認知症の理解
介護福祉士のBPSD・せん妄と環境【2026年度試験対応】
行動・心理症状の背景に、痛み、不安、環境、関わり方などがある。急性の意識・注意の変化は、認知症の進行と決めつけない。 例えば、急に落ち着かなくなった人では、便秘、痛み、発熱、薬の変更なども確認する。
要点 4件・基本問題 4問・解説の確認問題 4問読む → 覚える → 解くまでこのページで完結
2026年度試験対応。法令基準日:2026-09-10。
まず押さえるポイント
行動・心理症状の背景に、痛み、不安、環境、関わり方などがある。急性の意識・注意の変化は、認知症の進行と決めつけない。 例えば、急に落ち着かなくなった人では、便秘、痛み、発熱、薬の変更なども確認する。
法令基準日:2026-09-10 / 解説更新日:2026-09-10
生活場面で考える
急に落ち着かなくなった人では、便秘、痛み、発熱、薬の変更なども確認する。
BPSD
行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。
現れ方は人と状況で異なる。背景を探り、本人が困っていることへ働きかける。
せん妄
急性に生じ、意識・注意の障害や日内変動を伴うことがある。
せん妄など治療可能な原因も考える。急な変化は速やかに医療職へ伝える。
帰宅願望
言葉の背景にある不安や役割意識を聴く。
否定の反復は不安を増す場合がある。気持ちを受け止め、安心につながる方法を探す。
薬物療法
生活上の要因を確認し、薬の効果・副作用は医療職と共有する。
薬物調整は行わない。行動の前後、痛み、環境等を具体的に伝えて支援を検討する。
判断の分かれ目
| 確認すること | 判断の基準 |
|---|---|
| BPSD | 行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。 |
| せん妄 | 急性に生じ、意識・注意の障害や日内変動を伴うことがある。 |
| 帰宅願望 | 言葉の背景にある不安や役割意識を聴く。 |
| 薬物療法 | 生活上の要因を確認し、薬の効果・副作用は医療職と共有する。 |
出題例の原本・年度別問題
過去の出題を手がかりに、判断する条件を整理します。このページの説明と確認問題は合トレのオリジナルです。
- 第38回(2026年実施) 問81
妄想の内容に応じた名称を対応させる。
公式の公表資料を確認する - 第38回(2026年実施) 問83
認知機能そのものの障害と、行動・心理症状を分ける。
公式の公表資料を確認する - 第37回(2025年実施) 問41
せん妄では注意・意識・認知の変化が急に現れ、変動する。感染、脱水、薬剤、環境変化などの要因の確認が重要である。
公式の公表資料を確認する - 第36回(2024年実施) 問40
アパシーは意欲・関心の低下が中心で、感情の反応が乏しくなる。抑うつの悲しみや自責感と区別する。
公式の公表資料を確認する - 第36回(2024年実施) 問41
せん妄は急性に発症し、注意・意識の状態が変動する。脱水や感染などの体調変化が誘因となり得る。
公式の公表資料を確認する - 第36回(2024年実施) 問44
配偶者がほかの異性と関係をもっていると、根拠なく強く疑う内容は嫉妬妄想に当たる。本人と介護者双方の苦痛を確認する。
公式の公表資料を確認する
オリジナル確認問題で判断する
○か×かを選び、理由を確認してください。実際の過去問を転載したものではありません。
この解説の一次資料
- 厚生労働省 主な認知症施策確認日:2026-09-10
- 厚生労働省 介護分野の学習テキスト確認日:2026-09-10

急に落ち着かなくなった人では、便秘、痛み、発熱、薬の変更なども確認する。
BPSD・せん妄と環境|BPSD
行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。 現れ方は人と状況で異なる。背景を探り、本人が困っていることへ働きかける。
覚え方行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。
比較して覚える
認知症とせん妄
行動・心理症状の背景に、痛み、不安、環境、関わり方などがある。急性の意識・注意の変化は、認知症の進行と決めつけない。 例えば、急に落ち着かなくなった人では、便秘、痛み、発熱、薬の変更なども確認する。
| 事由 | 経過の特徴 | 介護職の対応 | 理由・判断ポイント |
|---|---|---|---|
| 認知症 | 慢性的な認知機能低下が基本 | 生活支援と継続的な観察 | 慢性的な認知機能低下が基本。生活支援と継続的な観察 |
| せん妄 | 急性発症、注意・意識の変化や変動 | 急な変化を医療職へ速やかに共有 | 急性発症、注意・意識の変化や変動。急な変化を医療職へ速やかに共有 |
認知症
- 経過の特徴
- 慢性的な認知機能低下が基本
- 介護職の対応
- 生活支援と継続的な観察
判断ポイント
慢性的な認知機能低下が基本。生活支援と継続的な観察
せん妄
- 経過の特徴
- 急性発症、注意・意識の変化や変動
- 介護職の対応
- 急な変化を医療職へ速やかに共有
判断ポイント
急性発症、注意・意識の変化や変動。急な変化を医療職へ速やかに共有
01BPSD・せん妄と環境の重要暗記項目
BPSD・せん妄と環境|BPSD
行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。 現れ方は人と状況で異なる。背景を探り、本人が困っていることへ働きかける。
覚え方行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。
ひっかけ注意現れ方は人と状況で異なる。背景を探り、本人が困っていることへ働きかける。
BPSD・せん妄と環境|せん妄
急性に生じ、意識・注意の障害や日内変動を伴うことがある。 せん妄など治療可能な原因も考える。急な変化は速やかに医療職へ伝える。
覚え方急性に生じ、意識・注意の障害や日内変動を伴うことがある。
ひっかけ注意せん妄など治療可能な原因も考える。急な変化は速やかに医療職へ伝える。
BPSD・せん妄と環境|帰宅願望
言葉の背景にある不安や役割意識を聴く。 否定の反復は不安を増す場合がある。気持ちを受け止め、安心につながる方法を探す。
覚え方言葉の背景にある不安や役割意識を聴く。
ひっかけ注意否定の反復は不安を増す場合がある。気持ちを受け止め、安心につながる方法を探す。
BPSD・せん妄と環境|薬物療法
生活上の要因を確認し、薬の効果・副作用は医療職と共有する。 薬物調整は行わない。行動の前後、痛み、環境等を具体的に伝えて支援を検討する。
覚え方生活上の要因を確認し、薬の効果・副作用は医療職と共有する。
ひっかけ注意薬物調整は行わない。行動の前後、痛み、環境等を具体的に伝えて支援を検討する。
覚える数字と、狙われる引っかけ
- ひっかけせん妄など治療可能な原因も考える。急な変化は速やかに医療職へ伝える。
- ひっかけ否定の反復は不安を増す場合がある。気持ちを受け止め、安心につながる方法を探す。
- ひっかけ薬物調整は行わない。行動の前後、痛み、環境等を具体的に伝えて支援を検討する。
02試験で正誤を分けるチェック順
- 1行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 2急性に生じ、意識・注意の障害や日内変動を伴うことがある。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 3言葉の背景にある不安や役割意識を聴く。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 4生活上の要因を確認し、薬の効果・副作用は医療職と共有する。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
03この論点の根拠
- 情報確認日
- 2026-09-10
- 復習方法
- 要点を確認した後、○×一問一答で条件の違いを見分ける
法改正により扱いが変わる場合があります。試験日程や申込みに関する情報は、 必ず公式案内も確認してください。
問題演習
BPSD・せん妄と環境の○×一問一答
1/4問解答 0・正解 0
認知症の理解
BPSD・せん妄と環境|BPSD
行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。
BPSD・せん妄と環境の○×一問一答4問|問題と解説
この論点で収録している4問を、正誤と解説つきで通して読めます。 上の演習で迷った問題を見直すときに使ってください。
問1
BPSD・せん妄と環境|BPSD行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。
答え:○(正しい)
解説
正しい。現れ方は人と状況で異なる。背景を探り、本人が困っていることへ働きかける。 要点:行動・心理症状は身体状態や環境、心理の影響を受ける。
問2
BPSD・せん妄と環境|せん妄入院後に急に混乱した高齢者は、必ず認知症が進行したと判断する。
答え:×(誤り)
解説
誤り。せん妄など治療可能な原因も考える。急な変化は速やかに医療職へ伝える。 要点:急性に生じ、意識・注意の障害や日内変動を伴うことがある。
問3
BPSD・せん妄と環境|帰宅願望帰宅したいと繰り返す人には、施設だから帰れないと毎回強く言い聞かせる。
答え:×(誤り)
解説
誤り。否定の反復は不安を増す場合がある。気持ちを受け止め、安心につながる方法を探す。 要点:言葉の背景にある不安や役割意識を聴く。
問4
BPSD・せん妄と環境|薬物療法落ち着かない人には、介護職が独断で鎮静薬を増量する。
答え:×(誤り)
解説
誤り。薬物調整は行わない。行動の前後、痛み、環境等を具体的に伝えて支援を検討する。 要点:生活上の要因を確認し、薬の効果・副作用は医療職と共有する。
BPSD・せん妄と環境の問題を続けて解く
この論点に対応する4問を絞り込んで出題します。