介護の基本
介護福祉士のICFと生活機能【2026年度試験対応】
心身機能・身体構造、活動、参加を環境因子・個人因子と関連付ける。「できない」だけでなく環境次第で実現できることを探す。 例えば、足の筋力低下、階段昇降、地域会合への出席を、同じ種類の情報として並べず整理する。
要点 4件・基本問題 4問・解説の確認問題 4問読む → 覚える → 解くまでこのページで完結
2026年度試験対応。法令基準日:2026-09-10。
まず押さえるポイント
心身機能・身体構造、活動、参加を環境因子・個人因子と関連付ける。「できない」だけでなく環境次第で実現できることを探す。 例えば、足の筋力低下、階段昇降、地域会合への出席を、同じ種類の情報として並べず整理する。
法令基準日:2026-09-10 / 解説更新日:2026-09-10
生活場面で考える

要点を整理した図です。条件や例外は本文で確認してください。
図を大きく見る足の筋力低下、階段昇降、地域会合への出席を、同じ種類の情報として並べず整理する。
活動
活動は課題や行為を個人が遂行することである。
行為の遂行は活動であり、身体機能そのものや人生場面への関与とは区別する。
参加
参加は生活・人生場面への関わりである。
役割や社会場面への関与を捉える。歩行能力の値だけでは参加の状態は分からない。
環境因子
道具、建物、人の支援、制度、態度は環境因子になり得る。
年齢や性格などは個人因子である。外部の物的・人的・社会的環境と分ける。
能力と実行状況
一定の環境でできることと、日常生活で実際にしていることを分ける。
手すりや床、疲労、介助の有無で実行状況は変わる。生活の場の情報が必要である。
判断の分かれ目
| 確認すること | 判断の基準 |
|---|---|
| 活動 | 活動は課題や行為を個人が遂行することである。 |
| 参加 | 参加は生活・人生場面への関わりである。 |
| 環境因子 | 道具、建物、人の支援、制度、態度は環境因子になり得る。 |
| 能力と実行状況 | 一定の環境でできることと、日常生活で実際にしていることを分ける。 |
出題例の原本・年度別問題
過去の出題を手がかりに、判断する条件を整理します。このページの説明と確認問題は合トレのオリジナルです。
- 第38回(2026年実施) 問41
目的を生理機能・行為・社会的関わりへ分ける。
公式の公表資料を確認する - 第37回(2025年実施) 問49
ICFの生活機能は心身機能・身体構造、活動、参加から構成される。社会・人生の場面への関わりは参加である。
公式の公表資料を確認する - 第37回(2025年実施) 問67
参加は生活場面への関わり、活動は課題・行為の遂行である。認知症カフェへの参加と体操という活動の組合せが該当する。
公式の公表資料を確認する - 第36回(2024年実施) 問116
店の人との協力関係という環境を調整して、地域で買物や外出を続ける参加を支えている。
公式の公表資料を確認する
オリジナル確認問題で判断する
○か×かを選び、理由を確認してください。実際の過去問を転載したものではありません。
この解説の一次資料
- 社会福祉振興・試験センター 出題基準確認日:2026-09-10
- 厚生労働省 介護分野の学習テキスト確認日:2026-09-10

足の筋力低下、階段昇降、地域会合への出席を、同じ種類の情報として並べず整理する。
ICFと生活機能|活動
活動は課題や行為を個人が遂行することである。 行為の遂行は活動であり、身体機能そのものや人生場面への関与とは区別する。
覚え方活動は課題や行為を個人が遂行することである。
比較して覚える
ICFの分類
心身機能・身体構造、活動、参加を環境因子・個人因子と関連付ける。「できない」だけでなく環境次第で実現できることを探す。 例えば、足の筋力低下、階段昇降、地域会合への出席を、同じ種類の情報として並べず整理する。
| 事由 | 例 | 評価する視点 | 理由・判断ポイント |
|---|---|---|---|
| 心身機能・身体構造 | 筋力、関節、記憶機能 | 身体の機能・構造 | 筋力、関節、記憶機能。身体の機能・構造 |
| 活動 | 食べる、歩く、着替える | 課題・行為の遂行 | 食べる、歩く、着替える。課題・行為の遂行 |
| 参加 | 地域会合で役割を担う | 生活・人生場面への関わり | 地域会合で役割を担う。生活・人生場面への関わり |
| 環境因子 | 手すり、家族の支援、制度 | 外部の促進・阻害要因 | 手すり、家族の支援、制度。外部の促進・阻害要因 |
| 個人因子 | 年齢、生活歴、価値観 | 本人の背景 | 年齢、生活歴、価値観。本人の背景 |
心身機能・身体構造
- 例
- 筋力、関節、記憶機能
- 評価する視点
- 身体の機能・構造
判断ポイント
筋力、関節、記憶機能。身体の機能・構造
活動
- 例
- 食べる、歩く、着替える
- 評価する視点
- 課題・行為の遂行
判断ポイント
食べる、歩く、着替える。課題・行為の遂行
参加
- 例
- 地域会合で役割を担う
- 評価する視点
- 生活・人生場面への関わり
判断ポイント
地域会合で役割を担う。生活・人生場面への関わり
環境因子
- 例
- 手すり、家族の支援、制度
- 評価する視点
- 外部の促進・阻害要因
判断ポイント
手すり、家族の支援、制度。外部の促進・阻害要因
個人因子
- 例
- 年齢、生活歴、価値観
- 評価する視点
- 本人の背景
判断ポイント
年齢、生活歴、価値観。本人の背景
01ICFと生活機能の重要暗記項目
ICFと生活機能|活動
活動は課題や行為を個人が遂行することである。 行為の遂行は活動であり、身体機能そのものや人生場面への関与とは区別する。
覚え方活動は課題や行為を個人が遂行することである。
ひっかけ注意行為の遂行は活動であり、身体機能そのものや人生場面への関与とは区別する。
ICFと生活機能|参加
参加は生活・人生場面への関わりである。 役割や社会場面への関与を捉える。歩行能力の値だけでは参加の状態は分からない。
覚え方参加は生活・人生場面への関わりである。
ひっかけ注意役割や社会場面への関与を捉える。歩行能力の値だけでは参加の状態は分からない。
ICFと生活機能|環境因子
道具、建物、人の支援、制度、態度は環境因子になり得る。 年齢や性格などは個人因子である。外部の物的・人的・社会的環境と分ける。
覚え方道具、建物、人の支援、制度、態度は環境因子になり得る。
ひっかけ注意年齢や性格などは個人因子である。外部の物的・人的・社会的環境と分ける。
ICFと生活機能|能力と実行状況
一定の環境でできることと、日常生活で実際にしていることを分ける。 手すりや床、疲労、介助の有無で実行状況は変わる。生活の場の情報が必要である。
覚え方一定の環境でできることと、日常生活で実際にしていることを分ける。
ひっかけ注意手すりや床、疲労、介助の有無で実行状況は変わる。生活の場の情報が必要である。
覚える数字と、狙われる引っかけ
- ひっかけ手すりや床、疲労、介助の有無で実行状況は変わる。生活の場の情報が必要である。
02試験で正誤を分けるチェック順
- 1活動は課題や行為を個人が遂行することである。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 2参加は生活・人生場面への関わりである。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 3道具、建物、人の支援、制度、態度は環境因子になり得る。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 4一定の環境でできることと、日常生活で実際にしていることを分ける。
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
03この論点の根拠
- 情報確認日
- 2026-09-10
- 復習方法
- 要点を確認した後、○×一問一答で条件の違いを見分ける
法改正により扱いが変わる場合があります。試験日程や申込みに関する情報は、 必ず公式案内も確認してください。
問題演習
ICFと生活機能の○×一問一答
1/4問解答 0・正解 0
介護の基本
ICFと生活機能|活動
ICFでは、着替えという行為は活動として捉えられる。
ICFと生活機能の○×一問一答4問|問題と解説
この論点で収録している4問を、正誤と解説つきで通して読めます。 上の演習で迷った問題を見直すときに使ってください。
問1
ICFと生活機能|活動ICFでは、着替えという行為は活動として捉えられる。
答え:○(正しい)
解説
正しい。行為の遂行は活動であり、身体機能そのものや人生場面への関与とは区別する。 要点:活動は課題や行為を個人が遂行することである。
問2
ICFと生活機能|参加町内会の役員として会議に出席することは、参加として捉えられる。
答え:○(正しい)
解説
正しい。役割や社会場面への関与を捉える。歩行能力の値だけでは参加の状態は分からない。 要点:参加は生活・人生場面への関わりである。
問3
ICFと生活機能|環境因子道具、建物、人の支援、制度、態度は環境因子になり得る。
答え:○(正しい)
解説
正しい。年齢や性格などは個人因子である。外部の物的・人的・社会的環境と分ける。 要点:道具、建物、人の支援、制度、態度は環境因子になり得る。
問4
ICFと生活機能|能力と実行状況訓練室で歩ければ、自宅でも必ず同じように歩いていると判断する。
答え:×(誤り)
解説
誤り。手すりや床、疲労、介助の有無で実行状況は変わる。生活の場の情報が必要である。 要点:一定の環境でできることと、日常生活で実際にしていることを分ける。
ICFと生活機能の問題を続けて解く
この論点に対応する4問を絞り込んで出題します。