教材・学習ツール2026年度試験対応
介護福祉士のテキスト選び|問題集・出題基準・年度を確かめる【2026年度試験対応】
2026年度試験対応の解説です。法令の適用時点と試験情報の確認日は、本文・出典の記載をご確認ください。
介護福祉士のテキストや問題集は数が多く、どれを選ぶか迷います。大事なのは書名の評判より、試験センターの出題基準に沿っているか、受験する年度の版か、11の試験科目群をすべて扱っているかです。この記事では、選ぶときに確かめる点と、無料で使える公式の資料を整理します。特定の書名の順位付けはしません。
- 公開日
- 2026年11月6日
- 更新日
- 2026年11月6日
- 法令基準日
- 2026年4月1日
- 情報確認日
- 2026年11月6日

先に結論
受験する年度の版で、試験センターの出題基準に沿い、13科目(11科目群)をすべて扱っているものを選びます。問題集は、五肢択一の問題で誤りの肢の理由まで解説しているかを確かめます。公式の過去問は試験センターのホームページで公開されていて、本試験の形式を知るのに使えます。
迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 受験年度の版と出題基準への準拠を確かめる
- 11科目群をすべて扱っているかを見る
- 公式の過去問を形式の確認に使う
01最初に出題基準を見る
試験センターは、介護福祉士国家試験の出題基準を公開しています。13の科目ごとに、大項目・中項目・小項目で出題の範囲が示されています。
テキストを選ぶときは、目次が出題基準の科目と項目に沿っているかを見ます。出題基準に沿っていれば、範囲の抜けが少なくなります。
出題基準は、テキストを使い終わった後の確認にも使えます。項目ごとに、説明できるかどうかを印で付けていくと、学び残した範囲が分かります。
出題基準は試験センターのホームページで誰でも読めます。教材を選ぶ前に一度目を通すと、範囲の広さが分かります。

02受験する年度の版を選ぶ
制度や統計は毎年のように変わります。介護保険や障害福祉の制度の数字は、古い版のままだと、今の試験では答えが違うことがあります。
受験する年度の版を選び、前の年度の版を使う場合は、制度の変更を別の資料で確かめてから使います。
統計の数字が出る問題では、問題の中で年度が示されることが多くあります。数字を覚えるときは、何年の何の数字かを一緒に覚えます。
前年度の版を使う場合は、試験センターの出題基準と厚生労働省の資料で、制度の変更点を確かめてから書き込みます。
0311科目群をすべて扱っているか
合格には11の試験科目群すべてで得点が必要です。テキストが一部の科目だけを扱うものなら、ほかの科目を別の教材で補います。
医療的ケアや発達と老化の理解など、出題の少ない科目も扱っているかを確かめます。
科目の名前だけでなく、出題基準の中項目まで扱っているかを、目次と見比べて確かめます。
04問題集は誤りの肢の理由まで書いているか
本試験は五肢択一を基本とする多肢選択形式です。問題集は、正解の肢だけでなく、残りの4つの肢がなぜ誤りかを説明しているものを選びます。
1問の解説を読んで、根拠になる制度や原則が書かれているかを確かめてから買います。
解説が短い問題集は、問題の数が多くても、復習のときに根拠へ戻れません。数より解説の質で選びます。
事例問題の解説では、本人の状態や希望など、問題文のどの情報から答えを選んだかが書かれているかを見ます。
05教材の役割を分ける
テキスト・問題集・過去問は役割が違います。下の表のように使い分けると、同じ内容を何度も読む無駄が減ります。
3つの教材を回す順番は、テキストで1つの論点を読み、問題集でその論点を解き、過去問は一巡の後に年度ごとに解く、という流れが基本です。
表が画面幅より広い場合は、左右にスクロールして確認できます。
| 教材 | 主な役割 | 気をつけること |
|---|---|---|
| テキスト | 科目の理解と全体像 | 受験年度の版か |
| 分野別の問題集 | 論点ごとの判断の練習 | 誤りの肢の解説があるか |
| 公式の過去問 | 本試験の形式と時間配分 | 出題時の制度と今の制度を分ける |
この節・表の確認資料: 社会福祉振興・試験センター 出題基準(確認日 2026年11月6日)/社会福祉振興・試験センター 過去の試験問題(確認日 2026年11月6日)
06公式の過去問は無料
試験センターは、過去の試験問題をホームページで公開しています。本試験の形式や文章の長さに慣れるには、まずこれを使えます。
公開されている正答は出題された年度のものです。制度が変わった問題は、今の制度で答えが変わることがあります。
過去問は、年度ごとに125問を時間を計って解くと、本番の時間配分の練習になります。
07厚生労働省の学習テキスト
厚生労働省は、介護分野の学習テキストを公開しています。介護の基本的な考え方や技術を確かめるのに使えます。
試験対策の教材ではないので、試験の範囲は出題基準で確かめ、補助の資料として使います。
学習テキストは、介護の基本的な考え方を確かめるのに向いています。試験の範囲と重なる部分を読むと、テキストの説明の理解が深まります。
08何冊そろえるか
テキスト1冊と分野別の問題集1冊を軸にし、公式の過去問で形式を確かめる組み合わせで足ります。
冊数を増やすより、同じ教材で間違えた所を繰り返すほうが、復習が回ります。
同じ問題集を2回、3回と解くと、2回目以降は間違えた問題だけを解けばよくなり、1回あたりの時間が短くなります。
問題集を変えるときは、前の問題集で間違えた問題の傾向を書き出し、同じ分野を新しい問題集で確かめます。
09Webの一問一答と組み合わせる
紙のテキストは全体を見渡すのに向き、Webの一問一答はすき間時間に判断を繰り返すのに向いています。
合トレでは、介護福祉士の範囲を80の論点と一問一答で学べます。紙で読み、その日のうちに一問一答で確かめる流れにすると、教材の数を増やさずに済みます。
紙とWebのどちらを中心にするかは、学習する時間と場所で決めます。通勤の時間が長い人はWeb、まとまった時間が取れる人は紙が向いています。
10パート合格がある人の教材
第38回でパート合格した人は、第39回では不合格だったパートだけを受けられます。受けるパートの科目を扱う教材に絞れます。
パートの科目の範囲は、試験センターの案内で確かめます。
パート合格がない人は、全パートの範囲を一巡する必要があります。
11買う前の確認の順番
書店や通販で教材を選ぶときは、版の年度、出題基準への準拠、11科目群の網羅、問題の解説の深さの順に確かめます。
迷ったら、1冊を決めて使い始め、足りない部分だけを別の教材で補います。
どの教材にも長所と短所があります。足りない部分は、一問一答や公式の過去問で補うと考えれば、1冊目の選び方に迷いすぎずに済みます。
1冊を最後まで使い切ることが、教材選びのいちばんの目標です。
12教材が決まったら
教材が決まったら、試験日から逆算して週の計画を立てます。
計画の立て方は、勉強時間の記事でまとめています。
教材を選ぶのに時間をかけすぎないことも大切です。迷ったら、まず1冊で一巡を始めます。
よくある質問
介護福祉士のテキストはどう選べばよいですか?
受験する年度の版で、出題基準に沿い、11科目群をすべて扱っているものを選びます。
問題集は何冊必要ですか?
分野別の問題集1冊と公式の過去問で足ります。同じ教材を繰り返すほうが効果的です。
無料で使える公式の教材はありますか?
試験センターの過去の試験問題と、厚生労働省の介護分野の学習テキストがあります。
前の年度のテキストは使えますか?
制度や統計が変わっている範囲があるので、変更を別の資料で確かめてから使います。
過去問の正答は今も正しいですか?
出題された年度の正答です。制度が変わった問題は、今の制度で答えが変わることがあります。
一問一答だけで合格できますか?
一問一答は判断の練習に向いていますが、五肢択一と時間配分の練習も必要です。
この記事の参照元
法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。