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宅建「法令上の制限」の覚え方|難しい数字暗記は比較表で整理する

法令上の制限は、なじみのない法律名と数字が続くため、最初は難しく感じやすい分野です。しかし、区域・行為・規模・手続の順に条件を揃えると、問題文から必要な数字を探せるようになります。この記事では、令和4〜7年度の本試験を当サイトで分類した結果と2026年度の法令基準日を踏まえ、頻出の数字を混同せずに覚える手順を具体化します。

公開日
2026年7月31日
更新日
2026年8月2日
読了目安
16
区域別の面積基準を比較する表と定規を右側に配置した記事カバー
先に結論

法令上の制限は、制度ごとに「どの区域で・何をすると・どの規模から・許可か届出か」を同じ順番の表に揃え、数字を場面とセットで覚えます。まず開発許可の面積基準、農地法3・4・5条、国土利用計画法の届出面積から固め、8問中6点前後を学習上の目安にします。

この記事でわかること

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます

  • 法令上の制限8問の出題内訳と、優先して固める法律
  • 開発許可・農地法・国土利用計画法の頻出数字の覚え方
  • 似た数字を混同しないための比較表の作り方
  • 直前期に暗記を仕上げる回し方

01結論:法令上の制限は「理解より整理」で得点源になる

法令上の制限が難しいと感じるのは、能力の問題ではなく、学び方が分野の性質に合っていないことが原因です。都市計画法、建築基準法、農地法、土地区画整理法、盛土規制法、国土利用計画法と、日常生活で触れない法律が短い章に次々と登場し、区域名と数字が文章のまま流れていくため、読むだけでは記憶に残りません。

令和4〜7年度の公表問題を当サイトで分類すると、「どの区域で」「誰が」「何をすると」「どの規模から」「許可か届出か」の組み合わせを問う選択肢が繰り返されています。制度の背景を一度確認したら、判断に使う条件を同じ順番で表に揃える作業へ移ります。ここでいう整理は丸暗記ではなく、問題文の条件と表の列を対応させることです。

条件が整理できると、区域と行為を先に拾い、該当する規模と手続を照合できます。この記事では、直近4年度の内訳、2026年度の法令基準日、頻出数字の覚え方、比較表の作り方、誤答の直し方の順で手順を具体化します。

  1. 1.8問の出題内訳を知り、優先する法律を決める
  2. 2.開発許可・農地法・国土利用計画法の数字を先に固める
  3. 3.制度ごとに「区域・行為・規模・要否」の比較表を作る
  4. 4.○×問題で、数字を場面ごと思い出す練習をする
  5. 5.直前1〜2週間は暗記表を短時間で毎日回す

028問の出題内訳|どの法律を優先するか

当サイトが不動産適正取引推進機構の公表問題を分類したところ、令和4〜7年度は問15から問22までの8問が法令上の制限でした。問15・16は都市計画法、問17・18は建築基準法、問19は盛土規制法(令和4・5年度は改正前の宅地造成等規制法)、問20は土地区画整理法、問21は農地法、問22は国土利用計画法という配置です。これは過去4年度の実績であり、2026年度の出題を保証するものではありません

この実績を学習順へ置き換えると、まず都市計画法と建築基準法で土台を作り、農地法と国土利用計画法は比較表で判断できる状態にします。土地区画整理法と盛土規制法は、手続の時系列と区域ごとの規制を優先します。6〜7点という数字も合格保証ではなく、学習範囲を決めるための目安です。

年度別に50問を通して解く前に、法令上の制限だけを4年度分並べてください。どの語句が入れ替えられ、どの数字が別制度から借りてこられるかが見えます。その後に年度別演習へ戻ると、分野を切り替えながら同じ判断ができるかを確認できます。

法令上の制限8問の出題内訳の目安
法律出題数の目安頻出論点対策の型
都市計画法2問開発許可、区域区分、地域地区、都市計画の内容開発許可の面積基準と許可不要行為を表で固定
建築基準法2問建築確認、道路・接道義務、用途制限、建ぺい率・容積率区域と規模の組み合わせを整理し、計算は手順で覚える
農地法1問3条・4条・5条の許可と届出3つの条文を1枚の比較表にする
土地区画整理法1問仮換地、換地処分、建築行為の制限手続の時系列に沿って効果を整理
盛土規制法1問規制区域、許可・届出、土地所有者等の責務区域名と手続の対応を確認
その他1問国土利用計画法の事後届出など届出面積と届出義務者を暗記

032026年度は2026年4月1日現在の法令で数字を確認する

宅建試験で出題の根拠となる法令は、試験を実施する年度の4月1日現在で施行されているものです。2026年度なら、2026年4月1日現在の条文と政省令が基準になります。法律名が同じでも、古い教材では対象となる建築物、許可権者、手続の例外が現在と異なることがあるため、年度表示だけでなく改訂時期も確認します。

数字表を作る前に、教材の奥付、法改正欄、正誤表の3点を確認してください過去問は出題当時の法令で作られており、不動産適正取引推進機構も法改正によって現在の法律と一致しない場合があると案内しています。古い問題をそのまま正誤判定するのではなく、現行法対応の解説で結論を上書きします。

改正確認が必要な問題には、解答の横へ「基準日確認」と一言だけ残します。ノートへ条文を丸ごと写す必要はありません。現在の結論、変わった条件、参照した公式資料の3点が分かれば、直前期に古い数字へ戻る事故を防げます。

04数字暗記の型①:開発許可の面積基準は「線引き」を軸に覚える

法令上の制限の数字で先に固めたいのが、都市計画法の開発許可の面積基準です。令和4〜7年度は都市計画法が毎年2問出題されており、国土利用計画法の届出面積と数字を入れ替えた選択肢にも対応する必要があります。まず開発許可の基準を場面とセットで固定します。

覚える軸は「線引きの内か外か」です。市街化区域は原則1,000㎡以上ですが、三大都市圏の既成市街地・近郊整備地帯等は500㎡以上です。市街化調整区域は原則として規模を問わず許可の対象、非線引き都市計画区域と準都市計画区域は3,000㎡以上、両区域の外は1ha以上です。市街化区域を一律1,000㎡と覚えると、500㎡基準を問う選択肢で誤ります。

さらに、開発許可権者は条例で市街化区域、非線引き都市計画区域、準都市計画区域の基準を300㎡まで引き下げられます。表は国の原則を示すものと位置付け、問題文に条例の記載があれば、その条件を優先します。数字だけで判断せず、区域が三大都市圏の対象か、条例による引下げがあるかまで確認してください。

問題を解くときは、面積の前に「開発行為に当たるか」「許可不要の行為ではないか」を確認します。開発行為は、主として建築物の建築や特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更です。定義に当たらなければ、基準面積を超えているという理由だけで開発許可が必要にはなりません。

  • 市街化区域は三大都市圏の一定区域500㎡、その他1,000㎡を分ける
  • 市街化調整区域は原則として規模を問わず許可の対象
  • 条例により、市街化区域等の基準が300㎡まで引き下げられる場合がある
  • 面積より先に、開発行為の定義と許可不要の例外を確認する
開発許可が必要となる面積基準(国の原則)
区域許可が必要となる規模
市街化区域(三大都市圏の既成市街地・近郊整備地帯等)500㎡以上
市街化区域(上記以外)1,000㎡以上
市街化調整区域原則として規模を問わず必要
非線引き都市計画区域3,000㎡以上
準都市計画区域3,000㎡以上
都市計画区域・準都市計画区域のいずれでもない区域1ha(10,000㎡)以上
画像で覚える

頻出論点を一枚で思い出す

画像を見た後は、論点解説と○×問題で判断条件まで確認できます。

05建築確認は数字の前に「建物・行為・区域」を分ける

建築基準法の建築確認は、建物の用途・構造・階数・延べ面積だけでなく、新築、増築、改築、移転、大規模な修繕・模様替え、用途変更のどの行為かによって判断が変わります。数字の一覧を先に暗記すると、別の行為に同じ基準を当てはめてしまいます。最初の列を「建物」、次を「行為」、最後を「区域」に固定してください。

2025年4月施行の改正では、建築確認の対象区分や審査の扱いが見直されました。2026年度対策では、改正前の表をそのまま使わず、2026年4月1日現在の法令に対応した教材で対象建築物を確認します。古い過去問は、問われている原則が現在も同じかを解説で確かめてから復習対象にします。

本番では、問題文の数値へすぐ線を引かず、用途、階数、床面積、区域、行為を余白へ順に書きます。そのうえで暗記表の一行と照合します。間違えたときも「数字を忘れた」だけで終えず、「用途変更の対象を新築と混同した」のように判断のどの列でずれたかを残すと、次の問題へ修正が効きます。

  • 建物の用途・構造・階数・延べ面積を分ける
  • 新築か、増改築か、用途変更かを先に判定する
  • 2026年度対応教材で改正後の対象区分を確認する

06数字暗記の型②:農地法は3・4・5条を1枚の表で覚える

令和4〜7年度は農地法が毎年1問出題されました3条・4条・5条を別々に読むと混乱しますが、「権利が動くか」「農地でなくなるか」の2つの軸で並べると、1枚の表に収まります。この4年度の配置が今後も続く保証はないため、問題数ではなく3つの条文を判別する手順を覚えます。

3条は、農地を農地のまま売買・貸借するなど権利だけが動く場面で、許可権者は農業委員会です。4条は、自分の農地を自分で農地以外に転用する場面、5条は、転用目的で権利を移す場面で、いずれも許可権者は都道府県知事等です。「農地のままなら農業委員会、農地でなくすなら知事等」と対応させると迷いません。

重要な例外が市街化区域内の特例です。市街化区域内の農地について4条・5条の転用を行う場合は、あらかじめ農業委員会へ届け出れば許可は不要になります。一方、3条にはこの特例がなく、市街化区域内でも許可が必要です。過去問では、この4条・5条と3条の非対称を入れ替えた選択肢を確認します。

  • 「農地のままなら農業委員会、転用が絡めば知事等」と対応させる
  • 市街化区域内の届出特例は4条・5条のみ。3条には適用されない
  • 問題文では、当事者より先に「権利移動か転用か」を判定する
農地法3条・4条・5条の比較
条文場面権利移動転用原則の手続市街化区域内の特例
3条農地を農地のまま権利移動ありなし農業委員会の許可特例なし(許可が必要)
4条自分の農地を転用なしあり都道府県知事等の許可あらかじめ農業委員会に届出すれば許可不要
5条転用目的で権利移動ありあり都道府県知事等の許可あらかじめ農業委員会に届出すれば許可不要
画像で覚える

頻出論点を一枚で思い出す

画像を見た後は、論点解説と○×問題で判断条件まで確認できます。

07数字暗記の型③:国土利用計画法の届出面積は開発許可と並べて覚える

国土利用計画法の事後届出は、市街化区域2,000㎡以上、市街化区域以外の都市計画区域5,000㎡以上、都市計画区域外10,000㎡以上が法定面積です。土地売買等の契約を締結した場合、権利取得者が契約締結日から起算して2週間以内に、市町村長を経由して都道府県知事等へ届け出ます。面積、届出者、期限を別々にせず、1行で覚えてください。

つまずきやすいのは開発許可との混同です。市街化区域だけでも、開発許可は三大都市圏の一定区域500㎡、その他1,000㎡が国の原則で、国土利用計画法の事後届出は2,000㎡です。制度名を隠して数列だけを暗記せず、「土地を造成する開発許可」と「土地取引を届ける国土利用計画法」の行為を表の先頭へ置きます。

一つの契約の面積が基準未満でも、一連の計画の下で取得する一団の土地が法定面積以上になる場合は、買いの一団として届出が必要になることがあります。個々の契約面積だけを見て判断しない点も過去問対策に含めます。問題文では、複数の土地を一体利用する計画と取得者が共通しているかを確認してください

  • 届出をするのは権利取得者(買主側)。契約締結後2週間以内
  • 開発許可は開発行為、国土利用計画法は土地取引と目的から分ける
  • 買いの一団では、個々の契約が基準未満でも一体利用する総面積を確認する
国土利用計画法の事後届出が必要となる面積
区域届出が必要となる面積
市街化区域2,000㎡以上
市街化区域以外の都市計画区域5,000㎡以上
都市計画区域外10,000㎡以上

08土地区画整理法は仮換地から換地処分までを時系列で覚える

土地区画整理法は、用語を単独で覚えるより、工事中の仮換地と事業完了時の換地処分を一本の時間軸へ置く方が判断しやすくなります。仮換地は工事を進める間に使用する土地を指定する段階で、換地処分は最終的な土地関係を確定する段階です。まず、この役割の違いを一文で説明できるようにします。

仮換地が指定された後は、従前の宅地を使用収益できる者が、指定された効力発生日から仮換地を使用収益できるのが基本です。一方、従前の宅地は使用収益できなくなります。工事の都合で仮換地をまだ使えない場合には使用収益開始日が別に定められるため、問題文では指定日と開始日が同じかを確認します。

換地処分は公告があった日の翌日から効力を生じる、という時点も表へ入れます。過去問を解くときは、誰の土地かという所有関係だけでなく、仮換地指定前、指定後、換地処分公告後のどの時点かへ印を付けてください。時系列が決まれば、使用収益できる土地と手続の相手を絞れます。

  1. 1.仮換地が何のために指定されるかを確認する
  2. 2.指定の効力発生日と使用収益開始日を分ける
  3. 3.換地処分公告の翌日から生じる効果を確認する

09盛土規制法は区域名から許可・届出の順に判定する

盛土規制法は、旧宅地造成等規制法から規制対象と区域が広がった制度です。宅地造成等工事規制区域と特定盛土等規制区域のどちらか、行為が宅地造成・特定盛土等・土石の堆積のどれか、規模が基準に当たるかの順で確認します。数字だけを抜き出すと、別の区域や行為の基準と混同します。

令和4・5年度の問19は改正前の宅地造成等規制法を前提にしており、令和6・7年度は盛土規制法を前提にしています。古い年度の正解番号をそのまま反復せず、制度名と区域が現行法でどう変わったかを2026年度対応教材で確認してください。比較する目的は旧制度を覚え直すことではなく、古い問題の条件を現行法へ誤って持ち込まないことです。

暗記表は「区域・行為・規模・許可か届出か・行為者」の5列にします。問題文に区域指定がないのに、規制区域内の基準を機械的に当てはめていないかも確認します。最初の一巡では具体的な規模をすべて埋めず、過去問で出た条件から加えると、似た数字だけの大きな表になりません。

10比較表の作り方と、直前期の回し方

ここまでの3つの型に共通するのは、数字を単独で覚えず、「制度名・区域・行為」とセットの表にしていることです。この作り方は他の論点にもそのまま使えます。

法令上の制限の数字問題を区域、行為、基準数字、手続の順に判定する流れ
図解数字だけを覚えず、区域、行為、基準数字、許可・届出の順で同じ比較表をたどります。拡大して見る ↗

10.1比較表は「列の順番」を全制度で固定する

自分で表を作るときは、縦に制度、横に「区域・行為・規模・許可か届出か・例外」の順で列を固定します。どの制度でも同じ順番で埋めると、問題文を読む順番も同じになり、本番で条件を拾う速度が上がります。

表は作って終わりにせず、翌日に白紙へ再現します。全部書ける必要はなく、思い出せなかったマスだけに印を付ければ、次に覚えるべき箇所が特定できます。数字カードを作る場合も、表側に「市街化区域で開発行為をする場合」のように場面を書き、裏に数字を書く形式にします。数字だけのカードは、本番で「どの制度の数字だったか」を思い出せなくなります。

  • 列は「区域・行為・規模・要否・例外」で固定する
  • 翌日に白紙へ再現し、書けなかったマスだけ復習する
  • カードは場面を表、数字を裏にする

10.2直前期は「暗記表10分+○×10問」を毎日回す

直前期は、新しい表を増やすより、すでに作った表を問題から思い出す回数を増やします。学習計画の一例として、試験2週間前からは、暗記表の確認10分と法令上の制限の○×問題10問を毎日のセットにします。時間や問題数は学習上の目安であり、自分の誤答数に合わせて調整してください。

○×問題では、正誤だけでなく「どの数字・どの区域を根拠に判断したか」を口に出します。誤答した問題は、表の該当マスへ戻って印を付け、翌日にもう一度解きます。試験前日は新しい問題を増やさず、印の付いたマスだけを最終確認します。

11誤答は4種類に分け、戻る場所を固定する

法令上の制限の誤答をすべて「数字の暗記不足」にすると、毎回同じ表を最初から読み直すことになります。誤答は、制度の取り違え、区域の見落とし、数字・期限の再生失敗、例外の見落としの4種類に分けてください。分類できれば、次に戻る場所が一つに決まります。

制度の取り違えなら、開発許可と国土利用計画法のような比較表へ戻ります。区域の見落としなら、問題文の区域へ先に線を引いてから解き直します。数字・期限の再生失敗なら、表を閉じて該当行だけ白紙へ書きます。例外の見落としなら、原則の横に例外が発動する条件を一文で追記します。

正解した問題も、根拠を説明できなければ復習対象です。4肢のうち一つを偶然選べても、別の年度で主体や区域を入れ替えられると対応できません。「この選択肢は、市街化区域の転用なので4条の届出特例が使える」のように、制度・区域・行為を含む一文を作ってから正解扱いにします。

誤答の種類と次に行う復習
誤答の種類見分け方戻る場所次の確認
制度の取り違え別制度の数字を選んだ制度間の比較表行為の目的から制度を言う
区域の見落とし区域を読まず数字だけ見た区域を示す列区域へ先に線を引く
数字・期限の失念制度は分かるが数値が出ない該当する一行表を閉じて白紙再現
例外の見落とし原則だけで判定した原則の隣の例外列例外が発動する条件を言う

12今日やること:比較表を1枚確認して10問解く

最初に全法律の数字表を作る必要はありません。今日は開発許可、農地法、国土利用計画法のどれか一つを選び、この記事の表を閉じた状態で条件を再現してください。書けなかったマスへ印を付けたら、その制度の○×問題を10問解きます。10問という数は着手しやすくするための学習上の目安です。

採点後は、誤答を前節の4種類へ分けます。同じ数字をもう一度読むだけで終えず、制度、区域、行為、規模、手続のどこで判断を外したかを一文にします。翌日は印を付けたマスだけを白紙へ再現し、同じ問題を解き直してください。

3制度を一巡したら、令和4〜7年度の法令上の制限を年度別に解きます。分野別練習では思い出せた数字を、別分野の問題に挟まれた状態でも使えるかを確認する段階です。新しい暗記表を増やすのは、既存の表に載っていない条件で誤答したときだけにします。

  1. 1.開発許可・農地法・国土利用計画法から一つ選ぶ
  2. 2.表を閉じ、区域・行為・規模・手続を白紙へ書く
  3. 3.○×問題を解き、誤答を4種類へ分類する
  4. 4.翌日に印の付いたマスと同じ問題だけを再確認する

よくある質問

宅建の法令上の制限は何問出題されますか?

当サイトが公表問題を分類した令和4〜7年度は、50問中8問が法令上の制限でした。都市計画法2問、建築基準法2問、農地法・土地区画整理法・盛土規制法・国土利用計画法が各1問という配置です。今後の出題を保証するものではありませんが、6〜7点を学習上の目安にします。

法令上の制限はいつから勉強を始めればよいですか?

学習上の目安として、宅建業法の一巡と並行して週に数回触れる形で始めます。直前期だけに詰め込まず、比較表を早めに作り、問題から数字を思い出す練習を繰り返してください。試験2週間前から毎日短時間で反復するのも一例ですが、自分の誤答数に合わせて頻度を調整します。

法令上の制限は難しいので捨てても合格できますか?

令和4〜7年度と同じ8問構成を前提に全問捨てると、学習上の目標点を38点に置いた場合、残る42問で38点が必要になります。これは他分野で4問しか落とせない設計です。開発許可、農地法、国土利用計画法など比較表で整理できる論点から取り、分野全体を外さない方が現実的です。

数字がどうしても覚えられません。どうすればよいですか?

数字を単独で覚えず、「三大都市圏の一定の市街化区域で開発行為をする場合は500㎡以上」のように、制度名・区域・行為とセットにします。混同しやすい数字は並べて対比し、覚えた翌日に白紙へ表を再現してください。書けなかったマスだけを復習し、最後に○×問題で場面から数字を思い出します。

開発許可と国土利用計画法の面積はどう区別すればよいですか?

目的から分けます。開発許可は土地の区画形質を変更する開発行為、国土利用計画法は土地売買等の契約に対する届出です。市街化区域では、開発許可は三大都市圏の一定区域500㎡、その他1,000㎡が国の原則で、事後届出は2,000㎡です。制度名・行為・区域・面積を1行にして比較してください。

都市計画法と建築基準法はどちらから勉強すべきですか?

都市計画法から始めることをおすすめします。都市計画法で「どこに何を建ててよい場所か」という地図側のルールを押さえると、建築基準法の用途制限や建築確認が、その地図の上での建物側のルールとして位置付けやすくなるからです。

確認した公的情報

この記事の参照元

法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。