第39回・2027年1月試験向け試験情報・教材の確認日:2026年9月10日情報の正確さへの取り組み

試験情報2026年度試験対応

介護福祉士のパート合格|A・B・Cと11科目群を区別する【2026年度試験対応】

2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。

パート合格は第38回から導入された仕組みです。A・B・Cの科目構成、合格したパートの有効期間、全体合格とパート別基準の違いを確認します。

公開日
2026年9月10日
更新日
2026年9月10日
情報確認日
2026年9月10日
介護福祉士のパート合格の記事カバー
この記事でわかること

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます

  • A・B・Cは科目のまとまり
  • 全体の合格は総得点だけで決まらない
  • 第38回のパート基準を整数へ切り捨てない

01A・B・Cは科目のまとまり

Aは人間の尊厳と自立、介護の基本、社会の理解、人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術、生活支援技術です。Bはこころとからだのしくみ、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、医療的ケアです。Cは介護過程と総合問題です。

13科目と11科目群は同じ数ではありません。人間の尊厳と自立・介護の基本を一群、人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術を一群として、ほかの科目と合わせて11科目群になります。

全体合格:基準点以上+全11科目群で得点。第38回のパート基準:A 32.23/B 20.43/C 11.33。パート判定の条件:全体基準点未満+パート内全科目群で得点。免除の有効期間:合格したパートは次回と次々回
図解第38回の公表基準。次回の基準点は試験後に確認。拡大して見る ↗

02全体の合格は総得点だけで決まらない

全体合格には、その年度に公表される合格基準点を満たし、11科目群すべてで得点する必要があります。60%程度を基準に難易度で補正されるため、毎回同じ点数に固定される制度ではありません。

第38回の基準点は64点でしたが、次回も64点になるという意味ではありません。過去の基準での自己採点と、これから受ける試験の見込みを分けて扱います。

03第38回のパート基準を整数へ切り捨てない

第38回はAが32.23点、Bが20.43点、Cが11.33点です。1問1点のため、32点・20点・11点ではそれぞれの基準に達しません。さらに、そのパートを構成するすべての科目群で得点する必要があります。

この回の公式基準では、全パートの総得点が全体の合格基準に届かなかった人についてパート別の合格を扱います。合トレの年度演習も、全問を解いた結果とこの条件を照合し、任意の科目だけを解いた得点から正式なパート合格を判定しません。

04合格パートの免除は次回・次々回

合格したパートは、次回と次々回の試験で免除の対象になります。第38回の合格パートを持つ人は、第39回の申込みで全パート受験か、不合格パートのみの受験かを選ぶ仕組みです。

不合格パートが複数あるときに、その中から好きな一つだけを選ぶ制度として考えないでください。自分の通知と公式の申込案内を照らし、対象の組合せを確認します。合格パートが分からない場合は試験センターに確認します。

05初受験と第37回以前の受験者は全パート

第39回で申込パートを選べるのは、第38回のパート合格による免除対象者です。初めて受験する人、第38回に合格パートがなかった人、前回の受験が第37回以前の人は全パート受験となります。

過去の模擬試験や合トレの演習で高得点を取っても、免除資格は発生しません。免除は本試験の公式結果に基づくものであり、学習用の判定と区別してください。

06学習計画では苦手科目群を可視化する

免除対象者は受験するパートの理解を深め、全パート受験者は三つのパートを通じて穴を減らします。科目別に正答数と迷った理由を記録し、特定の科目群をまったく学習しない週を作らないようにします。

制度上の取扱いは変更される可能性があります。この記事の確認日は2026年9月10日です。申込条件は必ず第39回の公式案内と本人の結果通知で確認してください。

07基準点を満たしても確認が必要な例

全125問で高得点でも、医療的ケアの科目群が0点なら全体の合格条件を満たしません。一方、人間の尊厳と自立で0点でも、同じ群に含まれる介護の基本で得点があれば、その合算した科目群の得点条件は満たします。13科目を個別に判定することと、11科目群で判定することを混同しないでください。合トレの結果画面も科目群ごとの点数を示すので、総得点の色や数字だけを見るのでなく、どの群に穴があるかまで確認します。

08小数基準を使った学習上の読み方

第38回のCパートで11点なら11.33点に達せず、12点なら点数条件を満たします。ただし12点が総合問題だけの得点で、介護過程が0点なら科目群の条件は満たしません。点数と科目群は別の条件として順に照合します。AやBでも同様に、小数部分を切り捨てて自己判定しないようにします。これは第38回の基準の読み方を示す例で、次回の必要点を固定したり、この点数だけを目標に学習量を減らすことを勧めるものではありません。

09一部の範囲の得点を全体へ換算しない

科目別に10問解いて8問正解したことから、125問でも同じ割合で解けるとは判断できません。得意科目を選んだ、以前見た問題が多かった、長い事例を除いた、といった条件で結果は変わります。パートの範囲で演習するときは、各科目が含まれているかを先に確認し、全体演習とは別の記録として扱います。合トレでは一部の科目やパートを選んだ演習について、得点は出しますが正式な全体合格やパート合格の判定は表示しません。

10免除対象者の学習計画を組む

自分の公式結果通知で免除対象のパートを確かめたら、次回受験する範囲を公式案内と照合します。苦手な科目に時間を寄せながらも、そのパート内の少数出題科目を省かないように計画します。例えば医療的ケアは問題数が少なくても、科目群の得点条件を考えると後回しにし続けることはできません。未受験の範囲や免除期限が不明なときは、過去の教材の記述だけで決めず、試験センターが示す本人向けの手続案内を確認してください。

11年度別演習のA・B・C表示を読む

第36回と第37回には現在のパート合格制度がありません。合トレがそれらの年度でもA・B・Cを表示するのは、現在の科目区分で学び直しやすくするための分類です。昔の問番号をそのまま三分割しているわけではなく、それぞれの問題の科目を基準に分類しています。旧年度の演習成績が現在の免除資格になることはありません。画面に表示された年度と、今回選んだ科目範囲の両方を見て、何を採点した結果か確認しましょう。

12時間配分と制度上の扱いを分ける

全パート受験では午前と午後に分かれますが、合トレの全問演習は休憩を除いた220分を通算する学習用タイマーです。試験会場の進行を完全に再現するものではありません。科目だけを選んだ場合の時間も、問題数に応じて計算した目安です。会場での開始時刻、入室、受験上の配慮、免除者の時間は、本人の受験票と公式案内を優先します。学習の時間管理と受験手続の確認を別々の予定に入れると、確認漏れを防ぎやすくなります。

よくある質問

パートの基準点は毎年同じですか?

同じとは限りません。全体基準点とパート別平均得点の比率等を使うため、受験回の公式発表を確認します。

一部の科目だけ解けばパート合格を確認できますか?

できません。該当パート全体と科目群の条件、受験回の取扱いを合わせて確認する必要があります。

第38回で32点ならAパート合格ですか?

32.23点未満なので点数条件に達しません。科目群の得点条件も別に必要です。

12点ならCパートは必ず合格ですか?

点数条件のほか、そのパート内のすべての科目群で得点する条件などを確認する必要があります。

旧年度のAパート表示は公式の当時の区分ですか?

第36・37回では現在の科目に合わせた学習用分類です。当時のパート合格制度を示しません。

合トレの判定で受験免除を申請できますか?

できません。免除は国家試験の公式結果と受験案内に基づきます。

確認した公的情報

この記事の参照元

法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。