最適解を選べません。例えば経管栄養の速度は個別の指示に従う事項であり、普段の担当利用者の設定をすべての人へ当てはめないようにします。実務での例をノートに残す際も、氏名や特定につながる情報を持ち込まず、判断に必要な条件だけを抽象化してください。
08初学者は生活動作から用語を理解する
聞き慣れない用語が続くときは、辞書の定義を何度も読むだけでなく、その言葉が使われる場面を描きます。ICFなら、足の筋力、階段を上る動作、地域の会合で役割を担うことを分けて並べます。同じ人に関する情報でも分類は異なると分かれば、別の事例にも応用できます。最初からすべての専門語を暗記しようとせず、問題に出た語を論点の見出しへ戻し、自分の言葉による短い説明を一つ添えていきましょう。
09仕事のある日と休日で学習を分担する
勤務日の短い時間には、前日の誤答の確認や暗記カードによる想起を置きます。休日には初めて読む論点や長い事例、年度別演習を置くと、読み始めるまでの負担を調整できます。ただし勤務や家庭の予定は人によって異なります。学習枠を先に決め、枠に収まる問題数を実測してから量を増やしてください。できなかった課題を際限なく翌日へ移すより、一週間の中で優先する科目群を決め直す方が計画を続けやすくなります。
10誤答を三つの原因に分ける
誤答の理由を、知識がなかった、似た用語を混同した、設問の条件を読み落とした、の三つに分けます。知識不足なら本文を読み直し、用語の混同なら比較表を作り、読み落としなら設問の主語と「最初に」「最も適切」を確認します。同じ復習を全問に行う必要はありません。例えば第1号と第2号の入れ替えには対象年齢と原因条件の整理が有効ですが、本人の希望を読み落とした事例には、事実を抜き出す練習を追加します。
11正解した問題にも確認の印を残す
二つの候補で迷って偶然正解した問題は、安定して解けた問題と区別します。採点結果だけでは区別できないので、迷った番号と比較した条件を控えます。次の復習では正答番号を隠し、四つの誤答肢のうち一つを取り上げて、なぜこの場面に合わないか説明してください。言い換えた問いにも答えられるようになれば、単なる番号の記憶から一段進んだと判断できます。一度の正答だけで苦手科目の学習を終えないことが大切です。
12週の終わりに計画を更新する
一週間の記録から、実際に使えた時間、触れた科目、説明し直せた誤答を確認します。正答率が上がっていても、毎回得意な問題だけを選んでいたなら全範囲の理解が進んだとは限りません。来週は未学習科目を一つ選び、既習科目の誤答も少量残すようにします。新しい教材を追加する前に、今の教材の論点、問題、解説をつなげて使えているかを点検してください。学習量の記録と、判断できる内容の記録を並べると計画の改善点が見えます。
よくある質問
実務経験があれば勉強は不要ですか?
経験は事例理解に役立ちますが、制度・人体・発達などの知識を別に確認する必要があります。実際の正答と説明できる範囲から計画を立てます。
毎日何時間必要ですか?
既習範囲と使える時間が異なるため一律には設定できません。一週間の実績を見て、新規学習と誤答復習の量を調整してください。
一問一答だけで対策できますか?
原則の確認には使えますが、長い事例と似た選択肢を比較する5択演習も必要です。
間違えた問題はすぐ解き直すべきですか?
その場で理由を理解し、後日もう一度根拠を説明できるか確認します。
ノートには何を書けばよいですか?
問番号、迷った条件、訂正した原則、戻る論点を短く残します。全文の書き写しは必須ではありません。
スマホだけでも学べますか?
論点、カード、一問一答、年度演習を使えます。長い事例は時間を取って読み、必要に応じ大きな画面も使ってください。
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